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「アルテイルネット リアルフェスタ」のレポート記事を掲載。今回は“水着のアンナローゼ”も登場
今回のリアフェスには100名を超える人が参加,先着者へのプレゼントとしてアルテイルオリジナルWebMoneyカードなどが用意されていたこともあってか,開場前から長い列となっていた。
いよいよイベントが開幕すると,アルテイルのGM陣に続き,デックスエンタテインメントの代表取締役社長を務める黒川文雄氏が登場。続いて,リアフェスではお馴染みとなった,「混沌の美女『アンナローゼ』」の衣装を身にまとった佐伯深雪さんがステージに上がった。
また今回のリアフェスには,GM立源寺氏の友人であるというものまねタレントのジョニーさんが,映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップが演じたジャック・スパローの扮装で登場。
ジョニーさんはバラエティ番組「モノマネバトル!」(日本テレビ系列)などに出演している,ものまねタレント。この日はジャック・スパローや,氣志團の綾小路翔の扮装でイベントの進行を務めつつ,その合間に持ちネタである「ちびまる子ちゃん」のキャラクター5人のものまねを披露するなどし,来場者を楽しませていた。
■ルールが変更され,これまでと違った角度から楽しめた
■アルテイルの対戦大会「TSUNAMI」
リアフェスの最初の催しとして,このTSUNAMIの準決勝戦が行われた。準決勝戦に出場したのは,事前にオンラインで実施されていた予選を勝ち抜いた,たかゆき選手,横山やすし選手,雛鳥りむ選手に,7月9日の時点でレーティングランキング1位を獲得した堕天使ルシファー選手を加えた4人。
ステージに招かれた4人の選手達が戦いにかける意気込みを述べた後,準決勝戦の組み合わせ抽選が行われ,たかゆき選手と横山やすし選手,雛鳥りむ選手と堕天使ルシファー選手の対戦が決定した。
今回のリアフェスでは,会場の前と後ろに各2台のPCとスクリーンを設置し,準決勝戦2試合の様子を“二元中継”したり,決勝戦の出場選手2人のゲーム画面をそれぞれのスクリーンに映し出したりするという試みが行われた。
また今回は,大会のルール自体も大きく変更された。準決勝戦に出場する選手は,一切カードを所持しない状態でスタート。それぞれに配布された6500グランを使い,15分の間にカードを購入し,デッキを構築するという方式が採用されたのだ。
この方式の場合,“引きの強さ”(購入したカードパックに有効なカードが含まれているかどうか)が試される一方で,入手したカードでどのようなデッキを構築し,それをいかに活用するかが勝負の鍵となる。前回までのリアフェスで行われてきた大会とはまた違った側面から,トップイクサーの戦いぶりを楽しめるという趣向だ。
準決勝戦では,横山やすし選手と雛鳥りむ選手が見事に勝利を収め,決勝戦に勝ち進んだ。
■イラストクイズや抽選会など,内容が盛りだくさん
続いて,アルテイルに登場するカードの拡大画像から,それがどのカードかを当てる「アルテイルネット イラストクイズ」が行われた。これは,前回のリアフェス(関連記事)から行われている催しだ。
見慣れているはずでも,ごく一部を切り出して拡大するとどのカードであるかを見抜くのは難しいようで,多くの参加者が苦戦していた。それでも,自らの記憶を総動員して,あるいは持参した公式ガイドブックなどの情報を駆使して言い当てる人がおり,会場を沸かせていた。
次に行われたのは,リアフェス恒例の抽選会。これは,入場時に受け取った「アルテイル シリアルナンバー付きリアルカードくじ」を用いた抽選会で,スクリーンに表示されたのと同じカードを受け取っていた人に,各GMが用意した品をプレゼントするというもの。
毎回,ユニークなプレゼントが贈られるこの抽選会だが,今回は,GMのラザード・バウセス氏が用意した,Xbox(360ではない)とゲームソフトのセットが人気を集めていた。
ここでイベントは休憩時間に。会場の片隅に置かれていたPCでは,アルテイル神経衰弱「ミラージュマスター」のタイムアタックが行われていた。また物販コーナーには,この時間を利用してさまざまなグッズを求めようとする人の列ができた。
