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これまでカリプソメディアの国内タイトルは,ライセンス契約を結んだパートナー企業からリリースされていたが,今後は日本オフィスが窓口となり,プロモーションや商品展開を行っていくという。4月22日には日本オフィスが発売する第1弾として,「トロピコ 6 Nintendo Switchエディション」のリリースが予定されている。
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今回4Gamerでは,カリプソメディアジャパン代表の上田和弘氏にメールインタビューを実施。Steam版における日本語への対応や,日本未発売タイトルの展開など,今後の取り組みについて気になる点を聞いた。
なお,記事の後半では,カリプソメディアグループ グローバル マネージング ディレクターのシモン・ヘルヴィク氏にも日本市場に対するイメージやストラテジーゲームの魅力についてコメントをもらっている。
![]() カリプソメディアジャパン代表 上田和弘氏 |
![]() カリプソメディアグループ グローバル マネージング ディレクター シモン・ヘルヴィク氏 |
――カリプソメディアの日本オフィス設立の経緯を教えてください。
上田和弘氏(以下,上田氏):
私は以前,Ubisoftでライセンスビジネスの担当をしており,在職中からドイツ本社の社長と交流がありました。
2020年の春ごろに,社長から「日本でのビジネス展開を検討している」という相談を受けて,そのお手伝いをしていた流れで代表への就任を打診され,現在に至ります。
――カリプソメディアは以前からパートナー企業を通じて商品を展開されていましたが,日本オフィスを立ち上げた理由を教えてください。
上田氏:
総合的な観点から,今後は自社でビジネスを展開していこうということになりました。日本のゲームファンの皆さんと,さらに密なコミュニケーションを図っていこうという判断に至ったんです。パートナー企業の方々のおかげで,弊社のタイトルを広く日本の皆さんに親しんでいただける土台を確立することができたと思っています。
――日本オフィスが立ち上がったことにより,具体的に何が変わるのでしょうか。
上田氏:
これまでパートナーの企業様にサポートいただいていたマーケティングや宣伝活動,ローカライズやカスタマーサポートなどの業務を,今後は自社で行っていくことになります。
日本オフィスの設立により,今後はより多くのタイトルを日本の皆さんにご提供できると思います。また,お客様の声をドイツ本社や開発スタジオにフィードバックすることも可能になりますので,ご要望や改善点などを今まで以上に反映出来るようにしていきたいと思っています。
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――これまでカリプソメディアのSteam版は日本語に未対応でしたが,今後は正式に日本語をサポートするのでしょうか。
上田氏:
今までPC版の日本語対応については,タイトルごとにバラバラになっていたと思います。今後はPC版も,ほかのプラットフォーム同様に日本語対応していきたいですね。
まだいつ実施という具体的なご案内が難しいのですが,過去に日本語に対応していなかったタイトルについても一部調整していく予定です。
――日本では未発売だったソフトやシリーズも展開されていくのでしょうか。
上田氏:
中には古いタイトルもありますので,すべてをリリースするとはお約束できません。ですが,昨年から今年にかけて海外で発売したタイトルについては,順次日本語版を発売していく方向で考えています。
――過去にパートナー企業から発売されたものに関しても,今後は日本オフィスが対応することになるのですか。
上田氏:
パートナー企業様で販売中のタイトルについては,引き続きサポート対応を行っていただきます。弊社が新規で発売したり,権利を引き継いだりしたタイトルについては,もちろん弊社にてサポートを行ってまいります。
――今後の日本での展開について教えてください。
上田氏:
今後も引き続き,弊社タイトルの日本語版を準備してまいります。今のところ日本での発売タイミングは海外に比べて後追いになってしまっているのが現状ですが,今後は海外の発売となるべく近いタイミングで日本のファンのみなさんにお届けできればと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。
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カリプソメディアグループ グローバル マネージング ディレクターのシモン・ヘルヴィク氏インタビュー
――2021年8月に創立15周年を迎えますが,お気持ちを聞かせてください。
シモン・ヘルヴィク氏(以下,ヘルヴィク氏):
この15年間は非常に長い道のりでした。小さな自己資本からスタートして数百万ドル規模の企業に成長できたことは,私たちにとって大きな誇りです。この成長を次の数十年も続けていくことを目指していますし,日本への進出はそのための大きな要素でもあります。
――日本のゲーム市場にはどんな印象を持っていますか?
ヘルヴィク氏:
ヨーロッパやアメリカとは異なる部分がありますね。例えばXboxの普及状況などがそれにあたります。ただ,良いゲームであれば,文化やアイデンティティーに関係なく,皆さんに評価していただけるすばらしい市場だと思います。
――ストラテジーゲームの魅力は何だと考えていますか?
ヘルヴィク氏:
問題解決の能力と入念な計画性へのあくなき挑戦だと思います。常に小さなものから大きなものを生み出すわけですから,資源や戦略的計画,長期的な考え方など,それぞれのタイトル,局面に大きな学びがあります。人生においても,役立つスキルを身に着けられると思います。
――日本のゲームファンへメッセージをお願いします。
ヘルヴィク氏:
ゲームをより良くするためのアイデアや提案があれば,ソーシャル・メディアやフォーラムを通じていつでもご連絡ください。皆さまのご意見をお待ちしております。

























