ソニー，Ericssonとの“ソニエリ”合弁を解消か〜WSJが報じる

　ソニーは，スウェーデンTelefonaktiebolaget LM Ericsson（以下，Ericsson）との合弁を解消し，「Sony Ericsson Mobile Communications」（以下，Sony Ericsson）におけるEricssonの株式持ち分を買収する方向で動いており，契約に近づいている――米紙Wall Street Journal（以下，WSJ）が，東京発の情報としてそのように伝えた。

　WSJが関係者の話として報じたところによると，ソニーは，タブレットやスマートフォン，携帯ゲーム機，そしてPCの事業を統合し，効率と連携の強化を図る方針。そのために，同社とEricssonの折半によって2001年に誕生し，現在では世界第6位の携帯電話会社となったSony Ericssonの買収に向かっているとのことだ。

　現時点でソニー，Ericsson，そしてSony Ericssonからもリリースは出ていない。また，最近になって台湾メディアが報じていた「Sony Ericssonがフィーチャーフォン市場から撤退し，スマートフォンに注力する」という内容との関連性も不明だが，そういった話があることは憶えておいても損はしないだろう。

→WSJによる報道（英語 ※未契約の場合は記事の冒頭のみ閲覧できます）