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秋葉原で「Windows Vista  Ultimate α+ Maniaの祭典2」開催
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印刷2007/08/20 23:32

ニュース

秋葉原で「Windows Vista Ultimate α+ Maniaの祭典2」開催

 8月18日,東京秋葉原のカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店で「Windows Vista Ultimate α+ Maniaの祭典2」が開催された。これは2部構成となったイベントで,第1部では,Windows Vista Ultimate α+のパッケージを購入した人だけを招待し,Windows Vistaの最新情報やデモなどの実演が行われた。
 イベントでは,

  DirectX 10「キレイ+速い」

のキャッチフレーズで優位性をアピールしていた。
 とはいっても,現在のところ,DirectX 10タイトルの例自体がほとんどなく,さらに「キレイ+速い」が達成されているのは一例だけで,むしろ「同じくらい+遅い」が目立つのが困ったところである。
 DirectX 10を生かすにはWindows Vistaしかないわけだが,いまだお勧めしにくい状況が続いている。これにはForceWareの完成度とAMD(ATI)の製品投入の遅れが響いている。最近になってForceWareは顕著に改善されてきているものの,Windows Vista全般での対応状況は万全とはいえない。NVIDIAが長らくVistaドライバの開発に手を着けなかったことから,Windows Vistaの諸機能は,ほぼRadeon系のカードを中心に開発されてきている。その点ではAMDのほうがWindows Vista対応度は高いものの,Radeon HD 2Kシリーズのドライバには,まだまだ問題が残っているようである。
 「Vista買うのはまだ早い」の頃とは状況が変わってきているが,ゲーム用途で考えると無条件にWindows Vistaをお勧めできる状態にはまだ至っていない。それでも,Windowsの動向はWindows Vistaを中心に広がっていることは間違いない。以下では,イベントで紹介されたWindowsの最新動向を簡単にお伝えしてみたい。

 まず,Windows Vistaユーザーに必須の情報として,最近のパッチ2種が紹介された。マイクロソフトのナレッジベースでいうKB938979とKB938194だ。4Gamerでも主にゲームに関係するKB938194について紹介しているが,一般的なWindows Vistaの安定度を向上させるためにはKB938979も導入したほうがよい。ゲームの動作状況も改善されるので,Windows Vistaユーザーのマストインストールパッチといってよいだろう。

■Windows Vistaパッチ情報
http://support.microsoft.com/?kbid=938979
http://support.microsoft.com/?kbid=938194



Silverlightのデモ
■Flash対抗のWeb技術Silverlight
 
 続いて最近の技術動向を示すSilverlightが紹介された。
 Silver Lightは,マイクロソフトが開発している,Webコンテンツを動的にする技術の一つだ。分かりやすくいえば,「マイクロソフト製のFlashもどき」である。Webページ上で動画やインタラクティブなコンテンツを作成できる。
 Silverlightを使ったページを見るにはSliverlightのプラグインが必要となる。もちろん,Windows Vista固有のものではない。Windows XPでもページを開いたときの指示に従って導入すればよいだけ。だいたいの感触はFlashと同じだ。プラグインさえ入れてしまえば,FlashかSilverlightか意識することもないだろう。一般ユーザーにはあまり関係ない話ではあるが,このような動きが始まっていることは知っておいてもよいだろう。
 Silverlightの情報などは,
http://www.microsoft.com/japan/silverlight/
http://silverlight.net/
などで入手できる。

 Silverlightのコンテンツを作成するには,Expression Studioという製品を使用する。これはすでに発売されており(英語版),マイクロソフトのさまざまな製品,たとえばVisualStudioからのアップグレード版が用意されている。
 ここでいう「VisualStudio」には,無料で提供されている「VisualStudio Express」が含まれるというのがミソで,誰でもひと手間かければアップグレード版の価格で製品を購入できることになる。アップグレードしても元の製品のライセンスは失効しないということなので(そもそもこれでVisualStudioが使えなくなったらえらいことだが),Webで新しいことをやってみたいという人は,試用版をダウンロードしてみよう。700kbpsでストリーミングできるサーバースペースをマイクロソフトが4GB分無償提供するというサービスも行われているので,個人ブログなどで高画質ムービーを配信したいという人にもお勧めだ。

