連載
ローグライクゲームが意外な形に。スマホ向け「パネローグ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第628回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ローグライクと言われて思い出すのは,モンスターがひしめくダンジョンを切り抜けて,レアアイテムを手に入れた時の感動と,せっかく手に入れたそのアイテムを1回のミスでロストしてしまったときの悲しみだろう。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するのは,そんなローグライクゲームの醍醐味を手軽に楽しめる「パネローグ 未世界ダンジョンと神の塔」(iOS / Android)。その名の通り,パネルを使ったゲームシステムとなっているのが特徴だ。
iOS版「パネローグ 未世界ダンジョンと神の塔」ダウンロードページ
Android版「パネローグ 未世界ダンジョンと神の塔」ダウンロードページ
本作の主人公は,世界創造を司る偉大な(?)猫の神様一家のお手伝いとして,「本」としてまとめられた世界を探索し,開拓していく。本の中は何階層かのダンジョンになっており,1つの階層は複数のパネルで構成された1ページ,という感じだ。
このページのパネルをプレイヤーがタップしてめくると,隠されていた世界の一部が現れる。何も描かれていないパネルはめくってもゲーム内通貨のゴールドしか手に入らないが,「?」と描かれたのパネルの下には,モンスターや罠のほか,アイテム,次の階層へ移動できる魔法陣などが隠されている。最初の1枚以外は,すでに開けられている部分に隣接したパネルしかタップできない点に注意しよう。
そして,このパネルダンジョンをさらに面白くしているのが,パネルを開ける時に生じる「波紋」の存在だ。モンスターは「眠り」「通常」「怒り」という3種類のうちいずれかの状態で出現するのだが,この状態は,「波紋」に触れることで変化するのだ。
眠っているときは何もしてこないが,通常時は毒付与などのスキルを使うようになり,怒り状態になると,こちらが何か行動する度に積極的に攻撃してくるようになるので,無駄な戦闘を避けるには,パズルゲームのように波紋を当てないルートを考える必要がある。また,攻撃時の波紋は使用する武器によって変化するので,性能には多少目をつぶって,波紋の範囲が小さい武器を使うのもアリだ。
広大なランダム生成ダンジョンや,死亡できない緊張感など,ローグライクの魅力をパネルの形で表現した本作。なにより手軽に楽しめるので,ローグライク入門用としてもオススメしたい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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