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日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
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印刷2013/08/27 00:00

テストレポート

日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた

画像(014)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
 既報のとおり,Googleは,2013年8月26日に新製品発表会を開催し,7インチ液晶パネル採用のAndroidタブレット「Nexus 7」の2013年モデル(以下,Nexus 7(2013))を,8月28日0:00から順次販売すると発表した。北米市場では7月30日発売だったので(関連記事),約1か月遅れで日本市場へも登場することになる。
 製品ラインナップは3種類で,無線LAN対応でストレージ容量16GBのモデルが2万7800円,同32GBは3万3800円,そしてLTEに対応するSIMロックフリー版の同32GBモデルが3万9800円(いずれも税込)で,28日に販売が始まるのは無線LAN対応の2モデル。LTE対応モデルは9月中旬以降の発売予定で,いずれも家電量販店や通販サイトなどでは,すでに予約受け付けが始まっている。

 多種多様なAndroid端末の中でも,Nexusシリーズはリファレンスマシン的な存在であり,アプリの動作検証端末に使われることも多いという。そのため,Androidタブレットでゲームを遊びたいというユーザーにとっては,動作が期待できるという点で“鉄板”の端末と言っても過言ではないだろう。
 4Gamerでは,発表会場で実機にじっくり触ってきたので,ファーストインプレッションをお届けしてみたい。


まずは外観をチェック

第1世代より薄型軽量化。マットな背面は持ちやすい


 Nexus 7の製造を担当するのは,2012年に登場したNexus 7の2012年モデル(以下,Nexus 7(2012))から引き続き,ASUSTeK Computerだ。そんなNexus 7の本体を手にしてまず気づかされるのが,ボディの薄型軽量化である。サイズは200(W)×114(D)×8.65(H)mm,重量は290g(LTEモデルは299g)。Nexus 7(2012)と比べて,厚さは1.9mm薄く,重量は50g軽くなっており,手に持った瞬間「これは軽くなったな」と感じるほどだ。

画像(015)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
本体向かって右側面(※左が底面側)。こちら側には[電源/スリープ]ボタンと音量調整用ボタン,ピンホールのようなマイクが並ぶ
画像(003)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
本体底面。「SlimPort」対応のUSB Micro-B端子を装備し,対応機器経由でHDMIやDisplayPortなど映像出力が行える。この角度から見たとき,本体が単純な台形になっていない点も注目だ
画像(001)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
ひんやりとした背面。滑り止めとしてマット処理が施されているため,持ちやすく手触りもいい
 外観は,正面がフルフラットでハードウェアボタン類を持たず,背面はエッジが薄くなったラウンドフォルムで,本体右側面に[電源/スリープ]ボタンと音量調整用ボタンが並ぶという,最近のAndroidタブレットでよくあるデザインだ。

 とにかくインパクトがあるのは8.65mmという薄さで,これによりNexus 7(2013)は,Nexus 7(2012)と比べてかなり持ちやすくなった。

 本体を頂部や底部から見ると,形状は単純な台形ではなく,ダイヤモンドカットのようなになっている。これも最近のトレンドだが,本体正面側のエッジに丸みを持たせることで,持ちやすくするためのデザインだ。
 ちなみに,重心は縦画面時の中心よりやや下,背面のNexusロゴのxから指1本分ほどのところにあるようだ。これは,縦持ち時に重さを感じさせにくくさせる重量バランスである。
 背面の話が出たので続けておくと,背面のプレートは軽いマット調で,持つときに手が滑りにくい安心感がある。この点は“剥き身”で運用する人でも安心といったところだろうか。

 7インチサイズの液晶パネルには,解像度1200×1920ドットのIPSモデルが採用された。解像度800×1280ドットだったNexus 7(2012)と比べると,大幅に精細感がアップしている。実際,画素密度は323ppi(pixels per inch)で,2013年夏モデルのハイエンドスマートフォンやタブレットと比較しても引けを取らない。これだけの解像度と画素密度があれば,電子コミックの見開きページを表示しても,細かい部分まではっきり読み取れるだろう。

IPS液晶パネルの採用で,画面の見栄えは大きく改善した。視野角は上下左右ともに170度とのこと
画像(002)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
 Nexus 7(2012)が採用していた液晶パネルは,とくに発色の面でおよそ褒められたものではなかったが,新製品のIPS液晶パネルは発色が大幅に改善された。最大輝度は太陽光下でも見えるレベルに明るくなり,曇り空の下では鮮明だ。一方,最低輝度は低めで,暗い室内でまぶしすぎるという心配は無用だ。

画像(004)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
最大輝度状態かつ順光の状態での写真。しっかりと画面が見える。なお,見て分かるように,表面加工はグレア(光沢)タイプだ
画像(005)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
輝度最低状態にして,少し暗いところで撮影した写真。室内であれば,最低輝度から少し上げた程度で,十分実用的に使えそうだ

