4Gamer 女子部（仮）
イベント
「あんスタ！！」の配信番組「くわPスタジオ」が，タイトルも新たに帰ってきた！ “新しいステージへ”つながる，アツい語りが止まらない！
2021年6月にスタートし，全12回配信された「あんさんぶるスターズ！！」の配信番組「くわPスタジオ」（外部リンク）が，2023年8月25日，「くわPスタジオ TRIP」とタイトルも新たに帰ってきた！ |
あんスタチャンネル
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今回は“TRIP”とあるとおり，今夏に順次リリースされる「あんさんぶるスターズ！！アルバムシリーズ『TRIP』」（外部リンク）に合わせた番組名になっている。実際に旅をするように，さまざまな場所に出掛けて番組をお届けしていくという。MCを務めるのは「くわPスタジオ」に引き続き，音楽プロデューサーである桑原 聖氏（Arte Refact代表）だ。
第1回は，ゲストに天城燐音役の阿座上洋平さんと，紫之 創役の高坂知也さんを迎え，「Cafe Cotton Club 高田馬場」（外部リンク）から届けられた。本稿では，写真を中心とした収録の様子と，出演者への収録後インタビューをお届けしよう。
新たな挑戦もたくさん，音楽的にもアツい
「あんスタ！！」の2023年を，
飲んで食べて語りまくる！
収録現場となった「Cafe Cotton Club 高田馬場」の地下には，バーカウンターとオシャレなステージが備えられており，毎週金曜にはジャズライブが行われているそうだ。大人の雰囲気漂う店内だが，手軽においしいイタリアンが食べられる親しみやすさもあり，今回の番組テーマにもぴったりの場所だろう。
「くわPスタジオ」とはまたひと味違う雰囲気のなか始まった収録。“飲みながら気楽に”のテーマ通り，テーブルにはおいしそうな料理とお酒が並ぶ。お題にそってトークするコーナーでは，芝居に対する阿座上さんと高坂さんの真剣な想いが聞けたり，3人の意外な食生活が明るみになったりと，ほかではなかなか聞くことのできない内容が盛りだくさんだった。
「くわPスタジオ」では音楽を中心としたトークが展開されていたが，「くわPスタジオ TRIP」ではゲストのプライベートな一面も垣間見えそうである。
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 阿座上洋平さん |
 高坂知也さん |
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テーマトークのあとは，「BRAND NEW STARS!!」の演奏とともに，あんスタライブのバンドチームによる“ESバンド TRIPライブ”というコーナーが始まった。9月30日と10月1日に開催される“スタフォニ”（「あんさんぶるスターズ！！Starry Symphony」※外部リンク）にも出演するバンドメンバーが，番組のためだけに迫力の生ライブをしてくれるという，贅沢な企画だ。
メンバーの自己紹介のあと，阿座上さん，高坂さん，桑原さん，それぞれのリクエスト曲「Honeycomb Summer」「パラレルメイズ」「Surprising Thanks!!」が演奏された。よく知った曲も，バンドのアレンジにより新たな顔を見せ，新鮮な印象を楽しむことができた。
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後半は，楽曲をテーマにしたトークで，「NA NA NA SUMMER NIGHT BeeAT」「ヒカリスペクトル」などの新曲や，メンバーのソロ曲などにも触れられた。
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「あんさんぶるスターズ！！アルバムシリーズ『TRIP』」のリリース，キャストライブ「あんさんぶるスターズ！！Starry Symphony」の開催など，音楽的な面でも大きい展開をしている「あんスタ！！」の2023年。トークではそれらに触れながらも，プライベートな話まで飛び出し，終始大盛り上がりだった。
阿座上さんと高坂さんは，こういったトーク番組では初共演とのことだったが，そうとは思えないほど打ち解け，息の合った会話を繰り広げていた。お酒も程よく回り，楽しい雰囲気のままに終了した収録。ぜひ，配信をご覧いただきたい。
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新たなコンセプトで始まった番組の