 Silverlightはなにが凄いか? 一つには開発環境である。
 Flashでは,動作の制御にActionScriptというJavaScriptの一種が使用されている。それに対しSilverlightでは,.net系のプログラミング言語やJavaScript,Pythonなどが使用できるなど,プログラマにアピールする要素を持っているようだ。ただ,デザインではExpressionを使用せねばならず,WebデザイナーのほとんどがDreamweaverを使用している現状では普及は難しそうにも思える。生産性で,プログラム的に優位性を持っているにせよ,デザイン的には不利であったとすると,この手のものではデザイン部分の便宜が重視されるのではないかと思われるからだ。
 
 また,インターネットではクロスプラットフォームが当たり前ということで,WindowsやIE以外の製品にも対応している。当然といえば当然なのだが,マイクロソフトがFirefoxやSafariで動くプラグインを作るというのは大変なことではあるのだ。対応状況は以下のようになっている。

・Windows
・MacOS(Tiger)
・Internet Explorer
・Safari
・Firefox
・Opera対応予定
・Windows Mobile対応予定


 とはいえFlashはLinuxやSolarisにも対応していたり,Macintoshでも古いOSにまで対応している。携帯電話をはじめ,どんな環境でも使用できるというのが最大のウリとなっているので,「MacやFirefoxでも動くんです」程度ではFlashの勢いを止めることは難しいかもしれない。
 例えばLinuxでの対応について聞いてみたところ,マイクロソフト自身では予定していないが,ノベルを中心としたグループが開発している.netアプリをLinuxで動作させるというMono Projectで対応できるのではないかということだった。その場合,なんらかのライセンスの問題はないのかと聞いてみると,法的には微妙な問題があるかもしれないが,マイクロソフトは情報提供という形でこのプロジェクトに協力しているという。

 ついでに気になったので,DirectX 10をWindows XPなどで動かすAlky Projectで同様にマイクロソフトが協力する可能性もあるのかと聞いてみたところ,Alky Project自体を把握していないようで逆に問い返されたが,結局よく分からないという感じだった。
 まったく余談だが,Alky for Games Free Editionは8月15日のリリース予定が遅れたままアナウンスのない状態になっている。しばらく要観察のようだ。



■Windows Vistaとゲームの状況

 Windows Vista登場時には動かないゲームもかなり多かったのだが,その後の対応でVista対応タイトルは増えつつある。買ってきたゲームがWindows Vistaで動かなかったという悲劇をなくすためには,Games for Windowsロゴを目安にするとよいだろう。Games for Windowsロゴは,クオリティや互換性をマイクロソフトがチェックしていることの証である。
 会場では,Games for Windowsロゴの付いたゲームとして発売されていたり,今後登場する作品を集めたトレーラーが上映された。日本では発売予定がない作品もあるようだが,登場したタイトルを列記しておこう。

・Flight Simulator X: Acceleration(Microsoft Game Studios)
・Microsoft Age of Empires III: The Asian Dynasties(Microsoft Game Studios)
・Thrillville: Off the Rails(Lucas Arts)
・Bee Movie Game(Activision)
・Hellgate: London(Electronic Arts)
・Stranglehold(Midway)
・Gaers of War(Microsoft Game Studios)
・BioShock(2K)
・Crysis(Electronic Arts)
・Universe at War: Earth Assault(Sega)
・BlackSite: Area 51(Midway)
・World in Conflict(Vivendi Universal Games)
・Age of Conan: Hyborian Adventures(Eidos)
・Lost Planet: Extreme Condition(Capcom)
・Kane & Lynch: Dead Men(Eidos Interactive)
・Company of Heloes:Opposing Fronts(THQ)
・Zoo Tycoon 2:Extinct Animals(Microsoft Game Studios)
・Juiced 2: Hot Import Nights(THQ)
・Viva Pinata(Microsoft Game Studios)
・Spider Man: Friend or Foe?(Activision)





