セガは,PSP向けのアクションゲーム
「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」(以下,クロヒョウ2)の発売を記念して,2012年3月22日,ビックカメラ有楽町店で
トークイベントを行った。このトークイベントには,「龍が如くスタジオ」総合監督の
名越稔洋氏と,クロヒョウ2の主人公である右京龍也を演じた俳優の
斎藤 工さんが登場。ゲーム版クロヒョウ2はもちろん,
テレビドラマ版クロヒョウ2の撮影エピソードなどを来場者に語ってくれたのだ。その模様をレポートしよう。
(左)「龍が如くスタジオ」総合監督の名越稔洋氏。(右)俳優の斎藤 工さん。イベント直前までドラマ版「クロヒョウ2」の撮影をしており,ほぼそのままの格好で登場
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過去の「龍が如くスタジオ」作品のイベントでは,来場者の男女比率はほぼ半々だったのだが,この日はゲストが斎藤さんということもあってか,女性の割合が非常に高かった
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最初に,名越氏から前作である
「クロヒョウ 龍が如く新章」とクロヒョウ2の違いが語られた。名越氏によると,前作は拳や格闘技を通じた主人公の成長が主なテーマだったが,本作では仲間同士の絆や,成長した右京龍也が自分よりも少し下の世代の若者達とどう関わっていくかということがメインテーマになっているという。制作に当たっては,斎藤さんからもさまざまな意見が出されたとのことで「非常に参考になった」と話した。
続いて,斎藤さんがクロヒョウ2の印象についてコメント。斎藤さんはまず「右京龍也は“もがきの象徴”だと思う」述べる。「人はどんな対策をしても,大事なものを失うことがある。しかし,大事なものを失ったときに,同時に何かを得られるようにもがくことが大切なのではないか」というメッセージを名越氏のシナリオから学んだと語った。
続いて,ドラマ版クロヒョウ2に関する話題へ移った。イベント終了後に再び撮影が控えているという斎藤さんは,「このあともすげえ大事なシーンがあります」とコメント。「撮影が終わるとすぐ寝て,朝はマネージャーに電話で起こしてもらって,現場で髪を洗い,右京龍也になる日々です。プライベートの記憶がありません」と続けた。そして「(ドラマ版のスタッフは)皆で一つの方向に走っているチームなので,生ぬるくない作品に仕上がっていると思います」とドラマ版クロヒョウ2に対する自信のほどを見せた。
また前作に続いてドラマに特別出演している名越氏の演技に関して,「小手先でお芝居している人には絶対にかなわないものを持っている」と高評価。一方名越氏は,斎藤さんの演技について「この一年で貫禄が出たと思います。ただそれはイヤらしい貫禄ではなく,『この一年,僕は学んできました』というストイックさを感じさせるもの」だとした。
ここで時間になり,惜しまれつつイベントは終了した。最後に斎藤さんと名越氏が来場者に向けてのメッセージを送ったので,掲載しよう。
斎藤さん:
今回,ゲーム制作の現場に立ち会わせてもらったんですけど,日本が誇るゲーム作りの凄さを知りました。皆さんにも,ぜひこの作品に触れてもらいたいですね。先ほども言ったように,僕は「失い方」をこの作品から学んだので,皆さんも,失ったときに得られるものを感じてもらえたら嬉しいです。
名越氏:
クロヒョウはスタッフが単に役割をこなして作られる作品ではなく,お互いに可能な限り理解しあって出来上がりました。そういった部分を感じてくれたら嬉しいと思います。
また,ゲーム上では女の子を口説くテクニックがかなり詰まっているので,女性のプレイヤーさんは口説かれる女の子に自己を投影するのも楽しいと思います(笑)。ぜひよろしくお願いします。