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ゲーマー向けを謳うMicrosoft製マウス「Pro IntelliMouse」が8月2日発売。IE3.0由来のデザインにハイエンドセンサーを組み合わせる
Pro IntelliMouseは,「IntelliMouse Explorer 3.0」(以下,IE3.0)の復活モデルとして2018年に登場した「Classic IntelliMouse」をベースに,搭載センサーをPixArt Imaging(以下,PixArt)製センサーのカスタマイズモデルである「PAW3389 Pro-MS」へと変更したのが最大の特徴だ。
ただ,PixArtが展開するゲーマー向けマウス用のハイエンドセンサーは「PMW3389」で,PAW3389という型番は見当たらない。Microsoftが公開したスペックを見ると,トラッキング速度は400IPS,最大加速度は50GであるなどPMW3389と同じスペックなので,相応には期待できそうであるが,実際にゲーマー向けと呼ぶにふさわしい性能を発揮できるかは,テストを通して確認する必要があるだろう。
センサー以外の要素では,「いままで以上に反応の良いボタンを採用」とあるので,ボタンのスイッチか,あるいはボタン部分の構造が変更となったようだ。また,マウスケーブルが布巻タイプになったり,サイドボタンに滑り止め加工を施したりといった変更点もあるという。
さらに,本体手前側にあるLEDイルミネーション(テールライト)がカラーとなり,ユーザーが発光色をカスタマイズできるといった,今どきのゲーマー向け製品らしい機能も加わっている。
センサーがスペック相応の機能を発揮すれば,ゲーマーが選ぶに値する製品となる可能性もあるわけで,IE3.0を継承したゲーマー向けマウスを待ち望んでいた人にとっては,期待の新製品となるかもしれない。
●Pro IntelliMouseの主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- 搭載センサー:PixArt「PAW3389 Pro-MS」
- 主要ボタン数:5個(左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,左サイド×2)
- メインボタンスイッチ耐久性:未公開
- トラッキング速度:400IPS
- 最大加速度:50G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:200〜16000 DPI
- レポートレート(ポーリングレート):125/500/1000Hz
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- オンボードフラッシュメモリ:未公開
- LEDイルミネーション:搭載
- 公称本体サイズ:69(W)×132(L)×43(H)mm
- 公称本体重量:約104g(※ケーブル含まず)
- マウスソール:未公開
- 公称ケーブル長:約1.83m
- 対応OS:Windows 7以降
- メーカー想定売価:6600円(税別)
- 保証期間:1年間
Microsoftのマウス製品情報ページ
Microsoft Pro IntelliMouse が新登場。2019 年 7 月 17 日(水)より予約開始
2018年に復活を遂げた伝説のClassic IntelliMouse をさらに機能強化
日本マイクロソフトは、ゲーミング グレードのマイクロソフト専用設計トラッキングセンサーを採用し、クラス最高レベルの解像度、リフレッシュレート、およびトラッキングスピードを実現した、Microsoft Pro IntelliMouseを2019年8月2日(金)より全国の家電量販店、パソコン取扱店にて発売いたします。また、一般発売に先立ち、7月17日(水)より予約販売を実施いたします。
ゲーミング グレードの高性能トラッキング センサー搭載
マイクロソフト専用設計のPixArt PAW 3389 Pro-MS トラッキング センサーを搭載し、解像度 最高16,000 DPI、 リフレッシュレート 最高12,000 FPS、トラッキングスピード最大400 IPS、加速度最高50Gの高スペックを実現しました。
細部までこだわったプロフェッショナル向け設計にアップグレード
いままで以上に反応の良いボタンを採用し、スムーズなマウス操作を実現するメッシュ ケーブル仕様、滑り止め付サイドボタン、サイドラバー部分のフィーリングを改善しました。
「Microsoft マウス キーボード センター」を使って機能をカスタマイズ
サイドボタンのカスタマイズだけでなく、テーブル素材やゲームジャンルに応じて、テールライトの色変更や、最適なDPIの調整が可能になりました。
製品基本情報
- 一般発売:2019年8月2日(金)
- 予約開始日:2019年7月17日(水)
●製品情報:
製品仕様
- 関連タイトル:
IntelliMouse
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