連載
子供から大人まで楽しめるボードゲームがスマホアプリになって登場。「おばけキャッチ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第801回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
4Gamerでもたびたび「人狼」や「ゲームマーケット」関連の記事を掲載しているので,ここ数年,日本でアナログゲームがブームになっていることを知っている読者も多いのではないだろうか。そんなアナログゲームには,タッチ/スワイプ操作と相性のいいものもあり,スマートフォンやタブレット向けにもかなりの種類がリリースされている。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんなスマホ向けタイトルの中から,筆者一押しの「おばけキャッチ」(iOS / Android)を紹介しよう。なお,ボードゲーム版「おばけキャッチ」(原題:Geistesblitz)は,ドイツのZochが発売する作品で,日本語版はメビウスゲームズからリリースされている。
iOS版「おばけキャッチ」ダウンロードページ
Android版「おばけキャッチ」ダウンロードページ
ゲームのルールはとてもシンプルだ。卓上には「白いおばけ」「緑色のビン」「赤い椅子」「青い本」「灰色のネズミ」という5つのアイテムと,山札が設置されている。山札のカードを1枚めくると,そこにはアイテムが描かれているので,それに対応するものを,ほかのプレイヤーよりも早く取ることができれば得点になる。
めくったカードに,対応するアイテムが描かれていない場合もあるのだが,その場合は,カードに描かれているアイテムと形,色の両方が異なるものを取れば得点となる。
なお,スマホ版のルールは,ボードゲーム版とほぼ同じだが,ゲーム初回時にチュートリアルをプレイできるので,「初めて遊ぶ」という人はここでルールを確認するといいだろう。
ゲームモードは,AIやプレイヤーを加えて,最大6人での対戦を楽しめる「クラシック」,どれだけ得点を重ねられるかを競うシングルプレイ専用の「サバイバル」,世界中のプレイヤーを相手に対等な条件でランキングを競う「vs.全世界」の3種類が用意される。
カードに描かれているアイテムと“一致するもの”“色も形も異なるもの”を瞬時に判断するのは,実際に遊んでみるとかなり難しいが,ルール自体は非常にシンプルなので,子供も大人も同じスタートラインに立って遊べるのが嬉しいところ。老若男女誰でも楽しめるというのが,本作が世界中で愛されている理由なのだろう。興味を持った人はこのアプリを通じて,ボードゲームならではの奥深い対戦を,実際に体験してみよう。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C) 2014, Terra Infinity
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