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Valve,「SteamOS」を北米時間2013年12月13日に公開と予告。一部βテスター向けとなる限定300台の「Steam Machine」プロトタイプも出荷へ
SteamOSは,個人ユーザーと,同社のOEMとなるPCメーカーが対象だ。入手および利用は予告されていたとおり無料。ただし,「恐れ知らずのLinuxハッカーでない限り,2014年後半(のSteam Machine出荷)まで待つことを勧める」ともSteamチームは述べているので,公開時点のバージョンを使いこなすには相応の知識と覚悟が必要になりそうだが。
一方,配送が始まるプロトタイプは,βテスターとしてSteamOSに登録していた人のなかから抽選で選ばれた人々へ送られることになる。当初Valveはβテスターを世界中から募っていただけに,対象が米国居住者に限定されたのは残念だが,「対象を米国居住者に限定しないと,全体のβテストスケジュールに影響が出てしまう」という判断によるものだそうなので,やむを得まい。
なおValveは,2014 International CESの期間中となる北米時間2014年1月6日に,SteamOSおよびSteam Machineに関して,さらなる情報を明らかにするとしている。「リビングルーム向けゲーム機」としての可能性は,ある程度がそこで見えてくるのではなかろうか。
Steam Communityでの当該ポスト(英語)
Steam Machine 公式Webページ(英語)
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