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巨大タコやヘビの背をよじ登る。フラクタル構造を意識したアクションアドベンチャー「Chasing the Unseen」デモ版が配信中
本作は“少年を操作し,フラクタル構造のステージを探索して,巨大生物によじ登ったりしながら進む”シングルプレイゲームだ。
いわゆる「ワンダと巨像」系のテイストであるが,戦闘や破壊の要素はなく,純粋な巨大生物登山に焦点が置かれている。ゲーム進行もそれ自体が目的とのことで,例えば「タコの頭頂部に行け」などだろうか。
ステージは幾何学的な構造を意識して,神秘的な風景に寄せているという。そこに降り立った少年の雰囲気もあわせると,いい意味での「イイ雰囲気ゲー」といった第一印象を与えてくる。
巨大生物に関しては現状,大空を舞うタコやヘビ,それとよく分からないが幾何学的な巨大オブジェクトの姿を見られる。
プレイヤーはその上に飛び登り,歩き,足を踏み外したら(パラセール的な)パラシュートで滞空し,再度アプローチを試みたりする。
Steamページで公開されているデモ版のプレイ映像を見るに,ダイナミックにうねって飛行する巨大タコは迫力があり,ゲーム自体のスピード感もなかなかあるように感じられた。
なお本作のローカライズは,最終的にウィッシュリストの数が最も多い言語(数ヶ国語)に翻訳されるという。なので「ウィッシュリストに追加してあなたの関心を示してください」とのことである。
このほか,本作に採用されているゲームエンジン「Unreal Engine」の技術ブログでは,本作の制作に関する課題に,開発陣がどのように挑んでいったのかの概要が説明されている。
近年加速しているインディーゲーム界隈の技術向上に興味関心がある人は,こちらもあわせて目をとおしてみるといい。
「Chasing the Unseen」技術ブログ
- 関連タイトル:
Chasing the Unseen
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