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新Ver.稼働開始の「ロード オブ ヴァーミリオン2」,最新情報や開発者トークに花が咲いたファンイベント「OVER the LORD fanfestival」詳報レポート
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印刷2010/12/10 18:20

イベント

新Ver.稼働開始の「ロード オブ ヴァーミリオン2」,最新情報や開発者トークに花が咲いたファンイベント「OVER the LORD fanfestival」詳報レポート

 スクウェア・エニックスの人気アーケードTCG「ロード オブ ヴァーミリオン2」の最新バージョン「ロード オブ ヴァーミリオン2 アルティメットバージョン 狂気ノ輪廻」が12月8日に稼働を開始した。その直前となった12月5日に開催されたファンイベント「OVER the LORD fanfestival」には,新バージョンの稼働を待ちわびる多くのファンがつめかけ,大盛況となった。,会場となった浜松町のニューピアホールには,前日深夜から長蛇の列ができ,急遽整理券を配布したことからも人気ぶりはうかがえよう。750席用意された会場はそのすべてが埋まり,中には残念ながらあぶれてしまい,入場できなかったファンもいたようだ。

 このイベントで当日明らかになった新情報については,「こちら」の記事でお伝えしているので,そちらを参照していただきたい。本稿では当日催された開発者や出演声優陣などを招いてのトークセッションを中心に,イベントの模様をお伝えしていこう。

当日発表された数々の新情報については,速報としてお届けした「こちら」の記事を参照してほしい。ちなみにチョコボとモーグリのイラストは,板鼻利幸氏が手掛けたもの

「ロード オブ ヴァーミリオン2」公式サイト

「OVER the LORD fanfestival」特設サイト

チョコボにモーグリも参戦! 12月8日稼働の新Ver.「ロード オブ ヴァーミリオンII アルティメットバージョン 狂気ノ輪廻」,ファンイベントにて多数の新カードを発表



オープニングセッションでは,FFシリーズからキュートなキャラを紹介!


 イベントは,シリーズでオペレーター役を務める,声優の野引香里さんの進行でスタート。檀上には早速,本作の名物プロデューサー 柴 貴正氏と,ディレクターの横山賢介氏が登壇し,最新バージョンで登場する新しい使い魔カード「チョコボ」「モーグリ」を紹介した。
 ご存じのとおり,「ファイナルファンタジー」シリーズから参戦するこの2キャラクター。柴プロデューサー曰く,「使ってもらいたいので,かなりいいスペックにした」とのこと。具体的なスペックは,まだ公開できるか微妙なタイミングだったようだが,ここまでちょくちょくイベントの進行にツッコミを入れていた,本作にも出演している謎の“天の声”氏が,両カードのスペックを読み上げるというハプニングが。序盤から来場者にとっては嬉しい展開となった。

のっけからPSPを持って登場した柴プロデューサー。自身も制作に関わり,本作とも関係深い同社の「LORD of ARCANA」を宣伝するのかと思いきや,「スラッシュアックス使ってる」との第一声。すかさず天の声氏は「僕,集会場の2番にいます」と返し,野引さんは「奇遇ですね! 私今日,パットの代わりにPSP入れてるんです!」と胸元からPSPを取り出す一幕も。来場者からも笑いが漏れていた


Q&Aセッションでは,ユーザーからの鋭い質問に解答!


 オープニングに続き次のコーナーではファンから寄せられた質問に,本作に深く関わるゲスト陣が回答するという,Q&Aセッションが行われた。
 壇上に進行役の運営プロデューサー門井信樹氏を加えた舞台には,本作でキャラクターの声を演じた声優のお二人,サキュバスの役の中島沙樹さんと,フェアリー役のささきのぞみさんが登場。また前述の天の声氏も,声のみでセッションに参加した。

中島さん(左)とささきさん(右)。ささきさんは,完全初心者の友達と2人でゲーセンに行き,同じ筐体で2人で一緒にカードを動かして遊んだと,初プレイの思い出を語る

 “自分の声がゲーセンで流れるのはどんな気分?”という質問に中島さんは,「私が遊ぶときは,なんとなく自分が演じている使い魔ばかりを使っているので,常に同じ声が聞こえるので誰がやられたのか分からなくなる」という自身のプレイエピソードを披露。
 称号レベル11という,本作のヘビープレイヤーたる天の声氏は,「僕は魔種使いなので,デッキに中島さんとささきさんが演じるキャラが結構入ってます。だから最初に2人にお会いしたときは,なんか変なテンションになりました」と,ファンまるだしのエピソードを語っていた。