また,アルテイルのトレーディングカードゲーム「アルテイル タクティクス・カード・バトル」の試遊も行えるようになっており,カードの販売を行っているイマ・エンターテイメントの担当者が常駐し,来場者に遊び方などを説明していた。
休憩の後,「ラヴァート・ヒーローズ」の大会「第1回英雄王決定戦」が行われた。この大会には,7月9日の時点でレーティングランキング1〜3位を獲得したプレイヤーと,会場での募集に応じた参加者の計4人が出場。接戦の末,見事に初代「英雄王」の座に座ったのは,がめ選手だ。
■ナンバーワンイクサーの座を懸けた真剣勝負
二人のPCの画面は会場の前後にあるスクリーンに映し出されており(選手達には互いの画面は見えない),どのカードを引くか,引いたカードからどのようなデッキを組むかに参加者の視線が注がれていた。
熱戦の結果,勝利を収めたのは横山やすし選手。大勢が決まりつつある中での逆転勝利に会場は沸きに沸いた。試合前には,深いスリットの入った赤いチャイナドレスという出で立ちで笑いを誘っていた横山選手だったが,優勝を決めた後に「会場の皆さんの応援のおかげです」とコメントしながら,胸を詰まらせていたようだった。横山選手が「俺はアルテイルが好きだ!!」と叫び,コメントを締めくくった姿は,来場者の胸に残ったことだろう。
デックスエンタテインメントには今回の大会で,限られた種類/数のカードからどのようにデッキを構築し,またそれをいかに活用して戦いを進めるか,トップイクサーの戦いぶりを見て参考にしてほしいという意図があったと思われる。
もちろん選手達の戦いには,アルテイルのプレイヤーにとって参考になることが多かったはずだ。だが何より,選手達が熱戦を繰り広げる様子を,ほかのアルテイルファンと共に観戦したり,選手に直接声援を送ったりできたことで,参加者の多くが一体感を覚えたのではないだろうか。
■佐伯さんが夏っぽさを感じさせる水色のビキニで登場
決勝戦の熱気も冷めやらぬうちに,Xbox 360用に2006年12月に発売され人気を博した,「デッド オア アライブ エクストリーム 2」(以下,DOAX)のプロモーションビデオが上映され,続いて水色のビキニに衣替えした佐伯さんが登場。妖艶さを放つアンナローゼとはまったく雰囲気の異なる,夏っぽさを感じさせる佐伯さんの姿は,DOAXの中から飛び出してきたかのようだった。
ちなみにこれは,DOAXとアルテイルネットとのコラボレーションキャンペーンの一環として行われたもので,佐伯さんによるDOAXのコスプレがお披露目されたことを皮切りに,デックスエンタテインメントの通販サイト「e-Dex」で,DOAX関連のグッズが発売されている(関連記事)。
次に,参加者全員に「100グランコイン」が配布され,このコインを用いた「100グランじゃんけん大会」がスタート。今回初お目見えとなるこの催しは,コインを懸けて隣の人とじゃんけんをし,勝った人が両者のコインを獲得できるというもの。佐伯さんの合図に従って次々とじゃんけんを繰り返し,最後まで勝ち残った人がすべてのグランコインに相当するグランを獲得できるのだ。
今回の参加者は100名以上いたため,最後まで勝ち残れば1万円以上に相当するグランを獲得できるとあって,会場は歓声(と悲鳴?)に包まれていた。
最後に,黒川社長が再びステージに登場し,「今後もプレイヤーの皆さんに喜んでいただけるよう,アルテイルの世界をますます広げていきたい」と述べ,イベントを締めくくった。
……と思いきや,黒川社長やアルテイルのGM陣にジョニーさん,佐伯さんが加わり,DJ OZMAの「純情〜スンジョン〜」をBGMに,歌と踊りのパフォーマンスを披露。イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
リアフェスの取材は3回めとなるが,そのたびに感じるのは,アルテイルというゲームのプレイヤーと運営スタッフとが,良好な関係を構築できているということだ。
また,大会のルール変更をはじめ,ジョニーさんの起用や佐伯さんの新衣装(?)といった部分で,デックスエンタテインメントのスタッフのサービス精神というか,来場者に楽しんでもらいたい,サプライズを提供したいという思いが感じられたイベントでもあった。
次のリアフェスについては未定とのことだが,今後もファンと運営スタッフが共に楽しみ,交流を深める場を提供していくことに期待したい。(山)
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