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2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
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印刷2012/02/17 15:21

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2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた

 DellのゲームPC「ALIENWARE Aurora」を40台設置し,ゲーム大会や体験会などのイベントにも対応できるという,オンラインゲームプレイ施設「ALIENWARE ARENA in アイ・カフェAKIBA PLACE」。オープン前日である本日(2月17日),施設内が公開されたので,さっそくその模様をお伝えする。

画像集#008のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた


宇宙船内部のような雰囲気のスペースに

ALIENWARE Auroraが40台並ぶ


画像集#009のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
ラックの上にALIENWARE Aurora本体が置かれるというレイアウトになっている
 ALIENWARE ARENAは,東京・秋葉原にあるネットカフェ「アイ・カフェAKIBA PLACE」のフロア内にオープンしたゲームプレイ施設。アイ・カフェの受付がある8階の奥に位置している。
 施設内は抑えめの照明になっており,ALIENWARE Auroraやディスプレイ,そしてラックのイルミネーションだけが煌々と光っているという,まるで宇宙船の内部のような雰囲気だ。

 ALIENWARE ARENAの広さは約100平方メートル。そこに,2×2の並びで“島”が設けられ,それぞれの島に,マシン10台が,5台ずつ向かい合うように並べられている。正確に書くと,向かい合うように並んでいるのはディスプレイと入力デバイスで,ディスプレイの上のラックに,ALIENWARE Auroraが10台鎮座するというレイアウトだ。
 入口からは,40台の大型デスクトップPCが,“島”の上に並んでいるように見えるわけで,なかなか壮観である。
 壁にはALIENWAREのロゴが描かれているほか,DHARMAPOINTやRazerのポスターが飾られているなど,まさにゲームプレイのために作られた空間といった印象を受けた。

画像集#010のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
ALIENWARE Auroraが10台並んだ“島”の模様。ALIENWARE Auroraと同様,ラックに埋め込まれたイルミネーションの色も変更可能で,ゲーム大会ではチームごとに色を変えたり,試合中にタイムアップが近づいてきたときには点滅させたりすることもできるという
画像集#012のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
壁にはRazer,そしてDHARMAPOINTのポスターが掲げられている。額縁の数を見る限り,協力メーカーが増えたときにも対応できそうだ。なお,写真で下に見えるのは製品カタログ。ALIENWARE ARENAで注文を行ったりはできないが,製品情報はチェックできる

画像集#011のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
大型スクリーンや実況スペースなど,観客を意識した設備を用意している
 入口から見てスペースの一番奥には大型のスクリーンが設置され,その横には実況用ブースも用意されている。ミキサーなど,Ustream用の設備も標準で備わっており,イベントを開催しやすいのもALIENWARE ARENAの特徴といえるだろう。
 「一般の利用客もいるのに,ゲームイベントで騒いで大丈夫なの?」と思うかもしれないが,そこは大丈夫。アイ・カフェAKIBA PLACEはビルの8階と7階で営業しており,8階は「騒いでいいスペース」(アイ・カフェAKIBA PLACE)と位置づけられているからだ。ゲームの実況でマイクを使ったり,観客が声をあげたりしても問題ないのである。

 正直なところ,パッと見ではそれほど大きなイベントが開催できるようには見えなかったのだが,改装前,スペースの余裕がなかった時代に,ゲームのイベントで130〜150人程度を収めた実績があるという。むしろ,限られたスペースにぎっしり人が入ることで,イベントはより盛り上がるのだそうだ。
 ちなみにALIENWARE ARENAでは,店舗什器の最適化によって,150〜200人は入るようになっているとのこと。8階に別途設けられている読書用スペースにスクリーンを設置すれば,追加の観客席にもでき,その場合は300人規模にも対応可能という。

 なお,イベント用の貸し切りは,法人と個人のどちらでも申請可能。4つある“島”のうち,2つだけ借りる,といったこともできるとされている。料金など,詳細は,アイ・カフェの特設サイトに掲載される予定だ。

