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マーベラスが2022年3月期第2四半期の決算短信を公開。コンシューマ事業などの好調で前年同期36%増の売り上げを達成
売上高は2021年同期(94億1900万円)から36.3%増となる128億3800万円に,営業利益は同じく前年同期(16億9900万円)から70.7%増となる29億円(利益率22.6%)となっている。
オンライン事業は,経年や他社タイトルとの競争激化により長期運営タイトルの売り上げが前年同期の39億9800万円から29億5500万円に減少。一方,Steam版を発売した「牧場物語 オリーブタウンと希望の大地」が全世界累計出荷本数100万本を突破するなど,ゲームソフト販売やアミューズメントといったコンシューマ事業は売り上げを前年同期の39億円から79億9900万円と大幅に伸ばしている。これに音楽映像事業の好調も加わって,結果として全社で前年同期から増収増益になったとのことだ。
2022年3月期第3四半期以降における同社の取り組みとしては,オンライン事業で新作ゲームアプリ「千銃士:Rhodoknight」(iOS / Android)の近日サービス開始を予定しており,既存タイトルにおいても,さまざまなIPとのコラボ施策や周年イベントを実施するなど,売り上げの確保に努めるとのこと。
一方,好調のコンシューマ事業では,10月14日に国内向けで発売されたPS5版「The Riftbreaker(リフトブレイカー)」や,Xbox Series X / Xbox One向けで10月27日に発売され,PS4では11月25日発売予定の「牧場物語 再会のミネラルタウン」,2022年4月に北米欧州で発売される「ルーンファクトリー5」,アーケードゲーム「ポケモンメザスタ」で11月に稼働開始となる「スーパータッグ3弾」などが展開される予定だ。
「マーベラス」2022年3月期 第2四半期決算短信(PDF)
「マーベラス」公式サイト
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