［TGS 2014］新要素“共同推理”の実機デモが公開された「大逆転裁判 −成歩堂龍ノ介の冒險−」ステージをレポート。ホームズの名（迷）推理が炸裂！？

　東京ゲームショウ2014の初日となる2014年9月18日，カプコンは同社ブースにて，ニンテンドー3DS用ソフト「大逆転裁判 −成歩堂龍ノ介の冒險−」のステージイベントを実施した。プロデューサー小嶋慎太郎氏と，ディレクターの巧 舟氏が本作の魅力を紹介したほか，本邦初公開となる実機プレイも披露されたステージの模様をレポートする。

小嶋氏（左）と巧氏

　実機によるデモプレイでは，本作の主人公である成歩堂龍ノ介と，彼が大英帝国で出会う探偵シャーロック・ホームズがタッグを組んで推理を行う「共同推理」が紹介された。


　まずは，ホームズがヒゲ＆丸い黒メガネの老人に疑問の目を向けている場面からスタート。彼の推理力は抜群で人並み外れているのだが，その推理が真相どころか，ときに真実の向こう側まで飛躍してしまうのが玉のキズ（魅力？）だ。この場面でもご多分にもれず，老人に対して，かなりぶっ飛んだ推理を連発。本人はいたって真面目に推理しているのだが，見ているこちらからすると実にシュールで面白い。
　なお，本作のグラフィックスは3Dで表示されており，躍動感溢れるカメラワークがスピード感を演出する。また，スポットライトを多用した演出も，ドラマティックな展開に一役買っている。


　このままホームズのトンデモ推理が続くのかと思われたそのとき，龍ノ介が割って入り，少々暴走気味なホームズを軌道修正。さらにヒロインの御琴羽寿沙都も，ホームズの推理に的確なツッコミを挟んでいく。
　そして，本作の真髄たるゲームパートへ。ニンテンドー3DSの下画面で，老人の怪しい場所をタッチすると，その場所を調べたり，証拠をつきつけたりといった「逆転裁判」シリーズでお馴染みのコマンドが出現する。老人のとある部分に注目した龍ノ介は，ここで「つきつける」を選択して，見事に老人の正体を見破ったところでデモプレイは終了となった。

　その後，小嶋氏と巧氏が「大逆転裁判」および「逆転裁判」シリーズのグッズを紹介。最後は，シリーズ恒例となっている特別法廷の映像が披露されていた。

世界観やキャラクターなど，ゲームの概要もあらためて紹介されていた

「大逆転裁判 −成歩堂龍ノ介の冒險−」公式サイト

4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト