2010年5月21日の記事でお伝えした,
「『Rampage III Extreme』で4-way SLI動作を実現可能にするドーターボード」こと
「ROG Xpander」。その後,ASUSTeK Computerに問い合わせたところ,いくつか製品写真をもらえたので,ここに新着の“写真集”として紹介したい。
あれからとくに新情報がもたらされたりしてはいないものの,「マザーボード本体とどうやって接続するのか」などはよく分かるので,気になっていた人はぜひチェックを。
ROG Xpander。アルミ製と思われるヒートシンク×2の下に,2基の「nForce 200」マルチプライヤを搭載するとのことだ。搭載するファンは,nForce 200の冷却用と思われる
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ROG Xpanderの裏面。PCI Express x16コネクタが二つ“生えて”いるカット。ゴールドフィンガーの取り外しが可能かどうか,この写真からは分からない
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二つのPCI Express x16スロットがRampage III Extreme側のPCI Express x16コネクタと接続されるよう,マザーボードの上に載せて使う
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というわけでこれが接続イメージ。ROG Xpanderが,拡張スロット分を完全に覆い,さらに写真右手前側へせり出しており,PCケースに組み込んだ状態では利用不可能。あくまでも4-way SLIのベンチマークテスト用というわけだ
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ASUSが公開した,「GeForce GTX 480」搭載グラフィックスカードの4-way SLI動作イメージ。熱処理は大丈夫なのだろうか……
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ROG Xpanderには,4ピンのペリフェラル用電源コネクタが,合計3系統用意されている。一つ上の写真で,少なくともCPUソケットから最も遠いPCI Express x16スロットに近いコネクタは使われていないため,すべて差す必要のある局面は(極限のオーバークロック設定時などに)限られそうだが,現時点ではなんともいえない
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