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新作タイトルや趣向を凝らしたアトラクションが多数展開されたボードゲームイベント「すごろくや祭 2019」レポート
本イベントにはボードゲーム関連企業や店舗が多数出展しており,それぞれのブースではゲームの販売や,独自のアトラクションが展開。今年は昨年と比較して会場面積が約2.5倍となり,出展内容も非常に豪華なものになっていた。本稿においては,会場内の様子をお伝えするとともに,各ブースで展開されたアトラクションや展示の内容を,写真やキャプションを中心に紹介していく。
ボードゲームのお祭り「すごろくや祭 2018」が開催。会場で行われたボードゲームにまつわる講演の内容をレポート
2018年8月5日,東京浅草橋の東京卸商センターにて,ボードゲームの老舗ショップである「すごろくや」が主催するイベント,「すごろくや祭 2018」が開催された。本稿では,会場で行われたボードゲームにまつわる3つの講演の内容を紹介したい。
「すごろくや祭 2019」公式サイト
“すごろくや祭”の特徴は,やはり会場に椅子が存在しないという点だろう。来場者には特製の「どこでもスツール」が1脚ずつ配布されており,これを持ち歩くことで会場内の様々な催しに座って参加できる。個々のブースにスペースを持たせつつ,いつでも座って休息できるという一石二鳥の試みだ。
新作タイトルやアトラクションが楽しめる
イベントの主役「チャレンジゲームコーナー」
会場の中央部に用意された,ボードゲーム制作サークルや各種企業によるブースの集まりが「チャレンジゲームコーナー」だ。こちらではボードゲームに関するイベントや,趣向を凝らしたアトラクションなどが展開された。その中から,特徴的な展示を紹介していく。
◯ボードゲームの体験テーブル
会場には各ブースが展開するボードゲームを試遊できるテーブルが多数設置されていた。すごろくやのブースでは,9月に発売を予定しているHelvetiqの「チームアップ(Team UP!)」や,GRRRE Gamesの「ダニー(DANY)」といった新作も含まれており,来場者の多くが積極的に体験会に参加していた。
◯ゲームを活用したアトラクション
単純にゲームを遊ぶだけでなく,おなじみのタイトルにちょっとした“ひねり”を加えて楽しむアトラクション的なブースも。初心者でも短時間で楽しめるアトラクションはもちろん,ボードゲームの熟練者ほど熱中してしまう特殊ルールでの対戦が楽しめるブースも設置されていた。
ステージやフードコートも設置
ゲーマーには嬉しい“収納”に関する展示も
チャレンジゲームコーナーの周辺を囲む形で,各種の展示や物販なども設置。ゲームを補助する各種のグッズや,すごろくやが運営するミニショップ,こういったイベントには欠かせないフードコートなども用意され,ゲームプレイの合間に来場者が休む場所としても機能していたようだ。
以上が本イベントのレポートとなる。会場が大きくなったことでブースごとの間隔には余裕が生まれたが,それに合わせて来場者も前年に比較して増加したようで,会場は閉場時間まで賑わい続けていた。
“ボドゲのイベントといえばゲームマーケット”という印象が強いアナログゲームの世界だが,昨今ではこうした中規模のイベントも増え始めている。新たなゲームを楽しんでみたい人は,こうしたイベントを探して参加してみるのも面白いだろう。
「すごろくや祭 2019」公式サイト
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