![]() |
本稿では日本最強の「サカつく」監督(プレイヤー)の座を賭けて行われた大会や,日本王者と香港王者が戦った「サカつく」国際親善試合の模様,イベント終了後にメディア向けに行われた同作のプロデューサー久井克也氏,ディレクター船越雅庸氏への囲みインタビューなどをお届けしよう。
「第1回 サカつく2026 最強監督決定戦 in Japan」は,「サカつく2025」でシリーズがリブートを果たしてからは初の開催となるオフラインイベントだ。会場となったセガには,「サカつく2026」公式Discordで行われた予選を突破した監督29名+観覧を希望したプレイヤーが招待され,日本王者を決める戦い+αを見守った。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
グループリーグ,決勝トーナメントを制して決勝戦まで勝ち上がってきたのは グループB代表のうたかた監督と,グループE代表のakataku監督の2人。
![]() |
![]() |
![]() |
2試合先取で行われた決勝戦の第1試合は,うたかた監督率いるバフィーズが前半開始早々に間接フリーキックのチャンスを獲得。これを本田圭佑がキック→ソン・フンミンがボレーで押し込むという流れで先制し,うたかた監督が後半60分過ぎまでリードした状態を維持する。
しかし後半60分過ぎ,両チームが選手交代のカードを切った直後にakataku監督のチーム,FCP☆レッツゴー!日体大!のN・ウィリアムズが左サイドを突破。ペナルティエリア内からの鋭いシュートでゴールネットを揺らし同点に持ち込むと,その後は延長後半まで試合は拮抗,決着はPK戦へともつれこむことに。
PK戦ではFCP☆レッツゴー!日体大!のGK,クルトワが躍動。バフィーズの5,6人目のシュートを止め,akataku監督に先勝をもたらした。
![]() |
決勝戦の第2試合は,1試合目とは打って変わって0-0のスコアで進行。しかし前半40分過ぎ,バフィーズのディフェンス陣が自軍ペナルティエリア内でボールをロストすると,FCP☆レッツゴー!日体大!側のソン・フンミンが冷静にシュートを放ち先制する。
後半に入ってもakataku監督のFCP☆レッツゴー!日体大!の勢いは止まらず,52分にN・ウィリアムズ,89分には再びソン・フンミンがゴールを決め,3-0で完勝。akataku監督が「サカつく2026」の初代最強監督の座に輝いた。
![]() |
![]() |
![]() |
さらに日本一の「サカつく2026」監督が決まった直後の会場では,本大会に先んじて香港で行われた大会で優勝,準優勝を果たした宮若梅監督,海のトリトン監督が登場。akataku監督,うたかた監督との「国際親善試合」も行われた。
![]() |
日本,香港の大会の準優勝者(うたかた監督vs.海のトリトン監督),優勝者(akataku監督vs.宮若梅監督)が1発勝負で対決した国際親善試合は,うたかた監督が2-0,akataku監督が2-1で勝利。日本代表の2人が試合を制して,イベントを締めくくった。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
「サカつく2026」プロデューサー久井克也氏,ディレクター船越雅庸氏囲みインタビュー
![]() |
――本日はお疲れさまでした,まずはイベントの感想をお願いします。
久井氏:
(配信の)最後で述べたとおりなのですが,多くのプレイヤーさんが遊んでくださってることや,プレイヤーさん同士でつながっている様子を今日実際に目にすることができたのは,今後の開発にとってもいい刺激になると思っています。
こういった大会は1回限りではないと考えていますので,開催する頻度や規模は未定ですが,今後もオフラインイベントは積極的に開催していきたいと,あらためて思いました。
船越氏:
本当に熱い試合が続いて,一つひとつのスキルの構成,発動のタイミング,一瞬の間で行われる読み合いなど,開発目線だと監督のみなさんがいろいろ考えていらっしゃることが分かる試合が多々ありました。
そのあたりの情報は6月9日のアップデートで,ある程度開示されていくのですが,その情報なしでもここまで積み上げてチームを作ってもらえていることに驚かされました。
久井氏:
オフラインでの大会開催は「サカつく2025」の開発に入ったかなり初期の段階からやりたいことの1つとして念頭に置いていました。ゲームが配信されたあとに配信などで「サカつく」を広げていきたいと思ったときに,eスポーツ的な盛り上がりを作りたいよねって。
でも実際にこういう形式のイベントが開催できたのは,リリース後にプレイヤーさんが盛り上げてくれた結果です。期待以上の内容の大会が見られました。
