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「MHF」初のオフラインイベントはココ! 「VS.クエスト チャンピオントーナメント in Spring」東京大会が開催
このトーナメントは全国4都市で開催されたイベントで,事前に公式サイトから申し込んだプレイヤーが,4人一組でクエストのクリアタイムを競い,各会場のチャンピオンの座を争うという内容。3月28日に福岡,3月29日に大阪,4月4日に神奈川で開催された一連のイベントの締めを飾る大会だ。
本大会では,事前に申し込んだ17チームおよび当日個人で参加した12名の計80名20チームがエントリーした。観覧のみの参加者も多く,会場は大盛況となり,当日の天候とも相まってかなりの熱気に包まれた。
余談だが,この大会で使用されたクライアントは,8日に本サーバーに実装される予定のMHF シーズン5.0と同等のもの。初めて見る新メゼポルタ広場や新NPCに,参加者も観客も興味津々という様子だった。
プレイヤーならご存じのように,狩猟演習は装備固定(4種類から選択)かつプレイヤーのうち誰かが1回でも力尽きると失敗というルールだ。しかし,落ち着いてプレイすれば決して難しいクエストではない。
雪山でいかに早くドドブランゴを狩猟するかが問われるため,ほぼ全員が攻撃力の高いハンマー装備を選択し,シビレ罠と大タル爆弾を駆使して短時間のクリアを目指した。
しかし“1秒でも早く”という焦り,そして普段と違うギャラリーのいる環境のためか,失敗してしまうチームも多かった。ちなみに,演習クエストでは1回だけ復活可能な“お守り”を山菜爺からもらえるのだが,これを活用しているチームはほとんど見受けられなかった。
個人的に注目だったのが,“自由でのびのび”をモットーに,あえてボウガンと弓で挑んだ「医龍とカピバラ」チーム。最初に遭遇したエリアでダメージを与えきれず,移動するドドブランゴを追いかける羽目となり,制限時間の10分以内にクエストクリアできなかったのが残念なところ。
続いて,4Gamerのインタビューなどでおなじみの運営プロデューサー 杉浦一徳氏によってMHFの今後に関するプレゼンテーションが行われた。「MHFここだけの話」と題したシーズン5.0の非公開情報もいくつか紹介されたのだが,来場者限定のお楽しみとのことで,ここで掲載できるのは,残念ながら2009年内のアップデートロードマップのみ。そのほかの情報は,4月8日のシーズン5.0実装以降に順次公開される予定なので,今後の4Gamerの記事をチェックしてほしい。
・紅姫
・YF-19
・ハシビロコウ愛好会
・即決四人衆
中でも特筆すべきは,即決四人衆。このチームは当日会場で個人参加したプレイヤー4人で構成されており,当然ながら一緒にプレイするのも初めて。こうした,いわば即興のチームが本選に残るケースは,ほかの3会場ではなかったとのことだが,即決四人衆の場合はリーダーを中心として熱心に打ち合わせをしている姿が見られた。各自の実力ももちろんだが,杉浦氏がインタビューなどで言及する“密なコミュニケーション”が功を奏したといえるのではないだろうか。
なお防具は全員固定で,「高級耳栓」「風圧【大】無効」「自動マーキング」「回避性能+1」「状態異常攻撃強化」が発動したイーリスピアスSP+ノワールシリーズという構成。武器はシーズン4.0のリファインアップデート時点で生産可能な剛種武器すべて(強化済み)の中から一つを選択して使用できた。また,消費アイテムは購入可能なものなら,調合を含めてすべて持ち込み可能。また決勝トーナメントでは,マイハウスでの食事も許可された。
2戦目のYF-19対即決四人衆は,いずれも双剣×3/狩猟笛という構成を選択。両チームとも,メンバー間で声を掛け合うなど良好な連携を見せていたが,定番の攻撃特化構成対決を制したのはYF-19だった。
続いて行われた3位決定戦では,紅姫が先にエスピナスの角を折り,討伐達成にリーチをかける。それを追うように即決四人衆も角折りを達成したが,直後に惜しくも3回力尽きてしまい,紅姫の3位が決定した。
決勝戦は,3試合中2戦勝したチームが勝ちというルールで行われた。1試合目はハシビロコウ愛好会,YF-19とも前の試合と同じ構成で挑戦。やはり双剣×3/狩猟笛の構成が有利となり,先に勝利を掴んだのはYF-19。続く2試合目,ハシビロコウ愛好会はガンランス×2/双剣/ボウガンという構成に変更。案の定というかなんというか,時間あたりのダメージ量で勝るYF-19が2試合目も勝利を収め,優勝を決めた。
3位となった紅姫チーム |
準優勝のハシビロコウ愛好会チーム |
東京大会で優勝を飾ったYF-19チーム |
- 関連タイトル:
モンスターハンター フロンティアZ
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