 “みなさんは,ほかにどの使い魔の役を演じているの?”という質問に対しては,中島さんはリリスやブラウニーなど,ささきさんは雷神や九尾の狐,シヴァを例として挙げた。実は天の声氏自身が,なんとノエルやワグナス,スービエなどを演じているそうで,こちらも会場からは驚きの声が漏れていた。

声優さん達が自分の持ちキャラ以外で演じてみたい使い魔を,映像に合わせて即興で演じるという場面も

 声優陣に続いては,本作のカードイラストを手がけるイラストレーターのお三方,アートディレクターの河崎淳氏と,イラストレーターの皆葉英夫氏相場良祐氏が登壇し,Q&Aを展開した。

 “使い魔を描き上げるにはどのぐらいの時間がかかるの?”という質問には,「あまり時間はかけないで1〜2日で描いていますが,出したあとに何度か描き直すんです,自信がなくて(笑)。あと裏返して左右逆にして描いていることがよくあります。闇の王がそうでしたね」と,相場氏は返答した。

“ポセイドンが女の子のキャラクターなのはなぜ?”という質問には,当時の皆葉氏が「カラオケで『らきすた』のOPを歌ったあと,萌えな女の子が描きたくなったから(笑)」と,当時のラフ画を公開しつつ解答。これではあまりに「ポセイどん」だから,という理由で描き直し,現在の形になったんだとか

“SPフェンリルの横にいる女性は誰?”という質問に,イラストを担当した相場氏は,「もとのRフェンリルの絵が格好良かったので,さらに格好良くして門井さんに送ったらNGでした。“もっと可愛く”という要望でしたが,さすがにそれは難しく,殺伐とした雰囲気をなくそうとして隣に添えたのが彼女です」とのこと。門井氏曰く,彼女はかつてのフェンリルの“お友達”なのだそうだ

 Q&Aセッションの最後は,柴プロデューサーと横山ディレクター,そして“魔種担当”の町田俊彦氏を招いての,LoV2開発チームへの質問となった。

 ここで聞き手役は門井氏から,ファン代表として登壇したfan114氏へバトンタッチ。氏は容赦のない質問を開発陣にガンガンぶつけていった。

 その最初のお題にして,来場者から大きな賛同の拍手を受けたのが,“カードが追加されると必ず「ぶっ壊れカード」(ゲームバランスを崩しかねないカード)が出るのはなぜ?”という,ヒヤヒヤものの質問だ。
 「僕はカードの数値には関わっていない(笑)」と,ちょっと弱腰になる柴氏に話を振られた横山氏は「“ぶっ壊れカード”があったことは認めます。でもバランス調整については,2週間から1ヵ月以上と,一般的なゲーム以上に時間をとっているんです。それでも皆さんのやり込みは,それを遙かに超えてしまうので,どうしても想定外のカードが出てきてしまうんですね」と,バランス調整の難しさを語った。「今後はそういうカードを出さない努力はもちろん,実際のプレイ動向を見て,迅速に調整対応をしていきます」と付け加えた。

檀上は右から町田氏,横山氏,柴氏,fan114氏,リプ斉トン氏。使い魔カードができるまでについての質問に対しては,その大まかな制作行程のスケジュール表がスクリーンに映し出された。バージョンアップの際は,約8ヵ月間前後をかけて50枚のカードを作っているという

 続く“開発陣は魔種が嫌いなの?”という質問では,こちらも会場から大きな拍手が上がった。質問に対して魔種担当の町田氏は「開発段階で新しい使い魔のリストが出てくると,(魔種に強い属性の)“撃”を持っている大型使い魔がとにかく多い。なぜなんだって聞いてみると,魔種って圧倒的な火力で押し切るパターンが多いので,“魔種と対戦して負けるととにかく悔しい”と(笑)。その結果魔種は,どの種族を相手にしても30コスト以上の相手と戦うパターンが多くなってしまうんですよね」と解答。かつてオーガやフェアリーなどの魔種が大暴れしていた頃を踏まえて,今の状況になってしまったのだとか。今回のアルティメットバージョンでは,そんな“魔種包囲網”を破る秘蔵っ子の使い魔を入れているそうなので,魔種使いの人は楽しみにしておこう。

ファン代表としてfan114氏から出たのがこの質問。現在のRレナスの“4速+シールド”をはじめとする神族についての扱いと,その担当者は誰なのかを是非問いたいとのこと。“神族担当が絶対的な権力を持っているのでは?”という勘ぐりに対し,「そんなことはない」と横山氏。神族担当は比較的若手のスタッフで,彼の猛烈な熱意から,レナスのステータスが採用されたとのこと。もちろんゲームバランスについての検討は,慎重におこなったという

最後の質問はやはり誰もが気になる“次回作”について。「LoV2についてはまだいろいろ仕込んでいるので,3はしばらくはないです。ただひとつ約束できるのは,現在のカードが無駄になるような次回作は考えていないので,今のお手持ちのカードは大事にとっておいてください」と横山氏は語ってくれた


謎の教授が,あの名曲を生演奏!