40台あるALIENWARE Auroraに共通のデスクトップ(上)。各種ショートカットが並んでいる。「Game」のショートカットからはプリインストールされたタイトルの一覧を開けるが(下),プレイしたいタイトルをインストールすることもできる
画像集#017のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
画像集#018のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
 イベントが開催されていないときは,一般的なネットカフェと同様,料金を払ってALIENWARE Auroraでゲームをプレイできる。インストールされているゲームのほか,SteamをセットアップしたUSBフラッシュメモリを差したり,ダウンロードしたクライアントをインストールしたりということも,自由にできるということだ。
 接続回線は,アイ・カフェのスペース用とは別にALIENWARE ARENAの専用線が用意されているそうなので,快適にプレイできるだろう。

 もう1つ,ALIENWARE ARENAでは,協力メーカーやALIENWARE純正のゲーマー向け周辺機器を使えるのも見逃せないところ。40席中10席ではDHARMAPOINT,10席ではRazer,20席ではALIENWARE純正のマウスとキーボード,ヘッドセット,マウスパッドが標準で用意されているので,ゲーマー向けデバイスとはどんなものなのか,いろいろ触って試せるのだ。

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DHAMAPOINTの入力デバイス。マウスは「DRTCM12BL&DRTCM12BK」,キーボードは「DRKB109BK」,ヘッドセットは「DRTCHD23BK」,マウスパッドは「DRTCPW35RS」
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こちらはRazer製。マウスは「Razer DeathAdder 3500」,キーボードは「Razer BlackWidow」,ヘッドセットは「Razer Charcarias」,マウスパッドは「Razer Goliathus」
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ALIENWARE純正デバイス。マウスは「ALIENWARE TactX Mouse(W333N)」,キーボードは「ALIENWARE TactX Keyboard(N514N)」,ヘッドセットは「ALIENWARE TactX Headset(T255P)」

 そんなALIENWARE ARENAだが,オープン初日の2月18日から2月24日までの各日,11:00から18:00までに入店した人を対象に,ゲームプレイが1時間無料となる。さらに,ALIENWARE ARENAの利用後,アンケートに回答すると,先着250名にALIENWAREのUSBフラッシュメモリがプレゼントされるキャンペーンを実施するとのことだ。詳細はアイ・カフェの特設サイトで確認していただきたい。


ALIENWARE ARENAの狙いを

デルの添田氏に聞く


画像集#013のサムネイル/2月18日オープン。秋葉原の新しいゲームイベント施設「ALIENWARE ARENA」を,一足早くチェックしてきた
添田貴嗣氏(デル コンシューマーマーケティング ブランドマネージャー)
 報道関係者向け内覧会では,デルで製品のブランド戦略を手掛ける添田貴嗣氏に,ALIENWARE ARENAの狙いについて話を聞くことができた。

 添田氏によると,ALIENWAREを実際に触ってみたいという声に応えるため,約2年前からALIENWARE ARENAのような施設を作る構想を持っていたとのこと。「安易にハコだけ用意するのではなく,やるなら日本一のものにしたい」と時機をうかがっていたところ,アイ・カフェを運営するカジ・コーポレーションなど,パートナー企業が得られたので,今回,実行に移したとのことだった。
 そういう経緯もあって,ALIENWARE ARENAの運営期間に,いまのところ期限は設けられていない。常設のゲーム施設として運営することで,これまでオンラインゲームに興味のなかった層に触れてもらったり,しばらくゲームから離れていたような人に戻ってきてもらったりしながら,「ゲーマー同士がつながれる場」として機能させたいと,添田氏は述べていた。


 筆者のALIENWARE ARENAに対する第一印象は,「イベントがより映えそうな施設」だった。もちろん気軽にハイエンドのゲームPCに触れられる施設である点も魅力だったが,ここでゲーム大会が開かれるなら,プレイできなくてもちょっと見てみたい,とまず思ったのが正直な感想だ。ゲームを遊ぶだけでなく,ゲームを見るという楽しみ方ができる施設になることを期待したい。
  • 関連タイトル:

    Alienware

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