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「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
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印刷2009/04/02 14:00

インタビュー

「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた

サーバーの増強を求められるほど
大幅にプレイヤーが増えたシーズン4.0


画像集#028のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
4Gamer:
 それでは,ここからはシーズン4.0以降の話をお聞きします。シーズン4.0以降,個人的にはプレイヤー数がかなり増えたと感じていたのですが,実際のところはどうだったんでしょうか。

杉浦氏:
 おかげさまで好調です。イベントに力を入れていたせいか,とくに自由区では皆さんがクイックジャンプを頻繁に利用されていました。それはもう,ネットワークの負荷が大変なことになりました。
 MHFはサーバーや回線の安定性を重視してきたのですが,それでもここ数か月のプレイヤー急増には対応しきれず,お客様には混雑によるご迷惑をおかけしたこともありました。なんとか2〜3日中に解決できたのですが,やむを得ずアクセスを制限させていただいたこともありました。

4Gamer:
 プレイヤー数の増加が顕著になったのはいつ頃でしょう?

杉浦氏:
 まず一つはハンゲームさんとの提携ですね。次にシーズン4.0の導入です。この二つが大きな要因で,単純計算で2か月の間に同時接続者数が30%以上,トラフィックでいうと50%以上増えました。システム責任者に「そんな予測は聞いていない!」と叱られる状況にまで陥ってしまったわけです。

4Gamer:
 好調であるがゆえの問題が発生してしまったと。

杉浦氏:
 言ってしまえば,普通にプレイヤー数が増えて,普通にイベントを実施しただけなのですが,システムに関わるスタッフも「何があった?」と驚くほどでした。追加倉庫の利用回数制限緩和の件もありますから,現在はサーバーの増強を図っているところです。

4Gamer:
 イベントといえば,2008年に比べてイベント系の期間限定クエストで生産できる武器/防具で,必要素材の要求数が跳ね上がりましたよね。その理由を教えてください。

画像集#040のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
杉浦氏:
 レシピ上の必要数では確かにそうなのですが,クエスト報酬としてはより出やすくすることで対応しています。クエストによって多少変わりますが,3回から10回程度クリアすれば必要数が揃うように計算して調整しています。

4Gamer:
 以前はイベントの多くが1〜2回で済んでいましたよね。

杉浦氏:
 イベントクエストといっても,その意義は一様ではありません。バレッタシリーズのような記念品は可能な限り簡単に手に入るように,クリスマスやバレンタイン/ホワイトデーの「猟友祭」といった,戦略的にMHFを盛り上げる期間限定イベントはもう少し手応えのある内容に,という使い分けをしています。

4Gamer:
 イベントが少し長持ちするようにしたということですね。まあ,猟友祭などは気軽に手伝いを頼めるような内容ではなかったので,プレイヤーとしては愚痴をこぼしたくなる気持ちも分かるんですが。

左がバレンタインデー,右がホワイトデーの時期の猟友祭の仕組み。武器を作るまでかなりの回数クエストをこなす必要があるので,“本命”以外の人を何人も手伝うのは正直な話ちょっと厳しいと感じた
画像集#029のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた 画像集#030のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた

剛種チケット制は継続
HR100古龍素材の報酬確定クエストが増えるかも?


4Gamer:
 それでは次に,プレイヤーの話題に上がりやすい剛種関連についてお聞きします。まず剛種クエストについて,現在の見解を聞かせてください。

画像集#041のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
杉浦氏:
 剛種クエストは,以前にもお話ししたように最高難度のものとして提供しています。
 これは単純にクエストクリアが難しいというだけではなく,難度が高いからこそ皆で研究して情報を交換し合う,不慣れな人が来たら必要な知識を伝える,お互いがクエストの中でどういう役割を果たすか打ち合わせたうえで挑戦するといったように,慎重に挑戦してほしいという意味も込めています。

4Gamer:
 普通のクエストと同じ感覚で挑戦すると,失敗することも多いですね。最適解といわれるパーティ構成で挑戦しても,打ち合わせなしでいきなりクエストに行くと,失敗することがありますし。

杉浦氏:
 そういったスタンスや価値観が相違したまま挑戦しようとすると,中には失敗したさいにトラブルに発展してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
 クエストの成否にかかわらず剛種チケットを消費するので,失敗時にプレイヤー間がギスギスした空気になる可能性があることは否めませんが,そうならないよう慎重に,より密にコミュニケーションを取ってほしいのです。
 事前に何も相談せずにクエストに出発するのではなく,あらかじめ「安定してクリアしたい」あるいは「失敗は気にせず遊びたい」と,その時々で個々のスタンスを明確にしてコミュニケーションを取ることで,きっと解決できる部分だと考えています。

