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Qualcomm,次世代ハイエンドSoC「Snapdragon 820」の製品概要を公開。統合するモデム「X12」の下り通信速度は最大600Mbpsに
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印刷2015/11/11 14:27

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Qualcomm,次世代ハイエンドSoC「Snapdragon 820」の製品概要を公開。統合するモデム「X12」の下り通信速度は最大600Mbpsに

Snapdragon
 北米時間2015年11月10日,Qualcommは,2016年に搭載製品の流通が始まる予定の次世代ハイエンドSoC(System-on-a-Chip)Snapdragon 820」(MSM8996)の製品概要を公表した。

 Snapdragon 820は,2015年2月にその存在が発表されはしたものの,その後は搭載GPUコアの名称などが小出しになる程度で,なかなか全容が見えてこなかった。その意味で,今回,主立った構成要素と,ざっくりではあるものの性能指標が以下のとおり明らかになったのはトピックといえるだろう。

  • Qualcomm初の64bit CPUコアとなる「Kryo」(クライオ)は,14nm FinFETプロセス技術を採用して製造される。CPUコア数は4基で,最大動作クロックは2.2GHz。ARM製64bit CPUコア「Cortex-A57」を4基,「Cortex-A53」を4基組み合わせた「big.LITTLE」構成を採用する「Snapdragon 810」と比べ,CPUコアあたりの性能と電力効率は2倍に向上
  • デュアルチャネルLPDDR4-1866メモリコントローラ統合
  • GPUコア「Adreno 530」は,OpenGL ES 3.1+AEP(Android Extension Pack)およびVulcan,DirectX 11.2に対応。「Adreno 430」に対して,40%のグラフィックスおよび演算能力,電力効率の向上を実現する
  • ビデオデコーダは4K解像度で60fpsのHEVC 10bitデコードに対応。ビデオ出力はHDMI 2.0やMiracast 2.0による4K解像度の60fps出力を行える
  • センサー処理用のDigital Signal Processorとして「Hexagon 680 DSP」を統合。Snapdragon 810に対して性能と消費電力の大幅な改善を実現した
  • 「X12 LTE」モデムを統合し,下り通信速度は最大600Mbps,上り通信速度は150Mbpsに。Snapdragon 810の「X10 LTE」モデムと比べると,下りは約33%,上りは約300%の高速化を実現した
  • カメラ用の映像処理機能として「Spectra Camera ISP」(Image Signal Processor)を統合。スループットは2800万画素で30fpsを実現する

 残念ながら,Kryo CPUコアやAdreno 530 GPUコアなどのアーキテクチャ全体像は明らかになっていないが,明らかになった性能指標からは,2016年のハイエンドスマートフォンで実現されるものがおぼろげながら見えてきたと言ってよさそうだ。

Snapdragon 820のCPUコアであるKryoの特徴を示したスライド。CPUコアあたりの効率を重視した独自のデザインで,モバイルアプリケーション向けに最適化してあるという。Qualcommは,4基のCPUごとに細かくパワーゲーティングを行って,性能と消費電力を最適化する特許を2014年に取得しているので,このあたりが技術的なキモという可能性はあるだろう
Snapdragon
こちらは,Adreno 530の特徴を示したスライド。OpenGL ESの最新版であるOpenGL ES 3.1と,Googleによる拡張機能セット「AEP」に対応するほか,新世代OpenGL的な存在であるグラフィックスAPI「Vulcan」にも対応する。ただし,アーキテクチャの詳細は公表されていない
Snapdragon



QualcommのSnapdragon 820製品情報ページ(英語)

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