任天堂株式の5.01％をサウジの政府系ファンド・PIFが保有

　サウジアラビアの政府系ファンドであるパブリック・インベストメント・ファンド（PIF）が，任天堂株式を5.01％（約651万株）保有していることが分かったという。ロイターやブルームバーグ（※いずれも外部リンク）が5月18日付けの記事で伝えている。

　PIFは，サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が率いる政府系ファンド。PIFが関東財務局に提出した大量保有報告書によれば，保有目的は「純投資」となっている。

　サウジアラビアの政府系ファンドといえば，同じくムハンマド・ビン・サルマン皇太子が設立したMisk財団の所有する企業・Electronic Gaming Development Companyが，多くのSNKの株式を保有したことでも話題となった（関連記事。PDF※外部リンク）。PIFもゲーム関連株の取得を進めており，ネクソンやカプコン，コーエーテクモホールディングスの大量保有が判明しているとされている。

ロイターの「サウジ政府系ファンドＰＩＦ、任天堂株5.01％を保有＝大量保有報告書」ページ