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MSIからNキーロールオーバー対応のゲーマー向けキーボード「GK-601」が登場。キースイッチは“Cherry赤軸”
キー配列は日本語キーボードらしいのだが,本稿執筆時点では製品情報が公開されておらず,公開されている製品写真も英語版のままなので,キー数やキーボードレイアウトに関して,はっきりしたことは言えない。製品写真を見る限り,特殊な追加キーは備えておらず,[Fn]キーと[F1]〜[F12]キーの組み合わせにより,いくつかの機能を利用できる仕掛けになっているようだ。
公開されている製品イメージからも分かるように,本体の基調色は黒と黄色で,[W/A/S/D]キーのキートップも黄色になっている。ちなみにこの黒と黄色というカラーリングは,MSI製品だとMPowerシリーズのマザーボードと同じ。G Seriesの基調色は黒と赤なので,なぜGK-601がこの配色なのかは,正直分からない。
先ほど[Fn]キーとファンクションキーの組み合わせでいくつか機能を利用できるとしたが,ここには,[Windows]キーを無効化する「ゲーミングモード」の切り替えスイッチや,メディアプレイヤーの操作用ショートカットが用意されている。また,付属アプリケーションを使うと,5つのプロファイルに最大50のキーマクロを作成して,容量128KBの内蔵フラッシュメモリに保存できるという,いろいろ物議を醸しそうな機能も用意されているそうだが,確かに[F7]〜[F11]キーにはプロファイル選択用と思われる「PF1」〜「PF5」の刻印も見て取れる。
そのほかにも,キーボード側にUSB 2.0ポートを2つ備えてUSBハブとして使えるほか,ライン出力端子やマイク入力端子も備えるとのことで,機能面では他社のゲーマー向けキーボードと遜色ないものを揃えているようだ。
ただし,1万7800円という想定売価は,他社のゲーマー向けキーボード上位機種と比べてもかなり割高な値段であることが否めない。機能面はともかく,この価格で他社製品と戦うのは,なかなか難しいのではなかろうか。
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