 液晶パネル左右のベゼル部分には,約27mmほどの幅があり,Nexus 7(2012)比ではかなり狭くなったが,それでもとくに狭額縁というわけでない。上下のベゼル部分にも親指ほどの幅があるので,横画面にしたときに指を置いて使っていても,誤ってタッチすることはなさそうだ。GoogleとASUSは狭額縁を重視して見た目を小さくするよりも,持ちやすさや操作のしやすさを優先したということだろうか。

画像(006)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
左右のベゼルは27mmほどあり,軽く親指をかけておける
画像(007)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
横画面時の左右ベゼルは,親指を置いても画面を誤タッチしない幅がある

 Nexus 7(2012)が搭載していたカメラは,120万画素のインカメラのみだったが,新しいNexus 7では,それに加えて500万画素のアウトカメラも内蔵した。AR(拡張現実)マーカーを使ったゲームやアプリも,これで問題なく使えそうだ。

画像(016)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた 画像(012)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
左写真の上側に見えるのが500万画素のアウトカメラ。搭載する撮像素子は未公開である。右の写真はアウトカメラで撮影した風景(クリックすると1944×2592ドットの画像を表示します)。原色系の飽和が多少気になるものの,素直な発色と言える


SoCはSnapdragon S4 Proを採用

Qi対応はタブレットでは目新しい


 続いては中身を見ていこう。Nexus 7はSoC(System-on-a-Chip)として,Qualcommの「Snapdragon S4 Pro APQ8064」(以下,APQ8064)を採用している。APQ8064は2013年春モデルのハイエンドスマートフォンでよく採用されていたSoCで,クアッドCPUコアに,「Adreno 320」と名付けられたGPUコアを集積。最大動作クロックは1.5GHzとなる。
 メインメモリは容量は2GBで,前述のとおりストレージ容量は16GBと32GBが用意される。メインメモリやストレージの容量は,2013年のAndroidタブレットとして,ごく普通の仕様だ。無線通信機能としては,IEEE 802.11a/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を備える。無線LAN機能が最新のドラフト版IEEE 802.11acに対応していないのは,少々残念なところか。

Qiの充電器に載せるときには,写真で指を当てているところとその左右あたりに合わせるといいらしい。範囲は広めに設定されているらしく,大雑把に置いても使えそうである
画像(008)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
 NFC機能とワイヤレス充電規格の「Qi」(チー)に対応する点を,魅力的に感じる人もいるだろう。タブレット端末でQiに対応するものはまだ少なく,充電スタンドもスマートフォンを想定したサイズの製品が多い。Nexus 7に合わせて,タブレットスタンドになる形状のQi対応充電器が登場することに期待したいところだ。
 ちなみに,背面にはNFCやQiのロゴマークが書かれておらず,どのあたりにQi対応充電器を合わせたらよいのか分かりにくいが,NFCのセンサーは,縦持ち時にNexusロゴのすぐ下あたりになる場所に配置されているようなので,だいたいこのあたりに当てればいいようである。

 バッテリーは内蔵式で,ユーザーによる取り外しはできない。
 容量は3950mAhで,HD解像度のビデオ連続再生なら最大9時間,無線LAN経由でインターネットに接続した場合は最大10時間のバッテリー駆動が可能という。タブレットのバッテリー駆動時間としては,平均的といったところか。


既存のスマホを上回るグラフィックス性能を発揮


 Nexus 7が搭載するOSは,最新のAndroid 4.3(Jelly Bean)である。国内で販売されているスマートフォンやタブレットがAndroid 4.3を搭載してくるのは,もう少し先になるだろうから,最新OSをいち早く体験したいというユーザーにとっては,Nexus 7は格好の端末といえるだろう。
 Android 4.3では,「OpenGL ES 3.0」や「Bluetooth Smart」といった最新のハードウェア仕様やAPIに対応するほか,通知領域などのUIの変更,1台の端末を複数人で使い分けるための簡易なマルチユーザー機能「制限プロフィール」といった新機能が取り入れられている。

画像(010)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
Nexus 7試用機のホームスクリーン。プレインストールアプリは最小限だ。標準WebブラウザがChromeになっている
画像(013)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
Googleがアピールしている新機能が,マルチユーザー機能「制限プロフィール」。子供に使わせるときに,ストアを無効化したりできる

Chris Yerga氏(Google)
画像(009)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
 Android 4.3における新要素で,ゲーマー的に気になるのは,なんといってもOpenGL ES 3.0への対応回りだ。OpenGL ES 3.0とは何かという話は2012年10月17日の記事を参照してほしいが,新製品説明会でNexus 7の特徴を説明したGoogleのエンジニアリング・ディレクターであるクリス・ヤーガ(Chris Yerga)氏は,「Nexus 7が初の(OpenGL ES 3.0)対応機になったことで,今後のゲームアプリ開発には欠かせないものになるだろう」と述べていた。
 なお氏によれば,「Google Playのトップデベロッパー20のうち,19がゲームデベロッパー」であるとのこと。とくに海外では,タブレットでのゲームが非常に盛り上がっていることもあり(関連記事),発表会でも,友達といっしょにゲームプレイするシーンをイメージしたデモが披露されるなど,ゲーム機的な側面が強調されていた。

