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[G-Star 2010]韓国ゲーム業界にもスマートフォンの波到来か。NEXONのタワーディフェンス「2012:Seoul」は,PC/iPhone向け
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印刷2010/11/22 00:00

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[G-Star 2010]韓国ゲーム業界にもスマートフォンの波到来か。NEXONのタワーディフェンス「2012:Seoul」は,PC/iPhone向け

画像集#001のサムネイル/[G-Star 2010]韓国ゲーム業界にもスマートフォンの波到来か。NEXONのタワーディフェンス「2012:Seoul」は,PC/iPhone向け
 韓国のゲーム市場といえばPCの独壇場だった。だが,ブラウザゲームくらいの作品であれば十分に動くプラットフォームとして,韓国でもスマートフォンが注目されはじめている。

 その一端が見られたのが,G-Star 2010に出展していた韓国NEXONの,モバイルゲームが集められたエリアだ。韓国では以前から携帯電話のゲームアプリはリリースされていたが,今回同ブースには,PC/iPhone,iPadに対応したブラウザゲーム「2012:Seoul」がプレイアブル出展されていたのだ。

 韓国におけるスマートフォン(iPhone)向けの作品といえば,2010年8月にiPhone向け「メイプルストーリー 盗賊篇」が配信開始となっている(関連記事)。これは,携帯電話版の「メイプルストーリー 盗賊篇」が,iPhone向けに最適化された作品だ。

画像集#002のサムネイル/[G-Star 2010]韓国ゲーム業界にもスマートフォンの波到来か。NEXONのタワーディフェンス「2012:Seoul」は,PC/iPhone向け
 しかし今回注目したいのは,新作となる「2012:Seoul」が,PCブラウザとiPhone/iPadで動作する“オンラインゲーム”作品であるということ。考えてみれば韓国では,ゲームをダウンロードして,一人で遊ぶアプリはいろいろとリリースされているようだが,携帯電話のオンラインゲームが登場したという話は聞いた記憶がない。オンラインゲームの数といえば,韓国に並ぶ国はないと思うが,その韓国でまだ携帯電話版のオンラインゲームが見当たらないのは,ある意味,意外と言えるのではないだろうか。
 では,韓国のゲーム業界は携帯アプリに興味を示していないのかというと,先述の記事のように,メイプルストーリーの携帯電話版が韓国で大ヒットしており,オンラインゲームであっても,十分に成功が考えられそうなもの……。

 そんな疑問を持っていたのだが,同ブースの担当者によれば,どうやら携帯電話は,韓国においてパケット通信のコストがネックになっているのだという。韓国では,日本におけるパケット使い放題のようなサービスはないらしく,常時通信が必要になるオンラインゲームには向かないわけだ。

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 一方のスマートフォンは,Wi-Fi環境がある場所であれば,パケット量を気にせず利用でき,またスマートフォン向けにパケット定額料金制が登場するなど,オンラインゲームのプラットフォームとして適した環境になっている。このように,いま韓国ではiPhoneをはじめとしたスマートフォンの登場で,オンラインゲームのプラットフォームとして,環境とサービスが整いつつあるという。

 また,iPhoneの登場がきっかけで,韓国の若者のあいだでiPhoneが広まりはじめているらしい。韓国NEXONは,そういった若者に訴求する良いタイミングだと見ているようだ。

 以上のように,環境とサービスが整いつつある今,iPhoneなどのスマートフォンに,韓国のオンラインゲーム業界がどのように仕掛けていくのか,興味深い。

 さて,少々前振りが長くなったが,ここから「2012:Seoul」を紹介する。
 本作は,自分のフィールド内にさまざまなタワーを建設して,うまく敵を撃退する,いわゆるタワーディフェンスタイプのオンラインゲームだ。
 2012年,韓国の都市ソウルにUFOが飛来し,エイリアンによる侵攻が始まった。人々は侵略を阻止すべく,さまざまな防御陣をソウルに敷いて,街を守ることになる。
 プレイヤーは,防衛の要(?)であるソウルタワーをUFOの攻撃から守らなければならないのだが,UFOの動きのパターンは複数存在するため,うまくタワーを配置する必要がある。オンライン要素としては,現時点でほかのプレイヤーとのチャットはもちろん,フレンドの土地へ移動し,手助けできるというシステムが実装されているとのことだ。

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 本作は,2010年の12月中旬にサービス開始が予定されており,基本無料のアイテム課金制となっている。ちなみに,特定のタワーを建設するためには,一定時間の経過を待たなければならないのだが,有料アイテムでその時間を短縮でき,タワーを素早く完成させるといったことができるという仕組みだ。

 なお,本作の作品名にある“2012”。この数字と言えば,少し前に“マヤ文明”における,世界の終わりという予言を表すものだということで,映画の題材にもなったものだ。つまり,本作の“2012”もこれを題材としたもので,2012にエイリアンが侵攻し,世界(本作ではソウル)は滅びの危機に直面する! というバックストーリーでもあるのかと思ったのだが,2012年にしたのは,単に少し未来の話にしたかったからで,本当にたまたまだったのだそうだ。残念(?)。
 ともあれ,もし日本に本作が登場するようなことがあれば,作品名は“2012:TOKYO”になって,東京タワーか東京スカイツリーを守るといった感じにローカライズされるかもしれない。

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 というわけで本作は,ゲーム内容としてはそれほど変わった要素があるわけではない。だが前述したように,韓国のオンラインゲーム業界から見れば,こういった作品の登場が反撃(?)の始まりといったところかもしれない。PCのオンラインゲームと同じように,スマートフォンのオンラインゲームも韓国産がリードするときが来るかもしれない。
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