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賢者の魔法使いたちとの思い出を，スクリーンで再び。「魔法使いの約束特別上映会～招宴と祝祭のプレリュード～」舞台挨拶をレポート

2022/12/23 18:00

　異世界から招かれた賢者となって，21人の個性豊かな“賢者の魔法使い”たちと交流していく，colyの「魔法使いの約束」（iOS / Android。以下，まほやく）。本作のリリース後，最初に開催されたシリーズイベント「祝祭シリーズ」を映画館の大スクリーンで鑑賞できる特別上映会が，東京・池袋HUMAXシネマズにて2023年1月22日まで開催中だ。

　本稿では，12月17日14時の回で行われたムル役の仲村水希さん，ラスティカ役の三浦勝之さんが登壇した舞台挨拶の様子をレポートしていく。

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「魔法使いの約束特別上映会～招宴と祝祭のプレリュード～」

■場所
池袋HUMAXシネマズ　シネマ5,シネマ6

■スケジュール
欲望と祝祭のプレリュード～西の国＆東の国～
12/17，1/9（15：20～，16：40～の回は無発声応援上映回）
正義と祝祭のプレリュード～中央の国＆南の国～
12/18，1/14（15：20～，16：40～の回は無発声応援上映回）
奇跡と祝祭のプレリュード～東の国＆北の国～
12/24，1/15（15：20～，16：40～の回は無発声応援上映回）
親愛と祝祭のプレリュード～南の国＆西の国～
1/7，1/21（15：20～，16：40～の回は無発声応援上映回）
矜持と祝祭のプレリュード～北の国＆中央の国～
1/8，1/22（15：20～，16：40～の回は無発声応援上映回）

■チケット
販売サイト：ローチケ（https://l-tike.com/mahoyaku-screen/）
全席指定・グッズ付き（通常）：4400円（税込）
全席指定・グッズ付き（無発声応援上映）：4400円（税込）

魔法使いたちとの思い出をスクリーンで再び

　今回上映される「祝祭シリーズ」は，2019年に原作アプリ内で初めて開催されたシリーズもののイベントで，＜大いなる厄災＞の影響で世界に起こっている異変を鎮めるべく，各国の魔法使いたちが聖なる祝祭を行うために奮闘する物語になっている。なお記事に使用している画像はアプリ版のものだが，上映会では映画館用の映像になっているので，そちらにも期待してほしい。

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　上映される内容は日付ごとに異なり，12月17日は「欲望と祝祭のプレリュード～西の国＆東の国～」を観ることができた。また上映回によって男賢者Ver，女賢者Verの2パターンが用意されている。

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　アプリのイベントを映画館で観るのは筆者も初めての経験で，どうなるんだろうとワクワクしていたのだが，期待を裏切らない素晴らしい作品になっていた。大スクリーンの迫力や，臨場感たっぷりの音響効果によって，物語の世界にじっくりと入り込めるのは映画館だからこその体験だろう。

　また，グッズの「魔法使いの約束特別上映会～招宴と祝祭のプレリュード～リングライト」が持ち込み可能で，これを使った上映会ならではの演出も用意されているので，ぜひお楽しみに。

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仲村水希さんと三浦勝之さんの思い出に残るシーンは？

　上映後には，ムル役の仲村水希さん，ラスティカ役の三浦勝之さんによる舞台挨拶が行われ，役作りや印象に残っている場面などを話してくれた。

　魔法使いたちは人間より遙かに長い時を生きるが故に異なる価値観を持っていたり，さまざまなバックボーンを抱えていたりするため，演じるのが難しいと語るお二人。仲村さんはラスティカの明かされていない過去や，意外に独占欲が強い面についての考察を語っていた。三浦さんも，見え隠れするラスティカの危うさが気になっているそう。クロエがラスティカを救ってくれるはずという仲村さんの言葉に，三浦さんも同意し，クロエがいい子過ぎて好きだと弟子への愛を語っていた。

ラスティカ役の三浦勝之さん

　仲村さんは，魂が砕けたためにさまざまな顔を見せるムルを演じるなかで，共通する破天荒さを大事にしつつ，もともとの博識さや聡明さを出すのに試行錯誤しているとのことだった。

ムル役の仲村水希さん

　上映された「欲望と祝祭のプレリュード～西の国＆東の国～」の印象的な場面の話では，三浦さんはカジノでシャイロックが自分の店を賭けるシーンを選ぶ。危機的状況でもムルを信頼できる2人の関係性が好きとのことだ。仲村さんはサロンで指を鳴らして，照明が変わるシーンが舞台のようで好きだと話す。仲村さんからは「まほやく」映画化という夢も語られ，実現したらいいなと1人の賢者として思ってしまった。