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「逆転裁判6」サイン&握手会をレポート。江城元秀氏と山﨑 剛氏への合同インタビューと合わせてお届け
シリーズ最新作となる「逆転裁判6」は,成歩堂龍一と王泥喜法介のダブル主人公が,神秘と信仰の国「クライン王国」と日本を舞台に法廷バトルを繰り広げることになる。かつて成歩堂龍一の助手を務めていた霊媒師の綾里真宵が,久しぶりに“復帰”することでも注目を集めている。
「逆転裁判6」公式サイト
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発売記念イベントの会場には,早くから熱心なファンが詰めかけ,あらためて「逆転裁判」シリーズの人気の高さを思い知らされた。それぞれがゲームソフトや設定資料集,ニンテンドー3DSの本体,関連グッズなどを持参し,江城,山﨑両氏との交流を楽しんでいた。
イベント終了後にはメディア向けの合同インタビューが行われた。こちらの内容もお届けしよう。
――ファンの皆さんはソフトだけでなく,レアなグッズを持参していました。印象に残っているグッズはありましたか。
江城元秀氏(以下,江城氏):
「逆転検事2」のランチョンマットを持ってこられた人がいましたね。結構,レアアイテムなのでビックリしました。しかも,ちゃんと使ってくれているみたいだったので嬉しかったです。
あとは「逆転裁判5」のポーチを持ってきた人も。あれはスタッフでいろいろと考えながら作ったグッズでした。
――イベントの感想をお願いします。
江城氏:
僕らは直接ユーザーと話す機会があまりないんです。しかも,こういう形でサイン会をするのは初めてなので,多くの方に来ていただいて驚きと嬉しさでいっぱいです。
山﨑 剛氏(以下,山﨑氏):
「逆転裁判6」開発期間は2年半くらいでしたが,どうしたらユーザーが喜んでくれるのか,ということをずっと考えてきました。それが,今日からゲームを通じて驚きを感じてもらえると思うと,とても感慨深いものがあります。作った側としての緊張感はありますが,きっと楽しんでもらえるという自信もあります。
――「逆転裁判6」で初めてシリーズをプレイする人に向けて,アピールポイントを教えてください。
江城氏:
公式サイトでは前日談のアニメーションを公開していますので,それを観ていただければおおまかな世界観を掴めると思います。チュートリアルもしっかりしてますので,初めてシリーズをプレイされる人でも,すんなり楽しめると思いますよ。
また,「6」から過去作にさかのぼってもらっても,新たな発見があります。興味を持たれたら,ぜひ過去作も遊んでほしいですね。
――それでは,シリーズファンに注目してほしい部分は。
江城氏:
懐かしいキャラクターがたくさん出てくるので,楽しみにしてください。作中ではちょっとした仕込みを入れていますので,ファンの皆さんにはニヤリとしてもらえると思います。
ゲーム中に挿入されるアニメーションに関しても,シリーズの流れを意識したものになっていますので,そのあたりに注目してほしいです。
山﨑氏:
「6」はシステム面においても,シリーズの集大成といえる内容です。伝統的なシステムを凝縮しているので,初めて「逆転裁判」をプレイされる人であっても,シリーズの歴史をそのまま楽しんでもらえると思います。
シリーズ作品のキャラクター達を深掘りするようなシーンもあり,今までにない目新しい事件も用意しています。そういう意味では,かなりインパクトのある内容になっていると思います。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
江城氏:
ファンの皆さんと一緒に発売日を迎えられるのは,非常に感慨深いです。「6」は,前作の経験を踏まえたものになっているので,よりよい「逆転裁判」を作れたと思っています。大事にしなければならない部分と,挑戦しなければいけない部分,その両方がちょうどよいバランスになりました。
自信を持って送り出しているタイトルなので,購入を迷っている人は,まず体験版を遊んでもらうといいかもしれません。追加シナリオもいい仕上がりになっていますよ。
山﨑氏:
今回,シナリオの作成に際して最初から構成をしっかりと詰めて,各話をかなり深く描いています。さらに,全体に伏線を散りばめるような形に作っているので,ひととおり遊んでから,前の話に戻ってプレイすると「アッ」と驚いてもらえると思います。
コスチュームの変更といった要素もありますので,ぜひ何回も遊んでほしいですね。
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