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「第1回みんなのクレーンゲーム選手権」レポート。すぐに役立つ(?)選手達の華麗なテクニックをチェック
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印刷2011/02/28 18:17

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「第1回みんなのクレーンゲーム選手権」レポート。すぐに役立つ(?)選手達の華麗なテクニックをチェック

 2011年2月19日,AOU2011で「第1回みんなのクレーンゲーム選手権」の決勝大会が,会場内特設ステージで開催された。これは,2010年までAOU会場内で行われていた「全日本クレーンゲーム選手権」から対戦方式などがリニューアルされた,クレーンゲームの全国大会だ。

 出場選手は,2010年11月に開催された店舗大会,2011年1月の地区大会を勝ち抜いた精鋭24名。この24名が3チームに分かれ,競技内容の異なる3ラウンドを,ポイント制で争った。

「第1回みんなのクレーンゲーム選手権」公式サイト


決勝大会で使用されていたのは,セガやタイトーなど,さまざまなメーカーの4筐体
クレーンゲーム クレーンゲーム
本大会の実況は,フリーアナウンサーの山田 透氏が担当。解説は,前大会まで審判長を務めていた畦田在隆氏,アシスタントはタレントの香音さんが務めた。

 まず第1ラウンドは,チームごとに,用意された筐体を各選手がローテーションで回り,1台につき3回のプレイ。どの選手も,試合開始前のウォーミングアップタイムで十分な腕ならしができていたのか,華麗なテクニックを駆使して景品を攻略していった。
 合計1時間以上の熱戦が繰り広げられた第1ラウンドの結果は,Bチームが68ポイントを獲得し,暫定トップに。


 ちなみに決勝大会では,その後の第2・3ラウンドとも筐体や景品内容(一部を除く)に変更はなかった。つまり,ラウンドごとの競技内容に差はあれど,テクニックというテクニックはほぼ第1ラウンドで出し尽くされているのである。
 そこで,第2・3ラウンドの模様をお届けする前に,この記事を読んでいるクレーンゲームファンや,クレーンゲームが上手くなりたいと思っている人に向けて,選手達が披露したテクニックをいくつか紹介しよう。また大会公式サイトからリンクされている「こちら」のページでは,いろいろなテクニックがムービーで確認できるので,より詳しく確認したい際には参考になるだろう。
 なお,以下で紹介するテクニックの名称は,同サイトで用いられているものに準じている。

クレーンゲームテクニック紹介ページ「Dr.中島のクレーンクリニック」


 さて,選手達は,景品の形状に応じてさまざまなテクニックを駆使していたが,目立ったのが3番筐体で活用されていた“ヒモ掛け”である。これは文字通り,片方のアームで景品に付けられたリング状のヒモを引っかけて釣り上げていくというテクニックだ。一見単純な技に見えるが,アームを目標とするヒモにピタリと落とし込む技術が必要なので,なかなか難度は高い。

ヒモ掛け

まるで鼻輪のようにヒモが付いているウシのぬいぐるみ。かなりかわいい。おそらくこの決勝大会で一番大きな景品だったが,ヒモ掛けやちゃぶ台返しを駆使することで比較的簡単に獲得できていた
 ヒモ掛けの際に重要となるアームの開き具合には,若干ながら機種差がある。セガ系はちょうどヒジ関節の位置で開くが,タイトー系はアームの付け根の幅で開く,といった感じだ。むろん店舗ごとに調整されていることも多いが,機種差があるということだけでも念頭に置いておくと,無駄なお金を使わずに済むかもしれない。

 同じく3番筐体では“ちゃぶ台返し”も駆使されていた。これは,頭の方に重心があるぬいぐるみの足先を持ち上げ,ぐるんと1回転させるという,ダイナミックな技だ。この技は“軽いところを持ち上げる”という性質上,多少アームの力が弱めに設定されている筐体でも活用できるだろう。

ちゃぶ台返し

 また,5番筐体で用いられていた“横四方獲り”にも注目だ。これは,ぬいぐるみの頭と股を掴んで持ち上げていくというテクニック。選手達は写真のように,クレーンに対して並行に置かれているぬいぐるみで実践していた。ただ,アームとぬいぐるみが上手くフィットしないといけない技なので,熟練の選手達をもってしても,成功率は思いのほか低いようだった。

横四方獲り

アームの位置が少しでもズレるとポロリと落ちてしまう。右の選手が実践しているように,恥ずかしがらずに筐体の横から,クレーンの動きを正確に見るのが成功への近道だろう

8番筐体では,とりあえず側面の穴にアームを引っかけて,箱の動きをチェックする選手が多かった
 決勝大会でもっとも難度が高かったのが,8番筐体の箱景品だ。写真を見ても分かるように,この箱,フタの左右がふさがれているうえに,箱側面の穴が片方しか開けられていない。要するに“確実な掴みドコロ”がないという,なかなかキビシイ設定なのである。獲得成功率はかなり低く,たしかに筆者もこのような箱をゲームセンターで見かけたら,チャレンジには躊躇してしまうだろう。
 では選手達はどうようにこの箱景品を攻略していたか。どうやら見事獲得できた選手は,“イリュージョンスピン”というテクニックを駆使していたようだ。なんともゴージャスな名称だが,これは,アームで箱の角を押して箱全体をナナメに浮かせ,景品の重みによって箱がクルンと回るのを利用するという高等テクニック。どんな形状の箱でも応用できるわけではなさそうだが,写真のような箱形景品ならば上手くいきそうである。

