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「ファイナルファンタジーXIV」の韓国向け正式サービスは8月中に開始
最初に登壇したスクウェア・エニックスの松田洋祐社長は「FFXIVは,スクウェア・エニックスのグローバル事業において最も重要な作品の一つで,いよいよ韓国でのサービスを開始することになり,非常に満足しています。今後もEyedentity Mobileと緊密に協力していきたいと思います」と挨拶した。
続いて,Eyedentity MobileのBae,Sung Gon副社長によって,韓国サービスについてのプレゼンテーションが行われ,8月14日6:00のアーリーアクセス開始後,8月19日からのオープンβテストを経て,8月中に正式サービスを開始する予定であることが明かされた。
松田洋祐氏 |
Bae,Sung Gon氏 |
料金体系では,日本と同様の30日,90日に加えて,5時間,30時間という単位のプランも用意される。金額は,5時間が3300ウォン(約349円),30時間が1万3200ウォン(約1397円),30日間が1万9800ウォン(約2095円),90日間が4万7500ウォン(約5027円)という設定だ。なお,5時間と30時間のプランは9月に導入予定とのこと。
また,PC Bang(日本で言うネットカフェ)でプレイすると獲得経験値やゲーム内通貨にボーナスがつくといった特典内容も紹介された。
続いて,FFXIVのプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏が,韓国サービスのゲーム内容や,今後のアップデート予定を紹介した。
吉田氏は,サービス開始時のコンテンツについて,壇上では具体的な数字を挙げなかったが,プレスリリースによると,アーリーアクセス開始時点で,コンテンツファインダーから挑戦できるインスタンスコンテンツが61個,フィールドで受けられるクエストが1168個用意されるという。
これはグローバルバージョンでいうと開始から11か月経過した時点のボリューム。メインシナリオはグローバルバージョンの2.2に相当するものとなり,「クリスタルタワー:古代の民の迷宮」や「大迷宮バハムート:邂逅編」といったコンテンツも含まれている。
吉田直樹氏 |
正式サービス開始後の10月には,メインシナリオが2.3相当になり,「クリスタルタワー:シルクスの塔」や,ハウジング,PvPといったコンテンツが追加。12月には,メインシナリオが2.4相当になるほか,新規「忍者」が追加される予定だ。
このように,韓国でのアップデートプランは,グローバルバージョンに比べて非常に速いスピードで進められるようだ。
Bae,Sung Gon氏は「韓国市場で日本産オンラインゲームの成功事例が多くないことはよく知っている」としつつも,「伝統あるシリーズの最新作であるFFXIVの豊富なコンテンツとクイックアップデート,安定的な運営で,同時接続者10万人の目標を達成するために努力します」と意気込みを語った。
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ファイナルファンタジーXIV
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