「マインドジャック」の最新情報公開。今回は，ジムとレベッカに襲いかかる強大な敵キャラクターの詳細だ

　スクウェア・エニックスは，2011年1月11日の発売を予定している三人称視点のアクションゲーム「マインドジャック」（PlayStation 3/Xbox 360）の最新情報を公開した。
　2010年6月にロサンゼルスで開催されたElectronic Entertainment Expo（E3）での電撃的な初公開以来，ゲームシステムや登場人物の紹介，さらに東京ゲームショウ2010における試遊など，発売が近づくにつれて次第にその詳細が明らかになりつつあるマインドジャック。4Gamerでもこれまで何度か記事にしているので，ゲームの内容についてよくご存じの人も多いと思うが，本日（11月16日）に公開されたのは，新たなスクリーンショットと，ゲームに登場する敵の姿だ。

「マインドジャック」公式サイト

「マインドジャック」4Gamer内記事一覧

　ゲームの舞台となるのは2031年，技術の急激な進歩により，他人の意志を乗っ取って意のままに動かす，マインドハックまでが可能になった世界だ。プレイヤーは連邦諜報局（FIA）に属する犯罪捜査官のジム・コービンと，パートナーとなる反国家活動家レベッカ・ウェイスを操作して，世界的な大企業であるナーカス社をめぐる陰謀を暴いていくというものだ。

　他人の体を乗っ取ることで，キャラクターを次々に変えながら戦闘を進めていくというフィーチャーに加え，オンラインで誰かのストーリーモードにまぎれ込めるなど，個性的なゲームシステムが魅力的なマインドジャック。ぜひ，今回の敵情報をチェックして，来年1月の発売日に備えよう。

2031年の世界を描く「マインドジャック」。都市の雰囲気は，清潔で機能的だ

禁断の技術，マインドハックを使い，ナーカス社は何を企んでいるのだろうか？　本社のあるサン・ミラ市を舞台に，ジムとレベッカは真実に迫っていく

ジムとレベッカに襲いかかる，強大な敵

　■タイタン Mk-II（Simia SX800 Hunter Line mark II）

ナーカス社生命技術開発部が開発。タイタンをベースに，運動能力，攻撃性，防御力を増強させたゴリラ型クリーチャー。試作段階であるため，1体だけ存在している。

重装甲を持ち，通常の武器ではかすり傷ひとつ付けられないというタイタン Mk-II

　■レイス

ナーカス社の私設部隊所属。部隊の中から選抜され，特殊な訓練を受けた少数精鋭部隊。インプラント手術により，骨格増強や器官強化がされている。格闘技にも長けており，電磁ナイフを駆使してさまざまな攻撃を繰り出してくる。

忍者のような動きが可能なレイス。手強い敵だ

　■ゴーレム（NM450 Heavy Attack Mech）

ナーカス社製のパワードスーツ。搭乗者の動きを直接電動アクチュエーターの動力に伝えることで操縦する。2門のガトリング砲のほかに，2対のマニュピレータの先に装着する機銃による死角のない攻撃が可能。サン・ミラ市警察に多く配備されており，主に要人の警護や暴徒の鎮圧用として使用されている。

重武装のパワードスーツ，ゴーレム。攻撃力はハンパない

　■ヘルメス

ナーカス社製の2基のディスク型ターボファンエンジンを搭載するVTOL機。機銃やレールガンを装備し，兵員輸送が可能。世界的に普及しているVTOL機であり，ジムが所属するFIAにも配備されている。

ヘルメスは遠距離攻撃が主体。強力なミサイルを撃って攻撃してくるが，ミサイルをうまく誘導できれば，周囲のナーカス兵を一網打尽にできる

　■ジャイアントフット（GF Prototype）

ナーカス社開発。単独での都市制圧用に，実験的に開発された超大型の破壊兵器。レーダーによる広範囲の索敵と，地対空攻撃も可能な大型レールガンを2門装備。また，近距離または多数の対象の攻撃用にバルカン砲と小型の飛行型Mechを内蔵している。飛行型Mechは上部の格納庫に複数収められている。

超大型兵器，ジャイアントフット。遠距離攻撃が可能な武器を搭載し，バーニアによる空中移動も可能