画像集#032のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
鋼龍双/ラファール=ダオラ(双剣)
画像集#031のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
バール=ダオラ(ライトボウガン)
4Gamer:
 剛種武器は誰もが欲しがる最強クラスの武器ですが,逆に言えば,その武器種では剛種武器以外はいらない,といったイメージもあります。その点についてはどうお考えでしょうか。

杉浦氏:
 MHFというゲームが武具を生産する楽しみ方を提供している以上,そうした指摘があることは否定できません。しかし,仮に剛種武器が一切入手できなかったとしても,別の武器が同じような存在になっていたのではないでしょうか。
 MHFは多様なデザインの武器が膨大な量存在するのも魅力の一つです。そういう意味では,一つだけ生産すればおしまいというプレイスタイルはもったいないと思いますし,そうしたご意見について,実は今後の大型アップデートのタイミングで,別の形で面白いお返事ができるよう準備しているところです。

画像集#033のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
4Gamer:
 では次に,剛種チケットについてお聞きします。個人的には,剛種チケットクエストのおかげで,導入前より変種モンスターの汎用素材を集めやすくなったというメリットも感じています。ただ,私の周りのプレイヤーに限った話ですが,文字どおり二度手間の印象が強いせいかあまり評判がよくありませんし,私自身もそう思うところがあります。剛種チケットシステムについての現在の見解を聞かせてください。

杉浦氏:
 確かに,剛種チケットシステムについては,お客様からさまざまなご意見をいただいております。しかしながら,以前に公式サイトの要望対応状況で発表したとおり,剛種チケットシステムは今後も継続します。
 剛種クエストで生産できる剛種武器は,簡単に生産/強化できないようなもので,その代わり性能が優れたものとして提供しています。もし剛種チケット制をなくしても,結局はそれに近い機能を入れることでハードルを上げるしかないという事実は変わらないと思います。それくらいのハードルの高さを設けるべきものと現在は定義付けています。

4Gamer:
 剛種チケットシステムには,性能が突出して優れた剛種武器の生産難度を高めに維持する対策の意味もあるというわけですね。
 「古龍種の靭尾」の報酬確定クエストも配信され,難度の高い剛種クエストをこなす回数が少なくて済むという点で,個人的には一部の剛種武器において生産難度自体はやや下がったかなと感じます。エクストラコースに入っていない人にとっては,剛種チケット入手の手間が増えただけですが。
 シーズン4.0以降,HR100古龍素材が要求される剛種武器の種類も増えてきました。「古龍種の靭尾」以外のHR100古龍素材が確定報酬で手に入るクエストの配信予定はありますか?

杉浦氏:
 開発スタッフとも話し合っている部分なのですが,剛種は実装されてまだ数か月なので,今後登場する予定の剛種モンスターや剛種武器のこともありますし,特定素材が確定報酬のクエストを次々に出すわけにもいかないだろうという判断がありました。
 「剥ぎの奥義・古龍種の靱尾」をエクストラコースのみでの配信としたのも,そういった懸念から全体のクエスト受注人数を少し絞りたいという意図があってのことです。
 様子を見ながらではありますが,4月以降そういったクエストの配信を徐々に増やしていけたらという気持ちはあります。

4Gamer:
 素材関連で細かい話になりますが,剛種キリンだけ,手に入る汎用素材が特殊という印象を受けます。「古龍種の〜」と名前の付く素材のうち,キリンから入手できるのは「皮」と「毛」のみなので,全種類とまでは言わないまでも,原種のように「角」や「尾」が出てもいいのでは? と思ってしまいます。

杉浦氏:
 うーん,あまりお客様からは指摘されることのない部分なのですが,剛種の古龍種はもう少しで出揃いますから,その時点で全体のバランスを見て調整するのが一番いいのかもしれません。特に剛種キリンは最初に登場した剛種モンスターの一つですから,以前と今では多少状況が違うでしょう。

画像集#034のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
画像集#035のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
4Gamer:
 剛種チケットでもう一つ質問があります。オプションのプレミアムコースには,リオレイア狩猟のようにクエスト自体の難度が低めのものがあります。以前のインタビューでおっしゃっていた,「剛種クエストを受けるためのハードル」としての意味合いが薄れているような気がするんですが,導入の理由を教えてもらえますか?

杉浦氏:
 確かに矛盾しているという皆さんのご指摘は分かりますし,自覚しています。ただ,MHFにはゲームの内容を考えるチームだけでなく,ビジネス面について考えるチームもあります。プレミアムコースに関しては,ビジネス面を優先させていただきました。それが正直な説明です。

4Gamer:
 ハンターライフコースでもリオレイア狩猟でチケットが手に入るようなクエストが用意されることはあるのでしょうか?