ラフな雰囲気のなかにあるアツい想い
4Gamer：
今日の収録を終えての感想をお聞かせください。
高坂知也さん（以下，高坂さん）：
（「あんさんぶるスターズ！！」の）音楽に関することって，あまり普段話す機会がないんですよね。だから以前の「くわPスタジオ」にも，「ゲストに呼んでほしかったなー，“ムーンライトディスコ”の2番の話とかしたかったなー」なんて思っていたんです。
だから今日，アルバム発売に合わせていろいろなお話ができて，うれしかったですね。阿座上さんとも絡めて，なんだか親近感を感じました！
阿座上洋平さん（以下，阿座上さん）：
僕も（高坂さんに）親近感を感じました！ 僕も，いつか「くわPスタジオ」への出演のお声がかかったときにしたい話を考えていたんですが，呼ばれないまま終わってしまったので，こうして復活してくれて，いろいろな話ができてよかったです。
今回，「くわPスタジオ TRIP」のトップバッターとして呼んでいただけたのがうれしくて。ラフに話したはずだったのに，音楽の話になると，結構真面目になっちゃいました。生演奏あたりから酔っていたんですが，ちゃんと伝えたいことがあったので，どんなに酔っていても，真面目に……。
桑原 聖氏（以下，桑原氏）：
あの時から酔っていたんだ。
阿座上さん：
正直，生演奏から前の記憶はあんまりない（笑）。
桑原氏：
生演奏の良さでお酒が進んでしまった，ってことですね（笑）。「くわPスタジオ」に出てくださった皆さんがおっしゃるんです。今まで音楽のことにしっかり触れて話す機会が意外とないので，そういう場を求めていたと。
ですから，それが叶ってうれしかったです。また，砕けた雰囲気で話せたのも良かったですね。お二人には，もしかしたら，もっと語りたかったこともあっただろうけど。
阿座上さん：
また来ますよ！
高坂さん：
ぜひ！
桑原氏：
週イチでやりますか（笑）。もう今，300曲くらいあるから。
高坂さん：
そうですね，例えば今日も，友也くん，光くん，にーちゃん，「Crazy:B」のみんなのソロ曲のことにもたくさん触れたかったので，これは何度でも来たいですよっ。
桑原氏：
1回に3曲ずつ紹介したって，かなりの期間，番組が続けられますよ。
阿座上さん：
本当だ，やろうやろう！
4Gamer：
その旨，しっかり録音しました（笑）。桑原さんは以前，「くわPスタジオ」の収録を振り返ったインタビュー（関連記事）で，「すごく貴重な時間だった」とのコメントをいただいていたのですが，今回，その番組がめでたくリニューアルしたということで，今のお気持ちをうかがえますか。
桑原氏：
音楽を作る人間が，冠番組的な番組を任せていただくことって，まずないんです。キャストさん，アーティストと毎回腰を据えてお話をして……という機会は，本当になくて。例えば，収録終わりに曲について話すことはあっても，ファンの皆さんに聞いていただくことはありませんでした。だから本当に，あらためて貴重なことだと思っています。
4Gamer：
有意義なことですよね。
桑原氏：
僕の信念として，「いい音楽を作りたい」というのはもちろんですが，「文字通り，楽しく音を作りたい」ということがあるんです。正直な話を言うと，「くわPスタジオ」にはある種のプレッシャーを感じている部分もありました。
いつも“よりアイドルが輝くように，より楽しく音楽が鳴るように”ということを中心に据えて制作をしているので，お酒を飲んで楽しい，いい演奏を聞いて楽しい……ぐらいのラフな雰囲気でお話できるという形式は，シンプルで僕自身もうれしいです。
もちろん，前回が嫌だったわけではまったくありません！ ただ，しっかりやらなければという気負いはあったので……。
阿座上さん：
だって，（「くわPスタジオ」は）「徹子の部屋」みたいな雰囲気でしたからね！
一同：
（笑）。
桑原氏：
もちろん，それも貴重ないい思い出です。
4Gamer：
今回，演者さんがくだけた感じで，アイドルや楽曲についてのお話をされているのは，ファン目線でも新鮮だと思います。さて，本日の収録は盛りだくさんの内容でしたが，皆さま個人としての見どころをひとつ教えてください。
高坂さん：
松屋トークかなぁ……。
阿座上さん＆桑原氏：
絶対，そこじゃないでしょ！（笑）
阿座上さん：
確かに，トークテーマのボードを開けたとき，最初は「芝居」というお題がきたから，なんだかんだ真面目な話にしていくのかなって思っていたのに，次のテーマが「ファストフード」「ラーメン」だったのは驚きだったけど。
