カプコンは本日(2011年7月8日),同社が2012年初頭に発売を予定している
「Dragon's Dogma」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)の最新情報として,登場キャラクター
「メルセデス」および,プレイヤーをサポートするAIキャラクター
「ポーン」(PAWN)の詳細を公開した。
以前
「こちら」で紹介した,本作のディレクター伊津野英昭氏によるゲーム紹介ムービーでも触れられていた“ポーン”。本作においてプレイヤーは最大4人でパーティを組んで冒険するわけだが,プレイヤー以外の3人を担当するサポートキャラクターが,ポーンだ。
「異界渡り」とも呼ばれ,自発的な意志や感情を持たない存在のポーンは,常にプレイヤーキャラクターと行動する1体と,状況に合わせて呼び出すことになる2体という具合に,その役割が分かれている。
前者のポーン(
“自分ポーン”と呼ぶらしい)は,冒険を通じてプレイヤーキャラクターと共に成長するほか,プレイヤーがその
姿を自由にエディットすることが可能。後者のポーンは,本作世界の各地に点在する「リム」という石を媒介に召喚したり,街中でスカウトしたりして仲間にできる。ちなみに,プレイヤーと自分ポーンの2体だけで冒険することも可能だ。
いうまでもなくポーンは,近接攻撃系/遠距離攻撃系など,その職業はさまざま。このポーンをどう組み合わせてパーティを組むかが,おそらく本作のキモであり,試行錯誤を楽しめる点となるのだろう。
■キャラクター
突如現れたドラゴンによって、心臓を奪われた主人公。
しかし、ドラゴンを倒す運命を課せられた“覚者(かくしゃ)”という存在となって蘇る。
そんな主人公は運命的な、また宿命的な旅の先々で多くの人々と出会うこととなる。
今回紹介するのは、構えた剣が勇ましい女性騎士。
その鋭い視線の先に待つものとは…
ほう・・・ポーンを従えるか
愚界の民を、意のままに使役する・・・
“覚者”と呼ばれる者だな
メルセデス
領王直下の命のもと、徴募任務に就く女性騎士。
異国から招聘され、部隊長として前線拠点に赴く。
任務への重責からか、覚者に対しても身構えた態度を取る。
■ポーン
『ドラゴンズ ドグマ』では、4人でパーティーを組んで冒険を進めていく。
プレイヤー以外の3人は“ポーン”と呼ばれ、プレイヤーをサポートするAIキャラクターである。
今回は、その“ポーン”の要素を紹介する。なお、今回紹介するのは、その奥深い要素の一部にすぎない。
まだまだ語られない新しい要素が隠されている。
ポーンのうちの1人は、常にプレイヤーと行動を共にする自分のポーンである。
そのポーンは、いわば相棒のような存在であり、常にプレイヤーと一緒に行動し、共に冒険を通じて成長していく。なお、今回紹介している自分のポーンは、あくまでも一例であり、ゲーム中ではプレイヤーがその姿を自由にエディットすることが出来る。
ポーンとは…?
別名「異界渡り」とも称される、人の外観を持った人ならざる存在。
扱いやすい戦力として軍隊や旅の護衛に重宝されている。
ただ、自発的な意志や感情を持たないことから、人間社会においては異端の存在として忌避するものもいる。
状況に合わせてポーンを召喚
前述のように、「異界巡り」とも呼ばれるポーンは、外界から召喚することになる。
古代文字が刻まれた、この石こそが、ポーンを呼び出す媒介となる、“リム”と呼ばれる石である。
リムは各地に存在し、覚者であるプレイヤーが触れることで、ポーンを呼び出すことが出来る。最大2人のポーンを呼び出してパーティーに加えることが可能だ。
上の写真のように、“リム”を介して呼び出されたのは、メイジ(左)とストライダー(右)のポーン。職業や性別など、パーティーの構成に合わせて、好きなポーンを呼び出すことが出来る。
戦略に合わせてパーティ編成が可能。
プレイヤーとポーンは最大4人で1パーティーを組む。(プレイヤーと自分ポーンの2人で行動することももちろん可能だ。)
プレイヤーだけでなく、ポーンの職業も選ぶことが出来るので、その組み合わせでパーティーの個性は大きく変わる。
強力なモンスターに立ち向かう際は、プレイヤーのスキルだけでなく、パーティーの組み合わせも念頭に置く必要がある。
▲世界各地に点在する“リム”から、ポーンを呼び出そう。
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▲メイジとソーサラーの魔法使いで固めてもよし。 |
▲近接攻撃を得意とする職業を中心に、パワータイプのキャラクターでまとめるもよし。 |
広大な『ドラゴンズ ドグマ』の世界を冒険するには、二人だけでは心もとない。訪れる土地やモンスターに応じて、呼び出すポーンを変え、パーティーを編成しよう。
借りてくるポーン2体は、様々なバリエーションの中から選ぶことができる。
ポーンと共にまだ見ぬ新たな土地を訪れる。
▲多くの人々で賑わう都市や、のどかな空気が流れる海沿いの街など、訪れる土地によって出会う人は様々。
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上記のように、ポーンと共に様々な地を訪れることになる主人公。『ドラゴンズ ドグマ』のフィールドは、場所によって多彩な表情を見せてくれる。
さらに、借りてくるポーンは、リムで呼び出す以外にも、街中を歩くポーンをスカウトすることも出来る。
街ですれ違った気になるポーンに声を掛け、その場で仲間にする!といったことも可能だ。