 そのほかの景品について紹介すると,1番筐体の景品だったパペット人形は,いざ持ち上がっても口がガバッと開いてしまい,動きがランダム過ぎたので,テクニックというよりは若干運がものをいう感じだった。また,写真のように縦方向で掴む選手もいたが,こちらはアームが景品の重みに耐えきれず,あえなく失敗に。これ以外の筐体についても,徐々に景品をずらしていく初級テクニック“スライド”が活用されていたのみで,さまざまなテクニックを期待していた人にとっては,ちょっと地味な戦いだったかもしれない。

スライド

2番筐体の景品は長方形の箱景品。こちらは“スライド”が正攻法。まるごと持ち上げようとしても,重心が偏っているためか,ズレてしまうケースが多かった
4番筐体に設置されていたのは,予選でも使われていた“ぴんぽいんと君2号”。この筐体ではアームの先端に棒が付けられており,その棒を“ぴんぽいんと君2号”の穴に差し込むことでポイント獲得,というシステムになっている。
6番筐体には小さなネコのぬいぐるみが設置されていた。ちょっとしたはずみで動いてしまうので,テクニックというよりは,写真のようにしっかり左右のアームで掴むか,徐々に手前に“スライド”させるのが良策だ
7番筐体は厚さがあまりない箱型景品。“スライド”を利用すると獲りやすい

 さて,主なテクニックを紹介したところで,大会レポートに話を戻そう。
 続く第2ラウンドは,チームごとに選手の担当筐体を決め,3分の制限時間内での獲得個数を争った。ここでは,獲得景品1つの得点が2点と,第1ラウンドと比べると倍に。そのため,選手はより緊張した表情を浮かべていた。また,第1ラウンドで成功していたテクニックが不発に終わるケースも。
 結果は,Aチームが20点,Bチームが20点,Cチームが22点と,ほとんど同スコアで並び,勝負の行方は第3ラウンドに持ち越されることに。

 そして最終第3ラウンドは,チーム対抗戦ならではの“リレー形式”で争われた。ルールは,1人1回〜3回まで好みの筐体でプレイし,景品を獲得するか,プレイをあきらめたら次の人にバトンタッチしていくというもの。制限時間は20分で,同筐体内の景品は各チーム3個まで獲得できる。筐体選びからアームの操作まで,すべてにおいてスピードが求められる内容だが,なんといっても獲得景品1個につき3ポイントが加算されるという,大量得点が狙えるラウンドとなっていたのが特徴だ。

獲得した景品はステージ前方の棚にチームごとに並べられ,獲得個数がリアルタイムで確認できるようになっていたのも,会場をヒートアップさせた

 20分間,ハラハラドキドキの接戦が繰り広げられた第3ラウンドの結果は,Aチームが51点,Bチームが57点,Cチームが60点になり,すべてのラウンドの合計は,Aチームが128点,Bチームが145点,Cチームが144点という結果に。なんと1点という僅差で,Bチームが栄えある優勝を手に入れた

 こうして,およそ3時間の熱戦が繰り広げられた「第1回みんなのクレーンゲーム選手権」は閉幕。最後に,本大会の表彰式が行われ,優勝したBチームの選手達に賞状と盾が贈られた。また16個という最多景品獲得数を記録した若生祥太選手がMVPに選ばれ,賞状と“ぴんぽいんと君ライト2号”をかたどったパネルが贈呈された。

去年開催の「第5回全日本クレーンゲーム選手権」でも1ポイント差の決着だったとのこと。各選手の腕前は,かなり拮抗しているのかもしれない

 選手権の結果的には,Bチーム8人の優勝となったが,勝ち負けに関わらず,出場選手24名が披露したクレーンゲームテクニックはキラリと輝いていた。また会場を訪れていたクレーンゲームファンにとっては,この決勝大会の3時間は,夢のような時間だったことは間違いない。惜しくも会場に行けなかった人は,今後全国のゲームセンターで決勝大会の模様が映像配信されるとのことなので,そちらをチェックしてみよう。
 なお,決勝大会に出場した選手24名は以下の通りだ。今後本大会への出場を考えている人は,自分の地区のライバルが誰なのか調べておくといいだろう。

クレーンゲーム

出場選手一覧(敬称略)

チームA
北関東ブロック 下田瑞季(チームリーダー)
北陸信越ブロック 櫻井正樹
東海ブロック 小玉大輔
関西ブロック 船磯 歩
四国ブロック 熊野利美
兵庫岡山ブロック 岡崎孝紀
キッズ代表 高橋 亮
シニア代表 川瀬純子

チームB
東京Aブロック 磯貝恭平(チームリーダー)
北海道ブロック 中田好親
東北ブロック 若生祥太
東京Bブロック 剱物正規
中部ブロック 上野正博
中国ブロック 板垣充彦
キッズ代表 川又海斗
シニア代表 樋口治人

チームC
キッズ代表 若林瑞珠帆(チームリーダー)
東京Aブロック 広瀬高彦
埼玉ブロック 稲見敬輔
千葉ブロック 大塚 忍
関西ブロック 宮川龍三
北九州ブロック 中村 晃
南九州ブロック 古嶌聖也
シニア代表 伊藤徳夫

「第1回みんなのクレーンゲーム選手権」公式サイト

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