業界動向
任天堂,通期純利益は過去最高を更新へ。2021年3月期第2四半期の決算で通期の業績予想を上方修正
それによれば2020年4月1日〜9月30日の連結業績は,売上高が7695億円(前年同期比73.3%増),営業利益が2914億円(同209.3%増),経常利益が2975億円(同249.3%増),親会社株主に帰属する四半期純利益が2131億円(同243.6%増)で増収増益。
なお任天堂は2021年3月期通期の連結業績予想を上方修正している。これにより,当期純利益の予想は前回発表予想値の2000億円から1000億円増の3000億円となり,これは過去最高だった2009年3月期の2790億円を上回る数字となっている。
※以下,画像は2021年3月期第2四半期 決算説明資料より
モバイルビジネスでは,前期までに配信済みのアプリを多くの人が継続して楽しんでいるとのことで,モバイル・IP関連収入などの売上高は267億円(前年同期比33.9%増)となっている。
なお売上高7695億円のうち,海外売上高は5964億円で,海外売上高比率は77.5%。
今回の決算発表に合わせて,任天堂公式サイトの「ゲーム専用機販売実績」(リンク)および「主要タイトル販売実績」(リンク)が更新された。ゲーム専用機販売実績によれば,Switchの累計販売数量はハードが6830万台(参考までに3DSは7594万台)で,ソフトが4億5649万本。主要タイトル販売実績によれば,人気順に「マリオカート8 デラックス」が2899万本,「あつまれ どうぶつの森」が2604万本,「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が2110万本,これまでに販売されている。
任天堂公式サイトの株主・投資家向け情報ページ
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