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ワイド画面好き垂涎? アスペクト比21:9で3440×1440ドットを実現した34インチ&29インチ液晶ディスプレイをLGが発表
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UM95シリーズは,2014年1月7日から米国ラスベガスで開催される家電見本市「International CES 2014」にて,これらの製品が披露されるとのこと。発売時期や価格は今のところ公表されていない。
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LG製でアスペクト比21:9のディスプレイといえば,2013年1月に4Gamerでレビューした「29EA93-P」を皮切りに,今までに4製品が国内で販売されているほか,DellやAcerからも,同サイズの製品が販売中だ。しかし,従来のアスペクト比21:9ディスプレイはいずれも解像度が2560×1080ドットであったため,「横はともかく,縦解像度はもっとほしい」という声を聞くことも少なくなかった。その声に応えたのかどうかはともかく,新しいUM95では縦解像度も1440ドットへと拡大されたのは喜ばしい。
そもそもゲーマー向けを謳っている製品ではないし,ゲームによっては,このアスペクト比での表示に対応していないものも少なくないのだが※,対応しているゲーム――最近では「バトルフィールド 4」がいい例だ――の場合,16:9アスペクトよりも臨場感のある画面表示が可能となるのは大きな強みだ。ゲーム以外のPC操作にも,高解像度の横長画面は役立つ。
かなりの高解像度ディスプレイなので,12月14日の記事にもあるように,4K解像度でも快適に表示できるくらいのグラフィックスカードを用意する必要に迫られるかもしれないが,21:9ワイド画面の臨場感を好みつつ,さらなる高解像度化を求めていたユーザーにとっては,なんとも待ち遠しい製品になりそうである。
※アスペクト比21:9非対応のゲームでも,「Flawless Widescreen」というツールを使うと,表示が可能になる場合もある。
LG Electronicsの当該プレスリリース(英語)
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