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イベント「ファントム オブ キル ―SHOUT ZERO VR―」でVR体験にチャレンジ。目の前に広がるのは,2200年の荒廃したシブヤ
2016年4月9日〜10日,イベント「ファントム オブ キル ―SHOUT ZERO VR―」が,東京・渋谷の渋谷パルコ パート1 公園通り広場で開催されている。
これは,gumiのスマートフォン向けRPG「ファントム オブ キル」(iOS / Android,以下ファンキル)の新たな大型企画「ファントム オブ キル プロジェクトZERO」(関連記事)の一環として行われるもの。「襲ってくる魔獣から逃れるには,ZEROに助けを求めるしかない。腹の底からZEROの名前を叫べ!」をテーマに,ファンキルの地上世界である2200年のシブヤを,「SHOUT ZERO VR」と名づけられた映像コンテンツで疑似体験できるという内容だ。
本稿では,イベント会場の様子に加え,「SHOUT ZERO VR」のバーチャルリアリティ体験がどのようなものだったのか,その感想をお伝えしたい。
「ファントム オブ キル」公式サイト
初日は11:00に始まったこのイベント。開始時点で,会場はすでに多くの人で賑わっていた。赤を基調としたステージセットはかなり目立ち,道行く人の多くが,興味深そうに足を止めていた。ステージでは,バーチャルリアリティ対応のヘッドマウントディスプレイをスッポリかぶった参加者が頭を上下左右に動かしている。なぜかニヤリとしている参加者もおり,知らない人にとっては,なかなか異様な光景だったかもしれない。
そして時間がくると,参加者がいっせいに「ゼロー!」と絶叫する。最初にそれを見たとき,筆者は思わず,「おおっ」と引いてしまったが,そう叫ばずにはいられないほどの没入感が得られるのだろう。筆者の期待感もグッと高まった。
そして,2200年の荒廃したシブヤへダイブ。直前まで見ていた実際の渋谷と異なり,地上は荒れ果て,雲や大地も赤く染まっている。
月並な表現で恐縮だが,これは,「画面を見る」というこれまでの映像体験とは一線を画しており,自分がファンキルの世界に入り込んでしまったと言うしかない。
ネタバレになってしまうので詳細は避けるが,「SHOUT ZERO VR」がスタートしてすぐに,藤原竜也さん演じるZEROが語りかけてくる。これも,実際にZEROが耳元でしゃべっているような感覚だ。
もちろん,ファンキルでおなじみの魔獣も登場する。その迫力は半端なく,仮想現実とは知りつつも,思わず後ずさりしたほど。そして,とある場面でプレイヤーが「ゼロー!」と叫ぶことになるのだが,「渋谷のド真ん中で叫ぶなんて……恥ずかしい」,と最初は躊躇していた筆者も,「SHOUT ZERO VR」の世界に没入していたため,そんな感情はいつのまにかどこかに吹っ飛んでしまっていた。
このように,「SHOUT ZERO VR」はファンキルの地上世界を,かなり高いレベルで仮想現実に落とし込んでいる。ファンキルの魅力の1つとして徹底して作られた世界観が挙げられるが,「SHOUT ZERO VR」を体験することによって,それをさらに身近に感じることができるはずだ。
ファンキルのプレイヤーはもちろん,VRに興味のある人は渋谷に足を運び,ぜひ体験してほしい。イベントは明日までなので,お見逃しなく。
「ファントム オブ キル」ダウンロードページ
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