 ここまででプログラムの半分が終了し,普通なら休憩時間に入るところだが,そうは問屋が卸さないのが,本作のイベント。席を離れる来場者を尻目に,プロデューサー柴氏がフラッと現れて始まったのがファンにはお馴染みのコーナーである“貴正の部屋”
 前回はスクウェア・エニックスの和田社長が登場した本コーナーだが,今回のゲストは果たして? まず前バージョンのディレクターの上原利之氏が呼ばれ,さらにもう1人のゲストを紹介。何やら不思議な衣装に身を包むその人は,ニコニコ動画などの動画サイトなどで活躍するミュージシャン・サカモト教授だ。レトロゲームのサウンドを中心に,ライブ活動なども行っている「ネ申」として知られる彼は,なんとこのLoVシリーズのサーバープログラマーの1人だという。そんなサカモト教授のスペシャルライブが開催され,来場者には嬉しいサプライズとなった。

まずは「ロマンシング サ・ガ2」より「七英雄バトル」を披露したサカモト教授。天の声氏から「ファイナルファンタジーV」のピアノマスターになったときの曲というマニアックなリクエストも華麗に弾きこなし,「バッツより美味い」とお墨付きをもらっていた

続いてFFVの名曲「ビッグブリッジの死闘」,そして「ロマンシング サ・ガ」より“世界一カッコイイ”「下水道」を演奏したサカモト教授は,頭の上の“サカモト教授本体”をLoVの筐体,そしてファミコンへと交換し,本作のメインテーマ「Dawn of Vermillion」のピアノアレンジバージョンと,ファミコンリミックスを聴かせてくれた


キミにこの問題が解けるか? “LoVクイズセッション”


 さてそんな休憩時間明けに始まった次のセッションは,LoVシリーズに関係するカルトクイズコーナー。日頃のやり込みが問われる問題(?)が次々と登場し,正解者へのプレゼントを巡って,挙手制のバトルが繰り広げられた。出題された問題は以下のとおり。いずれもかなりの難問だったが,なんとすべての問題に正答がでてしまったのだから驚きだ。

Q1:偉大なる魔女のサーガでウィッチと旅をしている使い魔は,ギガスと,ユニコーンと,死神,そしてワーウルフとアルラウネですが,アルラウネが追加されたバージョンの正式タイトルを答えよ

Q2:2007年12月7日より開催された「ロード オブ ヴァーミリオン」のロケーションテスト。このロケーションテストで排出されたカードは全部で38枚ですが,うちスーパーレアカードをすべて答えなさい

Q3:現在「ロード オブ ヴァーミリオンII」のフィールドスキルの数は「シールド」「サーチ」「ゲート」「アルカナ」「ガード」「パワー」そして「リペア」の7種類ですが,ロケーションテスト時のフィールドスキルをすべて答えなさい

Q4:「ロード オブ ヴァーミリオン」の主人公リシアのスリーサイズは上から86,58,83ですが,ニドのスリーサイズはいくつでしょうか!? 上から順にお答えください!


男性主人公のスリーサイズを男性が解答してしまうという現実に,檀上の2人や天の声氏も唖然。さすがです!

クイズの正解(選択して反転):A1:煉獄からの誘い A2:「オーディン」と「バハムート」 A3:「制圧」と「封印」 A4:87,73,91

稼働間近の最新バージョンを,上から目線でめった斬り!


 本イベント最後のコーナーは,前出のfan114氏が進行するファン交流イベント「ふぁん散歩II」の出張版。稼働間近の「狂気ノ輪廻」に鋭いツッコミを入れるfan114氏に対し,柴プロデューサーと横山ディレクターが答えるという形での展開となった。
 ここでまず公開されたのが,「FINAL FANTASY XIV」から登場する新使い魔「ヤ・シュトラ」「スプリガン」の詳細スペックだ。とくに注目を集めたのは,ヤ・シュトラの特殊技「プロテス」。範囲内の味方のすべての防御力を一定時間上昇させ,さらに通常攻撃を受けるたび,その効果が上がっていくというこのスキル,一見すると微妙に思えるこの仕様に対し,横山氏は実機を使ったデモムービーを公開してその疑念を払拭した。最初は懐疑的だったfan114氏も,ムービーを見た後は「これ“壊れ”じゃないの!?」と心配するほどだ。