 では実際の性能はどの程度だろうか。発表会場に展示されていた試用機を使い,恒例である「3DMark」のAndroid版によるグラフィックス性能の計測と,連射測定アプリケーション「ぺしぺしIkina」によるタッチパネルの連打に対する応答性を計測してみよう。

 まずは3DMarkの結果からだが,モバイルデバイス向けテスト「Ice Storm」の総合スコアは「11711」,負荷の高い「Extreme」プリセットでは「7150」を記録した。これは,同じ最大1.5GHz動作のAPQ8064を搭載するm「Xperia Z SO-02E」のスコアよりも高い(関連記事)。

画像(017)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた 画像(018)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
3DMarkの結果。左がIceStormプリセットで,右がIceStorm Extremeプリセット。Xperia Zよりも15%ほど高速という結果になった

 ちなみに,すでにNexus 7が発売されている海外では,同機が搭載するSoCのCPUコアに,Snapdragon S4 Proよりも1世代新しい「Snapdragon 600」と同じ,「Krait 300」が使われていたという報道がある。さすがに発表会場の試用機でそこまで調べることはできなかったが,CPUコアの変更で,これだけの性能向上が可能なのだろうか? いずれにしても,Nexus 7のSoCが優れた性能を備えているのは確かなようで,ゲーム用途にも安心して使えそうだ。

ぺしぺしIkinaの結果は「73」。立ち上がりの反応が鈍い印象だった
画像(019)日本でもついに発売となる「Nexus 7(2013)」ファーストインプレッション。気になる性能もチェックしてきた
 次にぺしぺしIkinaの結果だが,連射回数が93〜96になるように実行したところ,結果は「73」と微妙なスコアに終わった。体感では22と52タップめで,タップ処理が飽和したらしい動きがあったのだが,それにしてもこの結果はよくない。
 ぺしぺしIkina側が,Android 4.3上での動作に問題がある可能性も否定できないが,ソフトウェアキーボードをタッチ入力したときにも,高速に入力するとタッチを取りこぼしす様子が何度か見られたので,ハードウェアかデバイスドライバに原因があるのかもしれない。歯切れの悪いコメントで恐縮だが,いずれにせよ測定結果からすると「だいたいのゲームで問題はないと思われるが,激しくタップする必要があるタイトルだと,取りこぼしが発生する可能性がある」とは言えそうだ。


やはりGoogleリファレンス機の魅力は大きい

互換性問題を気にしたくないなら有力な選択肢に


 Nexus 7のデザインやスペックは申し分ないもので,Wi-Fiモデル16GBなら2万7800円と,Androidタブレットの中でも安いほうだ。コストパフォーマンスの高さで,Nexus 7に並ぶものはない。
 すっぴんのAndroid 4.3端末で,端末メーカー独自の機能やアプリがないぶんだけ,クリーンな環境を好きなようにカスタマイズして使える点も,Android端末を使い慣れたユーザーにとっては魅力的といえるだろう。

 前述したように,NexusシリーズはAndroidのリファレンス端末的な立場にあるため,このシリーズで動作チェックを行うアプリ開発者は多い。Nexus 7であれば,プレイしたいゲームが自分の端末で動作するか否かを,気にする必要はあまりないだろう。
 また「ファンタシースターオンライン2 es」のように,国産の人気オンラインゲームにも,Android版が開発されているものが出てきた。こうしたゲームをプレイするAndroid端末を選ぶときにも,Nexus 7は有望な選択肢となりそうだ。

●Nexus 7(2013)の主なスペック
  • サイズ:200(W)×114(D)×8.65(H)mm
  • 重量:約290g(Wi-Fiモデル),約299g(LTEモデル)
  • OS:Android 4.3(Jelly Bean)
  • プロセッサ:Qualcomm「Snapdragon S4 Pro」(4 CPUコア),動作クロック1.5GHz
  • ディスプレイ仕様:7インチ液晶パネル
  • ディスプレイ解像度:1200×1920ドット(323ppi)
  • メインメモリ容量:2GB
  • ストレージ容量:内蔵16GB,または32GB
  • 3G/LTE通信:3G/LTE対応モデルあり
  • 無線LAN:IEEE 802.11a/g/n
  • Bluetooth:4.0 搭載
  • NFC:搭載
  • センサー類:GPS,加速度,電子コンパス,光,ジャイロ
  • 外側カメラ:500万画素
  • 内側カメラ:120万画素
  • バッテリー:3950mAh,ビデオ再生時で最長9時間駆動

Nexus 7(2013)製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    Nexus

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