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「ボーダーブレイク」の新展開は,基本プレイ無料で遊べるPS4版。新プロジェクト発表会の模様をレポート
「ボーダーブレイク」公式サイト
「ボーダーブレイク」シリーズは,2009年に第一弾が登場したゲームセンター向けのロボットアクションゲームで,10人対10人で楽しめるチームバトルが特徴だ。シリーズ累計では,約50万人のプレイヤーを擁しているという。スマートフォンアプリ「ボーダーブレイク mobile −疾風のガンフロント−」をはじめ,コミカライズや賞金付き大会などさまざまな方面に展開しているのも特徴だろう。
事前の抽選に当たったプレイヤーが招かれた発表会では,セガ・インタラクティブ代表取締役社長CEOの杉野行雄氏と,「ボーダーブレイク」シリーズのプロデューサーである青木盛治氏,でんぱ組.incの古川未鈴さんが登壇した。
発表会では,まずプロモーションムービーが上映され,最後に「PlayStation 4」の文字が出ると,満場のプレイヤーから驚きの声があがった。
また,ビジネスモデルとして基本無料・一部アイテム課金を選んだのは,「絶対に面白いと思ってもらえるタイトルなので,より触れやすいように」というのが理由だそうだ。なお本作は,オリジナル版の開発チームによるセガの内製作品になるという。
続いて,青木氏と古川さんにより,具体的なゲーム内容についての解説が行われた。
繰り返しになるが,PS4版のサービス形態はF2Pで,スタミナや時間制限がないため,24時間,好きなときに好きなだけプレイできる。また,DUALSHOCK 4で快適に操作でき,マウスにも対応している。もちろん,ボーダーブレイクのウリの1つである機体のアセンブルも可能で,頭,胴,腕,脚のパーツを組み合わせて多彩なカスタマイズが楽しめる。
アーケード版と同様,最大10人対10人の対戦プレイが可能で,さらに,CPUチームと戦う「ビギナーマッチ」,勝敗によるランクの変動がない「カジュアルマッチ」,活躍に応じてランクが変化する「ランクマッチ」などのモードが用意される。
さらにPS4版には「ストーリーモード」が実装され,復讐に燃えるヒロイン,ハティ(CV:上田麗奈さん)とオペレーターのミコト(CV:高橋李依さん),そしてライバルとなる最強エースのマーナガル(CV:武内駿輔さん)など多数のキャラクターが登場するオリジナルの物語が展開して,ゲームの世界観がより深く味わえるという。詳しくは説明されなかったが,ストーリーモードには人気イラストレーターが描き下ろしたキャラクターが登場する予定だ。
今後の展開についても紹介された。それによると,2018年2月にオープンβテストが行われ,正式ローンチは,「暑くなる頃」(青木氏)が予定されているという。OBTには当然ながら人数制限はなく,また,PS Plusに加入している必要もないため,アーケード版でならした強者から初心者まで幅広くテストに参加できる。F2Pタイトルだが,豪華特典付きの「ダウンロード特別版」と「パッケージ版」も用意されるという。
なお,アーケード版とPS4版の合同ファンイベントを4月頃に秋葉原で行うという企画もあるそうなので,楽しみにしたい。
最後に青木氏が「ボーダーブレイクはプレイヤーと開発者の“共創”をテーマとして掲げてきましたが,これはPS4版も同じです。来月行われるOBTの意見を参考にしつつ,開発を進めていきます。リリース後も,アーケード版と同様か,それ以上の長期的運営を目指します」と意気込みを述べ,イベントを締めくくった。
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