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「勇者のくせになまいきだ:3D」発売記念イベント「3年D組勇なま先生」は,ゲームと同様,奇妙な味に満ちていた
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印刷2010/03/08 17:31

イベント

「勇者のくせになまいきだ:3D」発売記念イベント「3年D組勇なま先生」は,ゲームと同様,奇妙な味に満ちていた

画像集#004のサムネイル/「勇者のくせになまいきだ:3D」発売記念イベント「3年D組勇なま先生」は,ゲームと同様,奇妙な味に満ちていた
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは3月7日(日),「勇者のくせになまいきだ:3D」(以下,勇なま3)の発売記念イベント,「3年D組勇なま先生」を世田谷ものづくり学校にて開催した。言うまでもなく,教室は3年D組だった。

 勇なま3は,プレイヤーが“破壊神”となってダンジョンを構築し,次々とやってくる勇者達を撃退するという独特のゲーム性が魅力の,「勇者のくせになまいきだ」シリーズの最新作。本シリーズを良く知らないという人は,前作のインプレッションもあわせてチェックしておけば,大体の雰囲気を掴めるはずだ。


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 世田谷ものづくり学校で実施された同イベントでは,取材陣が生徒,開発陣が教師という立場で進行していき,なんと抜き打ちテストや給食も用意されていた。本稿ではその模様をレポートしていこう。

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多彩な新システムを搭載し,より奥深いゲームに進化


本作を手がけたSCEJのプロデューサー山本正美氏(左)と,アクワイアのディレクター大橋晴行氏
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 イベントは主に,本作を手がけた山本正美プロデューサーと大橋晴行ディレクターにより進行され,勇なま3に導入された新要素が次々と紹介されていった。
 まず,本作のタイトルにもある“3D”とは三つのダンジョンのこと。グラフィックス自体は相変わらずドット絵だ。迫り来る勇者を倒していく“メインダンジョン”に加え,今作ではミッションを制限時間内にこなしていく“まいにちダンジョン”と,シリーズ初の二人プレイが楽しめる“ファミリーダンジョン”が追加されている。


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 メインダンジョンは3エリア,全33ステージ,3段階の難度が選択可能と,見事なまでに“3”ずくめ。“魔水”という新たな概念も追加され,流れる水を上手く制御することで,新たな魔物を生み出せるようになった。さらに今作では,魔物が“知能進化”することで,勇者を妨害するトーテムポールや虫塚など,さまざまなトラップを仕掛けてくれるようだ。
 また,勇者にも“武道家”“僧侶”“シャーマン”という新ジョブが追加されており,思考パターンが変化。魔王を捕獲するためでなく,経験値稼ぎや魔物狩りを目的にダンジョンへ踏み込む勇者もいるとのことだ。

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 なお,今作の勇者は“ドラゴンオーブ”というアイテムを落とすことがあり,これを集めると願いが叶って新たなツルハシスキルが獲得できる。前作では地震を起こす“ダンジョンクエイク”のみだったが,今作では大幅に増加して,あちこちから水が噴出する“ミズノツルハシ”や,勇者の行き先がわかる“ナビィタイマー”など,全10種類となった。

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 一方,まいにちダンジョンは,自動生成される短いミッションを次々とクリアしていくモードで,なかなか中毒性が高い。自分の能力がグラフとして表示される“破壊神プロファイル”機能もあるので,自分の得手不得手がしっかり把握できそうだ。


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勇なまシリーズのデザイナーを務める小林陽明氏
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 次に,ファミリーダンジョンの紹介……に入るかと思いきや,ここで「勇なま」シリーズのデザイナーを務める小林陽明氏が登場。なぜか,特別授業と称して,魔王の似顔絵を描かされた。ゲームの取材中にクレヨンを握ることになるとは……さすがに予想できなかった。


突然のお絵かきタイムに取材陣一同困惑。右は筆者が描いた魔王だ。どこかの戦闘民族の王子ではない
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 さて,ファミリーダンジョンは二人プレイで,掘ったり掘られたりを楽しめるモード。魔王軍とムスメ軍に分かれて,ときに協力し,ときに足を引っ張り合いながら勇者を撃退するという内容だ。全16ステージが楽しめ,勇者を倒した軍にのみボーナスが入る。双方の王将(魔王&ムスメ)が地上に連れ去られた時点でゲームオーバーとなるが,片方がピンチのときに手助けすることも可能だ。

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 なお,ファミリーダンジョン限定で使えるツルハシスキル“ザ・ダンジョン”は,双方が同時にスキルを使うと発動し,一定時間,時を止めることができる。この間は土を掘ることもできなくなるが,“移動キャッチャー”を操作して,魔物や勇者の位置を好きなように変えられる。接待プレイから友情破壊プレイまで,幅広い遊び方ができるとのことだ。

 またお楽しみ要素として,リプレイ機能やスクリーンショット機能を搭載。勇なま1,および2からのデータ引き継ぎにも対応しており,オリジナルツルハシが入手できるらしい。

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 授業が終わったあとには,マイケル富岡氏からのビデオメッセージ上映されたり,授業内容を覚えているかどうか確認する抜き打ち試験が行われたりと,色々な意味でカオスなイベントだった。最後には給食タイムもあったが,メニューは運次第でドラゴンオーブ丼(イクラ丼)か,魔水丼(冷たいお茶漬け)+コケ汁(青汁のようなもの)セットのどっちかになるという,格差社会の厳しさを突きつけられるような内容だった。
 ちなみに筆者は魔水丼とコケ汁のセットを食わされたが,これが絶望的に不味い。教壇には食べ放題のチクワが山盛りにされていたが,どこかの忍者犬じゃあるまいしそんなにチクワばかり食えるかと,心のなかで叫んだものだ。

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 まぁ,以上のように一風変わったイベントだったが,「勇なま」らしいと言えばらしい内容。「勇なま3」がいよいよ近日(3月11日)発売ということで,期待は高まるばかりだ。
 ちなみに,魔王が最近の流行に乗っかり,Twitterを始めたとのことなので,気になる人はぜひともフォロー……じゃなくて“掘ろー”してみよう。

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  • 関連タイトル:

    勇者のくせになまいきだ:3D

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