
連載
インディーズゲームの小部屋:Room#80「Doll's Ingram(ドールズイングラム)」

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マリーの操作は,方向キーでの移動のほか,弾丸発射,ジャンプの2ボタンで行う。ゲームシステムとしては,スーパーマリオとロックマンを足して2で割ったようなイメージで,踏みつけと銃による攻撃の2通りの方法で敵を撃退しながら,制限時間内にゴールを目指す。1ステージは基本的に四つのエリアと一つのボスステージで構成されており(一部例外もある),ボスを倒せばステージクリアとなる。
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銃を持ってるなら,ジャンプで敵を踏みつけるまでもないように思えるが,マリーの銃には弾数制限があるというのがポイント。基本的には,踏みつけのほうが威力が高く,踏みつけると一撃で倒せる敵でも,銃での攻撃では数回撃たなければならないことがほとんどだ。その理由はとくに説明されていないが,「フガ」としかしゃべれない某メイドロボ同様,おそらくマリーの体重がとんでもなく重いからではないかと筆者はにらんでいる。
また,銃に装填された弾を撃ちつくしてしまうと,リロードが必要となり,攻撃に隙ができてしまう。弾の補給は,ステージに配置されたマガジンを取ることで行えるが,無闇に撃ちすぎると,いざというときに困るので,使いどころを見極めていきたい。所有しているマガジン数/装填されている弾丸数/マリーの残機数は画面左下に表示されているので,プレイ中は常に注意しておこう。
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というわけで,ここで今回のプレイムービーを紹介しよう。かなりタイミングがシビアな無茶プレイなので,慣れないうちはあまりオススメできないが,もしかしたらもっと美しいクリア方法があるかもしれない。
冒頭でも書いたように,本作はスーパーマリオへのオマージュとして制作された作品だが,共通部分はほぼ“横スクロール+踏みつけアクション”という部分のみで,おどろおどろしい世界観や独特の雰囲気のBGMなどは本作ならではの魅力だ。本作の公式サイトでは,特別にアレンジされた3ステージが遊べる体験版が用意されているほか,製品版は1470円(税込)にて発売中だ。今後は,さらに高難度の3ステージを配信予定とのことなので,こちらも楽しみにしておきたい。
■「Doll's Ingram(ドールズイングラム)」公式サイト
http://www.tim.hi-ho.ne.jp/arak/games/doll/index.htm■喫茶・珈琲館公式サイト
http://www.tim.hi-ho.ne.jp/arak/■クレインハウス公式サイト
http://cranehouse.dojin.com/![]() |
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