船越氏:
そうですね。たとえば準優勝したうたかた監督のチームには,けっこう配布キャラも入っていて,戦力として機能しているんですよ。しかもワンチャン狙いでもなく,すべてを取りこぼさない育成を経た,いろいろな積み重ねが見えるチームだったので。
ただ課金すれば強くなれるだけのゲームにはしたくないと思って作っていて,いろいろな攻略,かみ合わせがハマればいろいろなタイプのチームで勝てるというところを大事にしていたので,今回の結果はよかったです。
――今日は香港の大会で好成績を収めた監督もいらっしゃいましたが,日本と香港でプレイスタイルに違いを感じたりはしましたか。
船越氏:
フォーメーションの流行りみたいなものは明確に違いましたね。中央の選手の配置とか。今回のような大会に向けて突き詰めて研究してくるプレイヤーの中では,おそらくそれぞれが所属するギルド内で議論がなされていると思うんです。
その中で香港ならでは,日本ならではのトレンドがあるというのはなんとなく感じていて,そこの違いが国際親善試合では出たのかなと。
久井氏:
これから選手の配信やフォーメーションコンボの種類も増えていきます。そのあたりの組み合わせで,よりコミュニティごとや地域によってのトレンドみたいなものは生まれてきて,日本の中だけでも分化していくような流れが来るんじゃないかなと思っています。
――香港に「サカつく」コミュニティができたのは「サカつく2025」からですよね。そのわりには日本と遜色がないというか,成熟している感じがしました。
久井氏:
実は,香港には以前から「サカつく」ファンベースはあって,「プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド」にも一定数のプレイヤーがいらっしゃいます。ワールドワイドでリリースされた「サカつく2025」の前から,日本以外で「サカつく」の名前が通じる唯一の地域だったりするんですよ。
――なるほど。「サカつく」で対戦するコミュニティの下地があったと。
久井氏:
そうですね。香港ではFacebookのグループが日本の公式DiscordやXに近い役割を果たしていて,プレイヤー同士の交流が行われています。あとはもともと対戦ゲームが好きなプレイヤーが多いっていう,香港の地域性みたいなものも(「サカつく」で対戦することへの)後押しをしてくれているみたいです。
――今日のイベントでは,開発陣とお客さんとの距離感が近いことが印象に残りました。イベント終了後に何十人ものプレイヤーが,プロデューサーとディレクターである2人のもとにやってきて笑顔で会話しているというのは,運営型のタイトルでもなかなかない光景かなと。
久井氏:
実際に顔を合わせたのは今日が初めてなんですけど,DiscordやXではけっこうコミュニケーションを取っていたり,お互い名前は見かけたことがあるって関係なので,それがいい方向に働いているんだと思います。
――イベント終了後にお土産を渡している方もいました。リリースから1年,プレイヤーの期待に応える運営ができた結果の和気あいあいとした雰囲気なのかなと思いました。
船越氏:
開発者が前に出ないタイプのタイトルもあると思うのですが,ウチはプロデューサーとディレクター,両方セットで配信などに出ちゃっていて,運営に関することも積極的に言っていく,全面受け入れ態勢でやっているのが大きいと思いますね。
Discordのほうで「今日の大会であいさつさせてください!」みたいなメッセージもいただいたりしていたので(笑)。
――まもなく4年に1度の世界大会が開催されますが,そこに期待することは?
久井氏:
「サカつくロード・トゥ・ワールド」では,やっぱり世界大会きっかけで新規でプレイしてくださる方や復帰してくれる方が多いんですよ。なので「サカつく2026」でも,多くの新しいプレイヤーが流入してくれることへの期待はあります。そのために日本代表やMLSといった新たなライセンスも取っていますので,ぜひ期待していただければと思います。
船越氏:
6月9日に行われる大型アップデート内容に関しても,今も遊んでくれている方がサッカーに目がいっている周りの友達に「いま『サカつく』を始めてみるといいよ」と広めたくなるような環境を目指したいと思って,新要素の実装や既存のシステムの改良などを行いました。
リリース開始当初にあったトラブルなどは取り除かれていますし,ゲーム開始時に手に入るアイテムや,やり込み要素などはかなり増えていて,快適かつ深く遊びこめる内容になっていますので,ぜひ触ってみてほしいと思います。











































