横スクロール型RPG「Grime」のゲームプレイを紹介するムービーが公開。シュールな世界で描かれた“ソウルライクなメトロイドヴァニア”

　イスラエルを拠点にするClover Biteは，開発中の横スクロール型RPG「Grime（グライム）」のゲームプレイを紹介する最新トレイラーを公開した。販売はインディパブリッシャーのAkupara Gamesが担当。発売日は未定で，日本語化も予定されている。


　8月に開催されたgamescom 2020でアナウンスされていた「Grime」は，突然の時空の崩壊で気を失い，シュールな異世界で目を覚ました男が主人公だ。相手のヘルスを吸収する“ブラックホール”というスキルと，形状を自在に変化させる“生きた武器”を持つ主人公は，次々と出くわす奇妙なクリーチャーと戦いながら，どのような戦法を取るべきかを学んでいくという。


　ブラックホールは，一見便利な能力に見えるが，相手に一定のダメージを与えてからでないと発動できない。プレイヤーキャラクターよりも大きな体躯を持つ中ボス以上の敵キャラクターは，さまざまな戦法を使って攻撃してくるので，ハンマーで力の限り攻撃するのが良いのか，それとも鎌などで切り刻んでいくのが良いのか，といった見極めが必要になってくる。
　また，ボスキャラクターと戦うことで，アクションやトラバーサル（移動法）の特殊な能力を得ることもできるようで，このあたりのRPG要素が気になるところだ。


　高難度のハードコアアクションに，いわゆる“メトロイドヴァニア”と呼ばれる探索要素を詰め込んだ本作。2Dの背景とジトジトした雰囲気の独特の世界観となっており，さらにはNPCも登場する会話シーンもあるなど，しっかりとストーリーも作り込まれていそうだ。気になる人は，Steamストアページ（リンク）でウィッシュリストに追加し，続報に注目しておくと良いだろう。

「Grime」公式サイト