画像集#042のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
杉浦氏:
 今お話ししたような例外を除いて,ハードルを高めにするという運営/開発上のポリシーは一貫しています。このためハンターライフコースでは,リオレイア狩猟クエストで剛種チケットを出す予定はありません。では,なぜプレミアムコースにはあるのかというご指摘に関しては,そのポリシーを曲げてでもビジネス面の意見を通したというわけです。

4Gamer:
 サービスである以上,お金をより多く払う人が優遇されるのは理解できます。剛種チケットを入手しやすくなっても剛種クエスト自体の難度が下がるわけではないですし,剛種武器を作るのに必要な素材/剛種チケット/ゼニーを集める時間を短縮できる範疇のものということですね。
 ところで,そのプレミアムコースを利用しているのはどういったプレイヤー層なんですか?

杉浦氏:
 やはり3日間で980円というのは,決して安い値段ではないですから,ある程度ゲームの内容を把握していて,そこに価値を見出せるという方が中心だと,最初から想定していました。最初に作成したキャラクターがハンターランク31になったら,すぐにプレミアムコースを使うような例は,現在のデータを見てもほとんどありません。
 利用されている層の中心は,やはり長時間のプレイが難しく,かつハンターランク100を越えている社会人の方ですね。所持金が足りないときのゼニー稼ぎや,セカンドキャラクターのハンターランク上げといった使われ方が多いです。あとは,一部の休止されていた方が,復帰したときに利用されることもあります。
 プレミアムコースのビジネスモデルは究極の時間短縮ですから,コンセプト通りの使われ方になっています。ご利用いただいた方からは,金額に見合った満足度を得られたというご意見はいただいても,不満はほとんどないのが特徴です。

4Gamer:
 利用頻度はどうでしょう?

杉浦氏:
 月に1回程度,金曜日から週末にかけて利用される方が多いです。プレミアムコースは72時間となっていますが,各種メンテナンスなど利用できない時間帯が発生することを想定して4時間分のマージンが追加付与されていて,実際は76時間利用できます。利用されている方の多くはそれを見越して,計画的に使っていただいているように見受けられます。

4Gamer:
 今後,プレミアムコースはどういった方向に展開するのでしょう?

杉浦氏:
 4月にクエストを追加しますが,当面はそれ以上の変更を加えない予定です。そもそものコンセプトが,長時間プレイできない方に向けた時間短縮ですから,それを達成できれば十分なんです。今だとリオレウスのプレミアムクエストが人気がありますから,それを参考に不人気のものを調整するといった感じです。
 おかげさまでプレミアムコースは好調です。ただ,プレミアムコースをはじめ,ビジネスモデルの件でいろいろご指摘を受けることが増えているのも事実です。今まで以上にサービスを向上させ,皆さんに還元すべく頑張ります。

システムの見直しで盛り上がってきた「狩人祭」
新たな試みとしてのネットカフェイベント


4Gamer:
 2009年に入って狩人祭がリファインされましたが,反響はどうでしょう?

杉浦氏:
 入魂祭期間中の同時接続者数は,アップデート初週のピーク数とほぼ同等になっていますし,3月最初の狩人祭がどのサーバーも僅差で終わるなど,かなり盛り上がりを見せています。

4Gamer:
 ここ数回の狩人祭は,シークレットクエストを見つけられるかどうかが勝負の分かれ目になっていますよね。どのサーバーもあまりに接戦なので,運営側でシークレットクエストの配信や魂の数を調整しているんじゃないかと勘ぐる人もいるようですが(笑)。

画像集#043のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
杉浦氏:
 コンプライアンス的な意味としても,開発/運営チームのポリシーとしても,そんなことは絶対にしないですよ。シークレットクエストの配信スケジュールは,入魂祭の開始前にすべて設定してあとは自動でやっています。仮に毎日調整したにしても,あそこまで点数を僅差に調整するのはさすがに無理だと思います(笑)。片方が有利になるような意図的な配信は行っていません。

4Gamer:
 狩人祭は,ようやくうまく回りだしたという感じですね。

杉浦氏:
 狩人祭に関しては,皆さんに楽しんでいただいているという印象です。以前は狩人祭自体に対する厳しいご意見がけっこうあったのですが,今は「シークレットの比重が高すぎないか」といった,主にバランス面に関するご意見にシフトしています。今の状態を保ちつつ,ご意見を参考に手を加えていきたいと考えています。

4Gamer:
 期間賞で八日目賞を追加したり,対象猟団を5位まで拡大したりしたことで,一方的な展開にはなりづらくなりましたね。狩人祭に強い猟団でも,1猟団で勝敗を左右できるほどではなくなったと思います。

杉浦氏:
 そうですね。期間賞を取るような実力を持つ猟団は,狩人祭を盛り上げてくださる重要な存在ですから,運営チームとしては積極的に参加している猟団の皆様には感謝すると同時に,少し不満があるのではないかなと申し訳なく思っている部分もあります。全体の盛り上がりを考えての処置ですので,ご理解くださると幸いです。
 また狩人祭関連では,今後も特殊リーチ武器や「エクエス」「ストレガ」シリーズのオリジナルデザイン武器など,さらにラインナップを充実させていきます。

4Gamer:
 MHFの今後のスケジュールを,可能な範囲で教えてもらえますか?

