商売の稼ぎを元手に一攫千金を狙おう。「お金を愛しすぎた少女」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第910回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では「お金を愛しすぎた少女」（iOS / Android）を紹介しよう。貧しい家庭に育った少女・銭子が，商売で得た稼ぎを元手にスロットマシンで一攫千金を狙い，億万長者を目指すという設定が刺激的なアプリだ。

本作は基本プレイ無料で配信中。ただし，広告の表示回数は多めだ

「お金を愛しすぎた少女」ダウンロードページ

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　ゲームの基本となるお金の稼ぎ方は，銭子をタップするだけでOKだ。ただし，黒い自動車に乗った「取り立て屋」が出現したときは要注意。彼が車内にいるときは客単価が通常の3倍になるが，顔を出してこちらを見ているときに商売を行うと，所持金から5％分の資産を奪われてしまう。

取り立て屋が車内にいるスキに画面をタップしまくろう

　お金がある程度貯まったら，スロットマシンに挑戦してみよう。賭けられる額は物語の進行に応じて上がっていくが，ベースとなる額の3倍まで投じることが可能だ。絵柄が揃えば役に応じた額が払い戻されたり，商材の単価が20秒間1.5倍になったりする。もちろん，絵柄を揃えられなかった場合はハズレで，掛け金は戻ってこない。

“777”を決めると掛け金の10倍もの額を獲得できる。揃えるとお金を没収される役があるのもユニークだ

“FEVER”という柄を揃えるとフィーバー状態に突入。客単価がアップするうえに，銭子が自動的に商売をしてくれる

　タップで地道に商材を売るか，スロットマシンで一気に稼ぐかはプレイヤーの自由だが，本作では所持金が一定額を超えるたびに物語が進展する。それに応じて，銭子が扱う商材もマッチ→ネギ→焼き芋と変化していき，客単価が上がっていくのだ。
　いわゆるクリッカータイプのシンプルなゲームだが，ストーリーやBGMが作り込まれていて，思いのほかしっかり遊べる作品に仕上がっている。銭子の結末が気になる人はぜひプレイしてみてほしい。

「アルバム」というメニューでは，一度見たストーリーや銭子の進化履歴などをチェックできる

著者紹介：H.H
　ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーで，日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは，ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。

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