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懐かしの漫画雑誌「わんぱっくコミック」掲載作品が電子書籍で順次刊行へ。8月配信は“マドゥーラの翼”“ファミコン突撃隊”などの5作品
わんぱっくコミック 1988年(昭和63年)11月号の表紙 |
わんぱっくコミックは1985年に臨時増刊として誕生し,1986年から月刊誌となった漫画雑誌。コロコロコミックやコミックボンボンなどと同様に小学生の年齢層をターゲットした雑誌で,「ゼルダの伝説」「スーパーマリオブラザーズ」を始め,当時人気のあったファミリーコンピュータ向けゲームを題材にした漫画,ゲームのコミカライズ,ゲーム攻略漫画などの作品が多く掲載された。その後は時代の流れと共に,ラジコンやシールを扱った漫画やオリジナル作品が中心の構成となった。
わんぱっくコミック・リバイバルとして8月に登場する作品は,もりけん氏の「マドゥーラの翼」,しごと大介氏とふくいかんじ氏による「ファミコン突撃隊」などの5作品。今後もどういった作品が電子書籍となって登場するのか,ぜひ注目しておこう。
徳間書店Webサイト
懐かしの漫画雑誌『わんぱっくコミック』が電子復刻、
「わんぱっくコミック・リバイバル」が順次刊行!
株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、昭和60〜64年に刊行していた漫画雑誌『わんぱっくコミック』をデジタル化して、シリーズ「わんぱっくコミック・リバイバル」として、掲載作品を電子書籍で単行本化して刊行いたします。
■配信開始日
2021年8月16日(月)※以後、毎月中旬に5点を配信予定
■配信価格
本体価格:900円(税込価格:990円)
『わんぱくコミック』(昭和63年11月号)表紙
『わんぱっくコミック』は昭和60年に臨時増刊として刊行した漫画雑誌で、昭和61年5月から本格的に月刊誌化いたしました。読者層は子供向けで、コロコロコミックやコミックボンボンなど小学生の年齢層をターゲットとしていました。当時はファミコンなどゲーム機文化が流行した時代だったので、ゲームのコミカライズ、ゲーム攻略漫画などを中心に構成され、このほかに時代を風靡したラジコン漫画も多く掲載されました。ゲーム文化のピークの後には、流行したシールをテーマとした漫画やオリジナル作品に主流が変わっていったのです。
8月配信作品紹介
1.魚戸おさむ「ぐわんばれ!!金太郎」(短編集:全5作)
テレビドラマ「家栽の人」で有名な魚戸おさむ先生の初期児童作品集。
(C)2021Osamu Uoto
2.田森庸介「無茶の猫丸」第1巻
少年剣士である猫丸が、猫姫を救うために魔界に挑戦して成長してゆく。
(C)YOHSUKE TAMORI 2021
3.寺川枝里子「ヤマブキ」第1巻
イリオモテヤマネコと和猫の合成(キメラ)獣「ヤマブキ」の古代犬たちとの壮絶な闘い。
(C)Eriko Terakawa 2021
4.もりけん「マドゥーラの翼」(短編集:全5作品)
王国の守護神として覚醒した王家の娘が、国を襲う魔王に敢然と挑む。
(C)2021もりけん
5.しごと大介+ふくいかんじ「ファミコン突撃隊」
編集部の舞台裏秘話。熱血編集長の下、ドタバタギャグの嵐!
(C)2021Daisuke Shigoto (C)2021Kanji Fukui
配信先(※一部書店は順次配信予定)
- Kindleストア(Amazon)
- 楽天Kobo電子書籍ストア
- BOOK☆WALKER
- honto
- ブックライブ
- コミックシーモア
- ebookjapan
- Renta!(パピレス)
- DMMブックス
など電子書籍を販売するネット書店にて配信予定です。
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