杉浦氏:

 直近では,ゴールデンウィークのイベントを予定していますし,「謎のクエスト」の内容もリファインしたいと考えています。シーズン5.0のすぐあとにはシーズン5.5,7月に2周年記念,そのあとも夏休みイベント,シーズン6.0と続いていきます。
 1周年記念のイベント数は二つでしたが,2周年記念では五つを計画しています。詳細はしかるべきタイミングであらためて公開しますが,記念武器/記念防具を用意して,ちょっとした仕掛けも入っています。また,1周年のとき行った360日課金感謝キャンペーンももう一度やりますし,その2周年版も予定しています。

4Gamer:
 スタッフもプレイヤーも休む暇があるのか心配になりそうなくらい目白押しですね。それでは最後に,MHFのシーズン5.0を楽しみにしている4Gamer読者に向けて,メッセージをお願いします。

「VS.クエスト チャンピオントーナメント in Spring 2009」は,3月28日〜4月5日にかけて東京/大阪/神奈川/福岡の公認ネットカフェでそれぞれ開催される
画像集#036のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
杉浦氏:
 このインタビューが掲載される頃にはもうイベントが始まっているかもしれませんが,MHF初のオフラインイベントとして,「VS.トーナメント」を福岡/大阪/横浜/東京の4都市で開催します。おかげさまで,開催を予定しているネットカフェ4会場は,事前申込ですべて満員御礼となりました。
 私も全会場を回ります。イベント会場でハンターの皆さんと直接コンタクトを取ったり,あるいはいつもご自宅でプレイしている方と交流を図ったりできる機会になればと楽しみにしています。
 今回は,MHFをバックアップしてくださりかつ十分な会場スペースを取れるという,ネットカフェの店舗条件からこの4都市ということになりましたが,全国のネットカフェ店舗様からも非常に多くのお問い合わせをいただきました。今後はもう少し小規模でのオフラインイベントを実現できないか考えているところです。

画像集#044のサムネイル/「MHF」シーズン5.0の展望とシーズン4.0の振り返りを運営プロデューサー杉浦一徳氏にじっくり聞いてきた
 シーズン5.0は,シーズン4.0からリファインアップデートを挟み,短いスパンでスタッフが頑張って実現しました。MHF最大規模のオリジナルコンテンツということで,皆さんの反響を楽しみにしています。一度MHFから離れた方であっても,ビジュアル的に大きく変わるので驚いていただけると思います。ハンターライフコースの期限が切れていてもゲームにログインできますので,ぜひまたログインしてみてください。
 また継続してプレイしている方にとっても,「パローネ=キャラバン」の登場はハンターとしてのライフスタイルにまで影響を与えるようなものになると考えています。それだけ大きなものをご用意しましたので,ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。

4Gamer:
 ありがとうございました。


 さまざまな新要素が登場するシーズン5.0だが,大きなインパクトとなるのはやはり“パローネ=キャラバン”の導入,そしてビジュアルの刷新だろう。
 これまでのMHF独自の要素といえば,マイトレ/剛種武器/SP武器/SP装飾品など,特殊リーチ武器を除きそのほとんどはハンターランク100以上にならないと体験できないものばかりだった。
 パローネ=キャラバンはハンターランク31以上向けということで,ゲームを始めてすぐにというわけにはいかないが,最初の月額課金(30日間)の期間内でMHF独自コンテンツを体験することは,腰を据えてプレイすれば十分可能だろう。その詳細は,シーズン5.0の実装される4月8日以降,プレイヤー自身の目で確かめてほしい。

 シーズン4.0については,剛種チケットを筆頭にプレイヤーの評価が分かれる点が多かったように思えたので,今回はいろいろと率直な質問をぶつけてみた。杉浦氏の話を聞いた限り,その多くは一部プレイヤーから不満が出るのは覚悟のうえで,ビジネス的な視点からあえて導入に踏み切った,という印象だ。
 過去,狩人祭や汎用素材がそうであったように,プレイヤーが不満に感じている点の見直しは常に図られているようなので,今後の展開に引き続き期待したい。

(2009年3月18日収録)
  • 関連タイトル:

    モンスターハンター フロンティアZ

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