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「ソファに座ってのゲームプレイ」に特化したマウスパッド一体型ワイヤレスキーボードがROCCATから登場
なぜこんなデザインになっているのか。「StarCraft II」の大会で優勝経験もある,プロゲーマーのHyuN氏(関連記事)が開発に参加したというSovaは,ソファに座った状態でマウスも使えるキーボードとしてデザインされている。要するに,リビングの大型テレビと接続したゲームPCや,自室からリビングまでストリーミングしたゲームを,ソファでプレイするためのキーボードになっているわけだ。
キーボードとしてのSovaは,アルミ合金製のボディに74個のキーを装備。メカニカルキースイッチにはZF Electronics製の「Cherry MX」を採用し,各キーにLEDバックライトも内蔵する。
SovaはPCとの接続にワイヤレス方式を採用するため,本体右側面には脱着可能なバッテリーを搭載している。一方,組み合わせて使うマウスにはワイヤードモデルが想定されており,Sova本体側のUSBポートにつないだマウスの入力情報と,キーボードの入力情報を合わせてワイヤレスで送るという,変わった機能を備えているようだ。
本体左側面にはUSBポートらしいものが2つ見える(左)。本体右側面(右)にはバッテリーを装着できる |
昨今の小型ゲームPCブーム,そして(いつになるか分からないとはいえ)発売が予定されるSteam Machineと,「リビングでPCゲームをプレイする」こと自体は,少しずつ一般的になりつつあるようにも見える。Sovaは,そんな状況に向けて“最適化”したデバイスというわけだ。もちろん「そこまで優雅にPCゲームをプレイしたい人が日本にどれだけいるのか」という疑問は残るものの,面白い製品であることは間違いない。
Sova 特設Webページ(英語)
ROCCAT 公式Webページ(英語)
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