桑原氏：
ある意味，引きが良かったよね。
阿座上さん：
僕たちがファストフードの話をすることなんてめったにないから，そういうことであれば，見どころと言えるかもしれない。
高坂さん：
うん，ほかにも，アルバムのこととか，生演奏のこととか，見どころしかなかったとしか言えないです。
桑原氏：
もう，2人の登場シーンからして面白かったんですが，生演奏を楽しむ傍らで，お酒が進んでいる2人の姿が見られてとてもうれしかったので，僕はそこにも注目してほしいですね。
阿座上さん：
完全に我々は，演奏を聞きに来たお客さんになっていました。
高坂さん：
視界の端にちらっとフロアモニターが映って，「あ，これ収録だった！」って気づいたりしましたね。
「TRIP（旅）」にちなんで聞いた
4Gamer：
「TRIP（旅）」というテーマにちなんで，阿座上さんと高坂さんにうかがいます。「あんさんぶるスターズ！！」のなかで，一緒に旅をしてみたいアイドルを教えてください。
阿座上さん：
これでしょ！ 普通，収録本編で聞かれる質問は！（笑）
高坂さん：
「TRIP」に関連付けてね（笑）。
桑原氏：
ほら，本編のお題は，選択肢が7つもあったから，そのなかにあったのかもしれない（笑）。天城燐音くん，紫之 創くんからの視点からではなくて，自分だったら誰が良い，ってことだよね？
阿座上さん：
一緒に旅行に行きたいのは，アドニスさんですね……。
高坂さん：
分かる！
阿座上さん：
一緒にお肉を食べたい！ 僕，お肉だけは永遠に食えます，大好きだから。いろいろな国で，とにかく肉を貪る旅をしたいですね。ワニとか，カンガルーとか！
高坂さん：
確かに外国語にも困らないし……。自分もアドニスって言おうと思ったら被っちゃいました！ やっぱり旅と言ったら，アドちゃんよ！
阿座上さん：
うん，居てくれたら，めちゃくちゃ安心。
高坂さん：
そうそう。……ちょっと別の話だけど，この前「（あんさんぶるスターズ！！の登場アイドルのなかで）結婚するなら誰かな？」って考えたんですが，それも，最終的な結論はアドニスなわけ！
阿座上さん：
新婚旅行はアドニスと。
高坂さん：
そう。彼の故郷は結構大変なんだけれど，落ち着いたら故郷を見せてもらって。あと，アドちゃんは守ってくれるから安心感もすごいし……っていうのを真面目に，この前友達と一緒に考えたんです。
阿座上さん＆桑原氏：
いい友達！
高坂さん：
その友達が言うには，アドニスは文化が違うから大変だって。結婚するときには文化が違うと苦労するよって。……全然旅と関係ないですね（笑）。
4Gamer：
それも“人生の旅”ということで。燐音くんは燐音くんで，ご実家とのお付き合いは大変そうな気がしますね。
阿座上さん：
確かに大変だ。
高坂さん：
ニキくんをどうするか，という問題もあるし。
阿座上さん：
ニキくんという存在をどう乗り越えるか。
高坂さん：
もしかしたら，燐音くんと結婚するのが一番大変かもしれないですね。
阿座上さん：
また話がそれた！
4Gamer：
まとめると，ダントツでアドニスくんが大人気，ということですね。では，次に生バンド演奏に絡めて質問をさせてください。お二人がステージで演奏するとしたら，どの楽器を担当したいですか。
高坂さん：
これ……やっちゃう？（顔の左横で右腕を上下に振る）
阿座上さん：
何それ？
高坂さん：
ヴァイオリンだよ！（笑）
阿座上さん：
そういえば，さっきカメラが回ってないところで，「僕がピアノを弾き出したら，ちょっとかっこよすぎるからやらない」って話をしていたんですよ。
桑原氏：
言ってみたいですよね〜，そういうこと！
阿座上さん：
何もできないやつの妄言ですが（笑）。僕みたいな，ちょっと天然と思われているヤツが，急にカチッとした服着て，ピアノを弾き出したらギャップが良いんじゃないかと。ギターやドラムなんかも妄想のなかで触ってみたけれども，やっぱりピアノだと。
高坂さん：
全部妄想なんだ。でも確かに，ギャップがかっこいいかも。
桑原氏：
男性が弾くピアノ，かっこいいですよね。高校時代の先輩に，めちゃくちゃイケメンな先輩がいて。ホストにしか見えないルックスなんですけど，文化祭でピアノを弾いたらもう，女の子たちがみんなキャーキャー言ってて。……こういう感じになりたいっていうこと？
阿座上さん：
それはかっこよすぎるからダメです。
桑原氏：
今くらいのかっこよさでちょうどいい，と。
阿座上さん：
うーん，まあ，そうですね。
高坂さん：
えっ，そもそもピアノ弾けないんだよね!?
一同：
（笑）。
阿座上さん：
フェアリーは？
高坂さん：
あんまり考えたことはないんですけど，一時期リコーダーの練習をしていたことがありますね。奥が深くて楽しいんだけど，吹けても何にもならないから……。
阿座上さん：
そんなことないでしょ。
高坂さん：
じゃあ，もうちょっと練習を頑張って，ライブでやる？
桑原氏：
じゃあ，ライブでギターソロならぬ，リコーダーソロを……。やりますって言ってくれたら，用意しますよ！
高坂さん：
えっ，誰が喜ぶんですか？ じゃあ，反響が大きかったらお願いします！
阿座上さん：
めっちゃ見たいよ。
桑原氏：
お便りが100通きたら，実現ってことで！
4Gamer：
高坂さんのリコーダーソロが見たい人は，今すぐ公式にお便りを送りましょう！（笑）
ライブ“スタフォニ”への意気込み
4Gamer：
2023年9月30日と10月1日に，ぴあアリーナMMで行われるキャストライブ「あんさんぶるスターズ！！Starry Symphony」への意気込みをお聞かせください。
高坂さん：
公演の名前も変わって，生バンドの演奏になり，「流星隊」「Crazy:B」「Ra*bits」「from Switch」の4ユニットが先陣を切って出演するわけですけれども，いろいろなお楽しみ要素をみんなで頑張ってやっています。
もちろん僕らもね，いろいろなダンスを覚えてステージの演出に負けないようにしなきゃ，自分も一生懸命盛り上げるぞっていう気持ちで，一生懸命，今振り付けを覚えていて。楽しみにしてくださっている皆さんのために，暑さに負けず，忘れられない思い出を作れるよう，命を燃やして頑張っております！
阿座上さん：
僕らのライブ出演は2年ぶりになります。実は今，ダンスレッスンなどが始まる直前のタイミングで，まだ自分のなかでエンジンがかかりきってない状態でした。数日後のダンスレッスンでスイッチが入るだろうなと思っていたんですが，今日，生バンドの皆さんの演奏を聞いて，「この人たちと一緒にライブを作り上げるんだ！」と実感が湧きましたね。ちょっと他のメンバーよりも先にモチベーションが上がっちゃったかも。
桑原氏：
酒の席だから，明日には忘れていたりして。
阿座上さん：
ありえる（笑）。でも，生演奏を元々楽しみにしていたんです。今日ちょっと先に味見させてもらったことで，我々もパフォーマンスで負けていられないぞと強く思いました。
桑原氏：
実は来週ぐらいから，リハーサルに使う音源も全部生音になります！ 皆さんのリハーサル用にバンドレコーディングをするんです。実際にライブで聞こえる音はこんな感じだよね，っていう想定でやっていきますので。
高坂さん：
ありがたいことです。それを聞いたら，またさらにやる気がアップしちゃいますよね！
桑原氏：
今までの「スタステ」（「あんさんぶるスターズ！！Starry Stage」）は，できるだけ多くの出演者が出て，ステージを作り上げるみたいな感じだったのですが，今回は出演ユニットを絞って，各々に焦点を当てます。生演奏になりましたし，今までやらなかったことに挑戦もしているので，これを喜んでくれる人がいることを願っております。
阿座上さん：
常にチャレンジしていくんですね！
桑原氏：
だって，突き進むしかないんですから。
高坂さん：
「あんスタ！！」が本当にすごいって思うのは，「こんなことまでやっちゃっていいのかな？」っていうような企画をいつも考えていることだと思うんですよね。そのチャレンジ精神があったから，今までたくさん良いものが生まれているわけで。そういう，ずっとドキドキワクワクさせてくれるのは，「あんスタ！！」ならではの良さだなって思います。
桑原氏：
ゲームのなかでライブを遊べて，声優さんが出演するキャストライブ，3Dライブ，舞台のライブがあって……。数々の選択肢があるっていうのが本当にすごいことだと思います。自分が好きなものだけ摂取してもいいし，全部網羅してもいい。自分に合った楽しみ方をしてほしいと思っております。
4Gamer：
最後に，次回以降の「くわPスタジオ TRIP」への意気込みをお願いいたします。
桑原氏：
生演奏を，毎回別の店で……ということは，なかなか難しい試みだと思うんですが，もし本当にそれができるなら本当にステキですよね。僕も楽しいですし，多分，来てくださるゲストの方たちも楽しめるだろうし。ファンの方もいつもと違う角度で演奏が観られる，すごく良い機会なんじゃないかなって思います。
意気込みというよりは，僕自身がすごく楽しみです。だって，今日は申し訳ないけど，仕事って何だっけ……って感じですもん（笑）。知った仲間と，楽しくお酒を飲んでご飯を食べて，演奏を聞いて話して，こんなに楽しくて大丈夫なのかなって気持ちもあるんですけど。
でも，この純粋な楽しさが，見てる方にも伝わって，届いたらいいなと思いますし，演奏面でも，頑張っていきたいと思っております！
4Gamer：
ありがとうございました！
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