丸石が転がり続ける永久機関を作り上げよう。パズルゲーム「ピタゴラスの永久機関」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1560回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，3Dパズルゲーム「ピタゴラスの永久機関」（iOS / Android）を紹介する。

料金形態はダウンロード無料＆アプリ内課金制。アプリ内課金を通じて広告の非表示や，追加ステージのアンロックが行える

「ピタゴラスの永久機関」ダウンロードページ

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　本作はステージクリア型のパズルゲームだ。プレイヤーはギミックを操作して，丸石がゲートを通過し続ける“永久機関”を作り上げることが目的となる。


　ステージには，プレイヤーキャラが上に乗ると丸石が出現するマスが設置されている。出現した丸石は，物理法則にしたがって転がっていくのだが，ゲーム開始直後の状態では壁にぶつかって止まったり，ステージの外に落ちたりしてしまう。

　これに対しブロックなどを利用することで，丸石の軌道を変えられる。それにより目的地となるゲートまで誘導し，さらに，丸石が延々とゲートを通過し続けられる永久機関を作り上げられるのだ。

ステージに設置されている石版には，クリアのためのヒントや，ゲームの舞台となる塔にまつわるコメントが記されている

　丸石の軌道を変えられるブロックのほかにも，丸石を前方にジャンプさせるマスや，主人公自身が丸石状態になって転がるマスなど，さまざまなギミックが用意されている。
　時間制限はなく，また失敗してもゲームオーバーにはならない。用意されたギミックをどのように利用するか，落ち着いて考えられるだろう。

カメラワークを変えることで，新たなアプローチに気付くことも

　どうしても回答がわからない場合は，動画広告を試聴することでヒントを確認できる。このヒントでは，クリア時における丸石の軌道が表示されるが，実現するためのギミックの配置は自分で考える必要がある。

ときおり落ちているメモを集めることで，ストーリーが進んでいくという仕掛けも用意されている

　ステージを進めていくとパズルは複雑になっていくが，それだけに，永久機関を完成させたときの喜びもひとしお。また，パズルを解くだけではなく，ストーリーの続きも気になること請け合いだ。
　アプリ内課金を利用せずとも40ステージ以上が遊べるので，パズルゲームが好きな人はぜひダウンロードしてみよう。

著者紹介：オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし，ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており，FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。

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