
プレイレポート
セガ設立60周年の特別企画「地球UFOキャッチャー」をプレイ。地球規模のUFOキャッチャーで,セガゆかりのデジタルプライズをキャッチせよ!
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「地球UFOキャッチャー」は,スマートフォンで遊べる無料のブラウザゲームだ。なんと地球規模(!)の大きさまでスケールアップした「UFOキャッチャー」で,セガの新旧コンテンツを模した全139種類のデジタルプライズを集めて楽しむというものだ。筆者も実際に遊んでみたので,紹介しよう。
「地球UFOキャッチャー」公式サイト
UFOキャッチャーは,セガが1985年にアミューズメント施設に送り出したプライズゲーム機だ。ボタンで筐体内のアームをうまく動かして景品を取るというプライズゲームの定番マシンとして,登場から30年以上が経過した現在もその後継シリーズが稼働している。
昨年とおととしに行われた「セガフェス」では,参加者自らがクレーンのアームになって景品を取る「BIG UFOキャッチャー」や「MEGA UFOキャッチャー」という“世界最大級のプライズゲーム機”をうたうアトラクションが登場していたが,今年はオンラインの世界に,地球規模の巨大なUFOキャッチャーが登場したことになる(関連記事1 / 関連記事2)。
ゲームはスマートフォンのブラウザで遊ぶもので,専用のアプリをダウンロードする必要はない。推奨環境は,iOS 12.0 以上/Safari または Chrome 最新版,Android 7.0 以上/Chrome 最新版となっている。またログインのために,FacebookまたはTwitterのアカウントが必要だ。
![]() 登録は必要ないが,ログインにはSNSのアカウント連携を必要とする |
![]() 位置情報をオンにすると,後述の「チャレンジマップ」に反映される。オフでもプレイは可能だ |
ルールは簡単で,手持ちの「ノーマルコイン」を1枚使ってボタンを押すと,宇宙空間から地球に向けてアームが伸びて,巨大なカプセルをキャッチ。その中にはセガゆかりのデジタルプライズが入っている。何が出るかは運次第のガチャ的な遊びで,クレーンの操作等の技術は必要ない。
ちなみにゲーム中のBGMとして流れているのは,メガドライブの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の最終ステージ「SCRAP BRAIN ZONE」のBGMで,1991年に登場した「ニューUFOキャッチャー」でも流れていたもの。当時を知る人には懐かしい演出だ。
![]() 1回につきノーマルコインを1枚消費。手持ちが4枚以下になると10分ごとに1枚復活する |
![]() 超巨大なアームが地球上に伸びていき,カプセルをキャッチする |
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キャッチしたプライズは,サービス期間中に「マイデジタルプライズ」の画面にストックされ,その画像と詳細を閲覧することができる。デジタルプライズは,セガの歴史上に刻まれたゲームソフト,キャラクター,アーケードゲーム機,家庭用ゲーム機,アミューズメントスポットなど,全139種類を用意。手に入れてないものもシルエットで表示されているので,セガファンならば「アレかも!?」と想像できるかもしれない。
![]() ご存じ,セガを代表するキャラクター,ソニック。映画の主人公にもなった,世界で最も有名なハリネズミだ |
![]() 栄光のセガ家庭用ゲーム機の第1号の「SG-1000」! 1983年生まれで,パソコン機能のある「SC-3000」と同時発売された |
![]() なんとセガ直営のアミューズメントスポットの姿も。こちらは秋葉原の中央通りに沿いにあるセガ秋葉原3号館だ |
![]() 池袋と秋葉原の名物(!?)になりつつある「セガの鯛焼き」まで! 皮が柔らかいタイプの鯛焼きで中身の味も豊富 |
![]() 1980年代にゲームセンターで人気を誇った「体感ゲーム」の代表作「アフターバーナーII」の筐体。オールドゲーマーは全機種集めたい! |
![]() 先日「ミクロ」が発表され話題となった「ゲームギア」は、カラー画面の携帯ゲーム機。チューナーがあればTVも視聴できた |
![]() アトラスのロゴやキャラクターも登場。このロゴは2014年にブラッシュアップされ,現在まで使われているもの |
![]() 「ぷよぷよ」!? と思いきや,セガトイズの人気おもちゃ「WHO are YOU?」だった。洗うと別の姿に変身するのだ |
またゲームを始めるときに,スマートフォンの位置情報設定をオンにしておくと,自身がプライズをキャッチした大まかな場所が登録され,全プレイヤーが閲覧できるゲーム内の「チャレンジマップ」に表示される。このチャレンジマップ上にまだ持っていないプライズがあるときはそれがシルエットで表示されるのだが,これらをタップするとミニゲームをプレイできるようになっている。
![]() チャレンジマップには,全国のプレイヤーがキャッチしたプライズの場所が表示される |
![]() 意外な場所にプライズが表示されることも。このマップを見るのも結構楽しい |
チャレンジマップでのプライズ獲得には,緑色の「チャレンジコイン」を1枚消費する。ミニゲームでは,画面を連続してタップして制限時間内にゴールまでたどり着くことで,プライズを手に入れられるのだ。
チャレンジマップのプライズはランダムではなく,シルエットを見て狙って取れるので,コレクションをより充実させることができるほか,エリア限定のプライズもある。実際にその場所に行けなくても,プライズを手に入れたプレイヤーがいればマップ上に表示され,キャッチできるチャンスができるというわけである。対象国は世界36か国にも及ぶので,地球のさまざまな場所でプライズがキャッチされている様子をぜひ見てみてほしい。
なお位置情報をオフにした場合でも,自分が撮ったプライズがチャレンジマップ上に表示されなくなるだけなので,ゲームプレイは可能だ。
![]() チャレンジコインで遊べるミニゲーム。画面を連続してタップし,時間内にゴールまでたどり着こう |
![]() 見事ゴールできれば,選んだプライズが手に入る |
ゲームプレイは完全無料で,課金要素はない。ノーマルコインは10分に1枚復活し,最大5枚までストックできる。特別な配布により5枚以上ストックすることもできるが,その間は時間経過による復活はしないので,どんどん使うことをオススメする。またチャレンジコインはUFOキャッチャーにて入手可能で,ストックの上限はない。
ゲームが遊べるのは2020年6月9日23:59までとなっている。プライズをすべて集めることができた人には,「地球UFOキャッチャーコンプリート記念メダル」が抽選で10名にプレゼントされるほか,このゲームがSNSでシェアされた回数によってプレイヤーにコインがプレゼントされる「拡散ボーナス」も実施中だ。この週末にぜひプレイして,セガ60年の歴史に触れてみてはいかがだろうか。
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「地球UFOキャッチャー」公式サイト
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