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Xperiaの新シリーズ「Xperia X」が発表。国内投入製品はハイエンドの「Xperia X Performance」のみに
世界市場では2016年夏以降に発売の予定で,日本市場ではXperia X Performanceのみを発売する予定であるとのこと。価格は公表されていない。
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主な仕様を順番に見ていこう。まず,新シリーズの中核モデルとなるXperia Xは,5インチサイズで解像度1080×1920ドットの液晶パネルを搭載する製品だ。SoC(System-on-a-Chip)には,Qualcomm製の「Snapdragon 650」を採用している。
メインメモリ容量は3GBで,内蔵ストレージ容量が32GB(シングルSIMモデル)または64GB(デュアルSIMモデル)。最大200GBまでのmicroSDXCカードに対応するmicroSDカードスロットも備えている。
特徴の1つに挙げられているのが,「次世代のXperiaカメラ」と称するカメラ機能だ。アウトカメラには,2300万画素の撮像素子「Exmor RS」を採用。ソニーのデジタル一眼レフカメラであるαシリーズのエンジニアとの協業により開発した「Predictive Hybrid Autofocus」(日本語では先読みオートフォーカス)という機能を搭載したことにより,被写体の動きを予測してブレのない写真を撮影できるとアピールしている。
ラインナップ最上位モデルとなるXperia X Performanceは,QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 820」を採用するのが特徴の製品だ。搭載液晶パネルは,Xperia Xと同じ5インチ,1080×1920ドットで,2015年冬モデルのハイエンドだった「Xperia Z5 Premium」が搭載していた4K解像度の液晶パネルは採用していない。
メインメモリ容量は3GBで,内蔵ストレージ容量は32GB,最大200GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。また,2300万画素で動き予測機能付きカメラを搭載する点もXperia Xと同じだ。
スペックからすると,Xperia Z5の後継製品はXperia X Performanceという理解でよさそうだ。
最後のXperia XAは,MediaTek製のSoC「Helio P10 MT6755」を採用する下位モデルとなっている。液晶パネルは5インチサイズで解像度720×1280ドット,メインメモリ容量は2GBで,内蔵ストレージ容量は16GBだ。
カメラ機能も,動き予測機能は搭載しない1300万画素Exmor RSとなっている。
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Xperia X | Xperia X Performance |
Xperia XA | |
---|---|---|---|
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ | ||
OS | Android 6.0(Marshmallow) | ||
ディスプレイパネル | 5インチ液晶, 解像度1080 |
5インチ液晶, 解像度720 |
|
プロセッサ | Snapdragon 650 (Cortex-A72×2, |
Snapdragon 820 (Kryo×4, |
Helio P10 MT6755 (Cortex-A53×8, |
メインメモリ容量 | 3GB | 2GB | |
ストレージ | 32GB,64GB, |
32GB, |
16GB, |
アウトカメラ | 2300万画素 | 1300万画素 | |
インカメラ | 1300万画素 | 800万画素 | |
バッテリー容量 | 2620mAh | 2700mAh | 2300mAh |
待受時間 | 未公開 | ||
通話時間 | 未公開 | ||
LTE対応バンド | 未公開 | ||
無線LAN対応 | 搭載(詳細未公開) | ||
Bluetooth対応 | 4.2 | ||
USB | USB 2.0 Micro-B | ||
本体サイズ | 69.4(W) |
71.1(W) |
66.8(W) |
本体重量 | 153g | 165g | 137.4g |
ソニーモバイルコミュニケーションズによる当該プレスリリース
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