夜公演のチケット絶賛発売中。「文豪とアルケミスト」の音楽がオーケストラ演奏で楽しめる本公演のポイントを紹介

2018/08/11 00:00

　2018年8月19日，都内のサントリーホールにて，「Music 4Gamer #3『文豪とアルケミスト』オーケストラコンサート」が昼夜2公演開催される。

　本公演では，DMM GAMESがサービス中のPCブラウザ・スマホゲーム「文豪とアルケミスト」（BROWSER / iOS / Android）で使用されている音楽を，オーケストラ用にアレンジした演奏が楽しめる。ゲームをプレイしている人ならば，「文アル」の世界観を彩る音楽がコーラスや管弦楽などによってどんなに美しい旋律を奏でるか，想像できるかもしれない。

　というのも，すでにサウンドトラックCD「文豪とアルケミスト劇伴音樂集」や，ピアノアレンジアルバム「文豪とアルケミストピアノ独奏音樂集」が発売中で，どちらもヒットを記録している。CD音源も気軽でよいが，生で聴いたらもっと素晴らしい感動が待っていることは，きっと誰もが一度は経験したことがあるだろう。それはオーケストラに限らず，演劇やライブも同じだ。

コンサートの見どころをチェック

（1）東京交響楽団および東響コーラスによる生演奏で「文アル」の音楽が楽しめる
　今回演奏される音楽は，「文アル」の音楽を作曲したノイジークロークの坂本英城氏が，自らオーケストラ用に編曲作業を担当している。“ここでしか聴けない”編曲とされるコンサートの注目ポイントは，掲載中の坂本氏のインタビュー記事を確認してほしい。
　なお，公演は第1部（6曲）と第2部（7曲）と分かれており，休憩時間込みで上演時間は約2時間の予定となっている。

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「『文豪とアルケミスト』オーケストラコンサート」は，“ここでしか聴けない”編曲に。作・編曲を担当した坂本英城氏に注目ポイントを聞く。演奏曲順も公開

（2）小野坂昌也さん，小西克幸さん，野島健児さんによる朗読＆トークコーナーも！
　「文アル」にて，織田作之助を演じる小野坂昌也さん，小林多喜二を演じる小西克幸さん，萩原朔太郎を演じる野島健児さんの出演が発表されている。第2部のはじめに，ここでしか聴けない朗読と，トークコーナーが行われる予定だ。

（3）会場限定！　オリジナルグッズの販売
　会場では「文アル」のオリジナルグッズも販売される。注意してほしいのが，グッズ販売の場所はサントリーホールではなく，六本木Kコンサートホールであるということだ。移動が必要となるが，公演チケットを持っていると優先される時間帯があるのでチェックしておこう。

　ちなみにサントリーホールではパンフレットのみ販売されるので，パンフレット目当ての人は，直接会場に向かってOKだ。

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「文豪とアルケミスト」オーケストラコンサート，グッズ販売についてのお知らせ

【グッズ（パンフレット含む）販売場所】
六本木Kコンサートホール
【販売時間】
11：00～20：00（夜公演の状況により延長の可能性あり）
（1）昼公演チケット優先の時間帯：12：30～13：30
（2）夜公演チケット優先の時間帯：16：30～17：30

夜公演チケット発売中！
S席（お土産付き）の内容はコチラ

　昼公演はすでに完売しているが，夜公演（追加公演）のチケットは絶賛販売中だ。チケットにはS席（お土産付き）15000円（税込），S席9000円（税込み），A席8000円（税込）の3種類あり，購入するには以下の方法がある。

・Yahoo!チケット
http://r.y-tickets.jp/bunal1801
・ローソンチケット
http://l-tike.com
TEL：0570-084-003
Lコード：76296
・イープラス
http://eplus.jp/m4g3/

　ちなみに，S席（お土産付き）の内容は，トートバッグ，オペラグラス，ブックカバー，扇子，パンフレットとなっている（関連記事）。すべて本公演のためにデザインされたもので，1つずつ説明していくと……

●トートバック
　本公演のロゴ付きの布製トートバック。縦・約37cm，横・約35cm，マチ・約10cmで，A4サイズがスポッと入るサイズとなっている。布製なので，缶バッジもつけやすく痛バッグとしても使えそうだ。ちなみに持ち手は約23cmなので，肩かけもできる。

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●オペラグラス
　本コンサートのロゴ入りオペラグラス。観劇などに使用できる，持ち運びに便利な小型の双眼鏡である。筆者も実際に使ってみたが，視度調整リングがついているので，ピントもばっちり合わせられた（すごい便利！）。ロゴのデザインがシンプルなので，他の観劇などでも使いやすい。

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●ブックカバー
　文庫本サイズのブックカバー。「文アル」といえば文豪ということで，ブックカバーは欠かせない（？）アイテムだろう。シンプルなデザインなので，電車やカフェなどでも使用しやすい。普段本を読まない人も，この機会に実在する文豪たちの著書を読んでもいいかもしれない。もちろん，他の小説でも一向に問題ないのだが。

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●扇子
　夏といえば扇子。大正っぽさを感じさせる落ち着いた色合いのデザインとなっている。とくに今年の猛暑には耐えがたいものがあるので，扇子を持ち歩きたい人にうってつけだろう。

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●パンフレット
　本公演のパンフレット。見どころはやはり，坂本氏による全楽曲の解説だろう。演奏を聴く前に読めば，その楽曲のどこに注目したらいいのかが分かり聴き方も変わるだろうし，終わったあとでも「こういうことだったのか」と新たな発見があるかもしれないので，ぜひ入手してほしい。

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大きさは，だいたいこんな感じ

　どのグッズも普段使いしやすく，かつ「文アル」好きなら入手しておきたいものなので，4Gamerとしても自信をもっておすすめしたいところだ。

　あらためてになるが，「Music 4Gamer #3『文豪とアルケミスト』オーケストラコンサート」は，8月19日に開催される。迷っていた人も，本稿を読んで興味を持ってくれた人も，この機会を逃さずに会場へ足を運んでほしい。

オーケストラコンサートはハードルが高い！
と来場を躊躇している人へ

　オーケストラコンサートというと，なかなかハードルが高いと感じるかもしれない。“ゲーム音楽”は聴きたいけど，足を踏み入れていいものか……会場となるサントリーホールの公式サイトを見てみると，煌びやかな会場の写真に圧倒されるし，他の公演予定を見るとそれこそハードルの高そうなクラシックばかり。しかも「クラシック音楽のコンサートホールとして“世界一美しい響き”をめざして設計された」とまで書いてある。

　オーケストラを聴くには最高の環境だ。あまりコンサートに行かない人は，こんな貴重な機会はないと，体験する気持ちで行ってもいいかもしれない。自分の知っているゲーム音楽ならば，耳なじみがよいので聴きやすいだろう。また，オーケストラ演奏だからこそゲーム内とは違った新鮮な気持ちで楽しめるはずだ。