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ヌルゲーマーはお断り? Android向けアクションゲーム「チョークダッシュ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第326回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
スマートフォン向けゲームはカジュアルなプレイヤーを狙ったものが多く,「何度もやられて覚える」「諦めなかった奴が勝つ」といった硬派なスタイルが必要になるタイトルはほとんど見られない。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな現状を嘆く強者に挑戦してほしい,斬新かつ歯ごたえ充分の難度を持つAndroid向けアクション「チョークダッシュ」を紹介しよう。
「チョークダッシュ」ダウンロードページ
ゲームを開始すると,黒板に描かれた棒人間が画面右方向へと全力で走り始める。この棒人間が道中のトゲに触ったり,穴に落ちてしまったりすると即座にゲームオーバーとなるので,プレイヤーは画面をスライド操作でなぞって黒板に線を引き,棒人間がトラップに引っかからないような地形を作っていくことになる。
ゲームオーバーになるまでに,棒人間がどれだけの距離を進み,得点アイテムである星をどれだけ集めたかなどから,総合スコアが計算される。
道中に用意されている大砲を使って一気に距離を稼いだり,磁石を拾うことで一定時間周囲の星を吸い寄せて自動回収できたりと,スコアを伸ばすためにできる工夫が多いのがやり込み派には嬉しいところだ。
このように操作は簡単でコンセプトも分かりやすいが,実際にプレイしてみると,棒人間の移動速度がなかなか速く,かなりの瞬間的判断力を求められるゲームだと分かるはず。しかもステージ構成は毎回ランダムで変わるため,覚えて攻略という手も取りにくい。
筆者もゲーム開始直後にミスするということを数十回繰り返し,「無理!!」と投げ出しかけたが,100回近くトライしてみて,地形ごとの対処の仕方を覚えたり,線を素早く短く引くコツを覚えたりして,かなり記録を伸ばせるようになった。
何十回も挑戦することがほぼ必須となる,硬派中の硬派なタイトルである本作。ステージにゴールがなく,スコアをどこまで伸ばせるかという己との戦いが果てしなく続くところも非常にストイックだ。
ヘビープレイヤーにオススメなのはもちろんだが,カジュアルゲーマーにも,諦めずに100回はプレイしてほしい。ひょっとしたらその繰り返しの中で,あなたの中に眠る何かが目覚めて脱・カジュアルゲーマーを果たすことができるかもしれない。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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