京都・みやこめっせにて2026年5月22日に開幕した
「BitSummit PUNCH」。14回目の開催となるインディーゲームの祭典は,本日(5月23日)から一般来場者向けのパブリックデイがスタートする。
BitSummitは,思うままに歩いても楽しいイベントだ。ただ,みやこめっせの2フロアを使った大きな会場だけに,「こんなところにもゲームがあったのか!」と,イベント終了後に「ぐぬぬ。見逃した」なんてこともよく起きる。
ブースはいくつかの大きなカテゴリに分かれており,場所もある程度まとまっている。それを少し知っておくだけでも回りやすくなるはずなので,本稿では
初日の様子をもとに「どこに何があるの?」をざっくりとだが紹介していこう。
本稿で何より伝えたいのは,
「会場のすみずみまで見てほしい!」ということだ。照明の加減やブースの密集具合で少し見えにくい場所もあるが,そういうところにも新たなゲームとの出会いがある。ふらっとのぞいた先で,思わぬ1本との出会いを楽しもう。
1F/3F「Developer / デベロッパ」
まず見ておきたいのが,「Developer / デベロッパ」。BitSummitのコアの部分であり,いちばん“らしい”場所と言っていいかもしれない。
ここには,オフィシャルセレクションに選ばれたタイトルが並んでいる。オフィシャルセレクションとは,BitSummitに応募された作品の中から選出されたタイトル群のこと。個人開発者や独立系スタジオがひしめき合う,イベントの見どころのひとつだ。
場所は1Fと3Fの両方にある。1Fはステージに向かって左奥,3Fはステージに向かって右奥あたり。長机がずらりと並び,そこにたくさんのゲームが出展されているので,会場に行けばすぐ分かるはずだ。
今年のタイトル数は120本以上。現地で気になったものを遊んでいくだけでもかなり楽しめるが,数が多いぶん事前に公式サイトの出展タイトル一覧を確認しておいた方が安心だ。今日(5月23日)参加するという人は出発前や移動中の電車などでチェックしよう。
1F/3F「INDIE PUBLISHERS / インディーパブリッシャ」
次に見ておきたいのが,「INDIE PUBLISHERS / インディーパブリッシャ」。1Fと3Fの壁沿いを中心に,インディーゲーム系のレーベルやパブリッシャがブースを構えている。
タイトルを並べるだけでなく,ブース自体の見せ方に力が入っているところも多い。作品の世界観に合わせた展示や,レーベルのカラーが出たブースもあるので,歩いているだけでも目に楽しい。
パブリッシャのブースには,発売前の注目作や,開催直前に発表されたタイトルが並んでいることもある。なかには,しれっと「これ初公開では?」という作品が置かれていることもあるので,見落とさないようにしたいところだ。
またインディーパブリッシャ/レーベル以外にも,ゲームメーカーの小規模タイトル,教育機関による展示,開発支援系の企業などもあり,「Developer」とはまた違った形でインディーゲームを支える取り組みを見ることができる。
3F「UNIQUE CONTROLLER / ユニークコントローラ」と学生制作,ゲームジャム
3F左奥にまとまっているのが,「UNIQUE CONTROLLER / ユニークコントローラ」。名前のとおり,独自コントローラを使った作品が並ぶ,BitSummitらしいカテゴリのひとつだ。
画面を見ただけでは分からない,触ってみて初めて分かる面白さがあるのがこのカテゴリ。普通のコントローラではない遊び方の作品が多いので,「なんだこれ!?」という出会いを求めるなら,ぜひ立ち寄ってほしい。
近くには,ゲームクリエイター甲子園関連の学生作品や,ゲームジャム系の展示もある。
こちらも手作り感ある個性的なゲームや若い作り手のチャレンジング無作品,や短期間で作られたゲームならではの勢いが感じられるゲームなどがたくさん並んでいるので,3Fを回るときはセットで見ておくとよさそうだ。
1F「BOARD GAME / ボードゲーム」とフードエリア,グッズ販売
1F右奥には「BOARD GAME / ボードゲーム」とフードエリア(Food)がある。休憩できる場所もあるので,歩き疲れたときに一息つくのにも便利だ。
同時期に東京で「ゲームマーケット」が開催されている影響もあってか,ボードゲームは例年よりややコンパクトな印象だが,気になるタイトルはしっかり並んでいる。休憩の前後に寄ってみるのがいいかもしれない。
グッズ販売(Merchandise)は,1Fに入ってすぐ右側の壁面にまとまっている。BitSummit公式グッズのほか,fYtOによる飯野賢治氏に関するアイテムの販売,ゲーム関連ストアの出展などがあり,BitSummit参加の記念として何か買いたい人はここをチェックしておくとよさそうだ。
なおパブリッシャやデベロッパなどの出展ブースでも,タイトルに関連したグッズを販売しているところがある。会場を回っている途中で思わぬアイテムに出会うこともあるので,そちらも見逃さないようにしたい。
1F/3F「Partner / パートナー,Sponsor / スポンサー,Organizer / オーガナイザー」
入場してすぐ目に入りやすいところに大きなブースを構えているのが,「Partner」「Sponsor」「Organizer」だ。
大手プラットフォーマーやメーカー,国内外のインディーパブリッシャ,各国・地域のゲーム関連団体などが出展している。1F,3Fともにエリアの中心に大きなブースを構え複数タイトルの試遊台や目立つ展示を行っているところが多い。
それぞれのブースでは,インディーゲームに関する取り組みや,各社・各団体のカラーが感じられるセレクトタイトルも紹介されている。今のインディーゲームシーンの広がりやにぎやかさを感じられる場所だ。
そのほかにもステージイベントや会場内企画がいろいろあるのでチェック!
このほか,1Fと3Fではステージイベントや配信企画なども行われている。ブースによってはノベルティ配布や試遊でもらえるアイテムなどもあるので,そのあたりもチェックしておきたい。
現地や公式サイトの会場マップとあわせて本稿を見ておくと,当日の動きはかなり楽になるはずだ。
そして最後にもう一度伝えたいのが,
「会場の隅々まで回って!」ということ。少し目立たない場所にも「こんなところに,こんなゲームが!」という出会いがあるはずだ。
4Gamer取材班も,引き続き会場を歩き回りながら,気になったゲームやブース,イベントの様子をレポートしていく予定だ。会場に足を運ぶ人もそうじゃない人も,こちらから発信をチェックしてくれるとうれしい。そして,それぞれのかたちでBitSummitを楽しんでください!