ヤ・シュトラがプロテスを使っているムービーを見た客席からは,大きなどよめきが起こっていた。ただ今回のムービーは,プロテスの効果を最大限に発揮させるため,相手側に炎属性がいないなどの,ちょっとした演出が入っているそうだ。しかしシチュエーションさえ完璧なら,実戦でも演出に違わぬ威力を発揮するハズ

続いて初代LoVから復活となる使い魔が,種族別にお披露目された。これは神族の「玄武」。「30コストで2速の罠って初めてですよね? 魔種使いには怖いですね!」というfan114氏に対し,「魔種の人は当たったら残念だと思ってください。ダブルシールドにしなかったのは神族担当の最後の良心です(笑)」と横山氏
ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ロード オブ ヴァーミリオンRe:2

魔種の「ルシフェル」。会場の女性ファンから「やばい!」とつぶやきが聞こえる中で,「コストが大きいほど効果が高いサンダーフォースIIって,“スービエかかってこい”ということなんですかね!」とfan114氏。スービエも演じている天の声氏は「2体に当てられればチャンスになるよね」と反応
ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ロード オブ ヴァーミリオンRe:2

海種の「マカラ」。「拡散の攻撃力が高いのを複数にしちゃうってか! これはまずいんじゃない?」と,特殊技の「ショットガンスケイル」のムービーに反応する天の声氏。逆にfan114氏は「悪くはないと思うけど」と冷静なコメント
ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ロード オブ ヴァーミリオンRe:2

不死の「リッチ」。不死担当でもある横山氏は「リッチはすごく要望が高かった使い魔なので復活させました。以前ほどではないですが,特殊技に移動速度を下げる効果も入っていますので,当時と同じような感覚で使っていただけると思います」と解説
ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ロード オブ ヴァーミリオンRe:2

人獣の「バーサーカー」。横山氏「復活の要望はもちろんですが,(画集に収録された小説の)『バーサーカー戦記』の評判がかなり高くて,それならもう復活させるしかないだろうと」。5体の中で,とくに会場の反応が大きかった使い魔だ
ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ロード オブ ヴァーミリオンRe:2

アルティメットバージョンのリリースに併せ,12月24日に2500円(税込)で発売予定の「ロード オブ ヴァーミリオンII画集 蒼」と同「紅」を紹介する柴氏。蒼には「PRサキュバス」,紅には「PRバーサーカー」がそれぞれ付属する
ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ロード オブ ヴァーミリオンRe:2


エンディングでは,会場の誰もが正体を知っていた“天の声氏”も登場


 イベントのエンディングでは,出演者全員が登壇するとともに,天の声氏こと杉田智和氏も姿を見せ,来場者へのプレゼント抽選会なども行われた。

当日は裏方に徹していたが,ヤ・シュトラを見て「どういうことだ!」と思って舞台に出て行こうと思ったという杉田氏。「ゲーセンでマッチングすることがあったらお手柔らかにね。あと“四魔貴族”というデッキがありますが,あの4体のうちフォルネウス,アラケス,アウナスを杉田がやっていますので,ぜひよろしくお願いします」とコメント

 最後に本イベントの開催委員長をつとめる柴プロデューサーは「今日はみなさんが楽しんでいただいている顔を見られて本当によかったなと思っています。このLoVは,ユーザーさんと一緒に作っている作品だと思っていますので,またこのような機会はぜひ作っていきたいです!」と,あっという間に終わってしまった3時間を振り返った。

 あまり盛況とはいいがたい現在のアーケード市場において,これだけの熱量を持ったファンを集めることができる本作は,かなり貴重な存在だろう。今回の新バージョン稼働と共に,今後のさまざまな展開にも注目したいタイトルだ。

イベント終了後,会場出口付近では,柴プロデューサーと横山ディレクターにサイン求めるファンの姿も。来場者プレゼントのレアカードや,持参したグッズなどにサインをもらい,距離の近いコミュニケーションが楽しまれていた

「ロード オブ ヴァーミリオン2」公式サイト

「OVER the LORD fanfestival」特設サイト

チョコボにモーグリも参戦! 12月8日稼働の新Ver.「ロード オブ ヴァーミリオンII アルティメットバージョン 狂気ノ輪廻」,ファンイベントにて多数の新カードを発表

  • 関連タイトル:

    ロード オブ ヴァーミリオンRe:2

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