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マリオやポケモンのキャラクター監修を務めた小田部羊一氏のトークショーが,10月13日に京都マンガミュージアムで開催
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印刷2018/09/28 18:21

イベント

マリオやポケモンのキャラクター監修を務めた小田部羊一氏のトークショーが,10月13日に京都マンガミュージアムで開催

 2018年10月13日に京都国際マンガミュージアムで,「小田部羊一氏トークショー 〜ハイジからチエ、そしてマリオへ〜」が開催される。

 アニメーター,キャラクターデザイナーとして知られる小田部氏は,「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などのアニメ作品に携わったのちに任天堂に入社し,マリオポケモンなどのキャラクターの監修を担当したという経歴を持つ人物だ。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / マリオやポケモンのキャラクター監修を務めた小田部羊一氏のトークショーが,10月13日に京都マンガミュージアムで開催

 トークでは,アニメーターとして高畑勲監督のアニメ作品を,またキャラクターデザイナーとして任天堂の取り組みなどを語るとのこと。
 さらに,魅力的なキャラクター作り方など,現役クリエイターにも役立ちそうな話題も予定されている。素朴なドット絵に始まり,今や世界的なキャラクターに成長したマリオやポケモンがどのようにして磨き上げられていったのか。ゲーマーにとって興味深い話がいろいろと聞けそうだ。
 参加には事前の申告が必要なので,興味のある人は以下のリリース文を参照してほしい。申込みの締切は10月11日となっている。

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>



「小田部羊一氏トークショー 〜ハイジからチエ、そしてマリオへ〜」
京都国際マンガミュージアムにて開催!

数々の人気キャラクターはいかにして生まれてきたのか
伝説のクリエイターがキャラクターデザインの魅力について語る

京都クロスメディア推進戦略拠点は、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)、株式会社ワンビリング(京都府精華町)と共催で、「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「じゃりン子チエ 劇場版」など数々の名作を手がけられ、のちに活躍の場を任天堂に移し、マリオやポケモンなどのキャラクターを監修された、キャラクターデザイナー・アニメーターの小田部羊一氏をお招きし、アニメーターとして高畑勲作品を、キャラクターデザイナーとして任天堂での取り組みなどを語って頂くトークイベントを開催します。

魅力的なキャラクター作りや、アニメにもゲームにも共通するキャラクターを動かす上での大切なことなどクリエイティブに役立つ話、他では聞けない貴重なお話の数々が直接聞けるまたとない機会です。アニメ・ゲーム業界で活躍中の方、業界志望の方、教育関係者のみならず、どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

日時:2018年10月13日(土)13時00分〜16時30分(受付開始 12時30分)

会場:京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6(京都市中京区烏丸通御池上ル)
アクセス→https://www.kyotomm.jp/access/

費用:無料
※但し京都国際マンガミュージアム入場料別途必要
(大人800円、中高生300円、小学生100円)


参加方法:事前申込制
コチラのWebサイトよりお申込み下さい。
http://crossmedia.kyoto/seminar_event/20181013
(申込締切 2018年10月11日(木)17:00)

プログラム:
<第1部> 高畑勲氏と共に ハイジ・三千里〜じゃりン子チエ 劇場版
小田部氏がキャラクターデザイナーとしてだけではなく、作画監督、アニメーターとして高畑勲氏と共に作ってきたアニメ作品について振り返ります。

<第2部> アニメからゲームへ 任天堂での21年間
アニメ業界から当時はドット画だったゲームの世界へ。任天堂での21年間。
当時のアニメ技術が未熟だったゲームの世界に転身したわけは?当時のこと、これからの業界のこと、そして京都という風土についても語っていただきます。


登壇者
小田部羊一氏(キャラクターデザイナー・アニメーター)
1936年台湾台北市生まれ。1959年、東映動画株式会社(現:東映アニメーション)へ入社。「空飛ぶゆうれい船」(1969)で初の劇場作品作画監督。東映動画退社後、高畑勲、宮崎駿と共にメインスタッフとして「パンダコパンダ」(1972)「アルプスの少女ハイジ」(1974)「母をたずねて三千里」(1976)のキャラクターデザイン・作画監督を担当。「じゃりン子チエ」(1981)でキャラクターデザイン・作画監督。1985年、開発アドバイザーとして任天堂株式会社に入社。「スーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスター」シリーズなどのキャラクターデザイン及びアニメーション映像の監修。2007年任天堂退社後フリー。2015年度第19回文化庁メディア芸術祭で功労賞を受賞。著書に『小田部羊一アニメーション画集』(アニドウ)、『『アルプスの少女ハイジ』小田部羊一イラスト画集』(廣済堂出版)他。

藤田健次氏(株式会社ワンビリング 代表)
電子書籍アニメ原画集 E-SAKUGA企画・制作・販売。東映アニメーション60周年記念ドキュメント「僕とアニメと大泉スタジオ」(BSフジ)企画・監修。アニメビジネス情報番組「ジャパコンTV」(BSフジ)企画・監修。東京都主催 東京国際アニメフェア(現:アニメジャパン)公式サイト プロデュース・運営。世界初インターネット配信映画「好き(‘90:主演:田中麗奈)」インターネット配信総括プロデュース。

應矢泰紀氏(京都国際マンガミュージアム 研究員)
大阪府生まれ。京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター研究員で、主に展覧会やイベントを企画運営している。アニメーションやゲームにおける表現の研究活動を行う傍ら、その研究結果を元にしたアニメーションを制作している。

主催:京都国際マンガミュージアム、株式会社ワンビリング
共催:京都クロスメディア戦略推進拠点(KCROP)、京都府、京都市、公益財団法人京都産業21、京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進協議会
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