 また,Windows Vistaユーザー限定で提供されているマイクロソフトのコンテンツも紹介された。

http://zone.msn.com/vistagames/

 無償提供されているものや体験版など,多くのゲームが公開されている。まあDirectX 10の機能など使ってないようなゲームばかりなのではあるが,Windows Vistaユーザーだけの特典なので十分活用してほしいところだ。



■XNAでのゲーム制作環境

 4Gamerでも何度かお伝えしているXNA Game Studioでのゲーム作成環境についての紹介もされた。わずか10分間でゲーム開発環境を語るという難題にマイクロソフトの函館徳留氏が挑戦し,どのようなゲームを作れるのか例を挙げて紹介していた。
 GDCのときに少し紹介したドライブゲームは無事完成して,XNAのサイトでソースプログラムごと公開されているようだ。ほかにも,休憩時間を利用してプログラミングコンテストの作品などが紹介されていた。



■ロスト プラネット最新パッチデモ

 続いて,カプコンの「ロスト プラネット」開発スタッフによって,DirectX 10パッチのデモが行われた。このパッチは,DirectX 10の機能を有効に活用した世界で初めてのものといってよく,これによってロスト プラネットはWindows Vista&DirectX 10対応グラフィックスカードユーザーの必携ゲームになったといっていいだろう。

 パッチについての詳細な内容は既報のとおりだが,ゲームの途中でDirectX 9とDirectX 10の処理内容に切り換えて比較したり,ファーシェーディングで毛をふさふさに変更してゲームを継続したりといったパフォーマンスで会場を沸かせていた。デモ用のディスプレイが会場の奥では見づらかったのが残念だ。
 このパッチ自体は8月17日に公開されているのだが,DirectX 10対応のグラフィックスカードがないと確認できないものが多く,驚きの目で見ている人も多かった。「ロスト プラネットってこんなに凄かったんですか!」という声も聞かれていた。
 なお,当日のデモ機は,QuadコアCPUとGeForce 8800 UltraのSLI構成という最強仕様だったのだが,オプション設定で最高のクオリティに設定するとこれでもまだ力不足になるそうだ。
 カプコンでは,今後のPCタイトルでも同じエンジンを使っていくので,同程度以上のクオリティは約束できるとしている。



■日本初公開のWindows Home Serverとは

 最後はライターの笠原一輝氏によりWindows Home Serverが紹介された。サーバー製品はゲーマーにあまり縁がないとは思うが,ついでに紹介しておこう。当日は,日本で初公開となるHome Serverの実演も行われた。

 Windows Home Serverは,すでに発売されているWindows Server 2003を個人用途で使いやすいように整理し,管理機能などを使いやすくしたものと考えてよいだろう。ドライバなどは共通である。家庭用サーバーPCなどとして提供され,家庭内で本格的なネットワークサービスを簡単に実現できる。
 
 まず解説されたのは,複数のドライブをつなげて1台のドライブとして使える機能−−要するにHDDのスパニングセットだ。スパニング自体はWindows NTの頃からサポートされている機能にすぎないのだが,話を聞く限りでは,新しいドライブを買ってくれば,かなり簡単にドライブ容量を追加できるものになっているようだ。
 目玉機能は,普段使っているPCのディスク内容をサーバーにバックアップする機能である。もちろんすでに同様なバックアップツールは(Windows標準のものも含め)いろいろあるのだが,調べてみるとこれがなかなか賢くてよさそうだ。複数台のPCを接続しても,同じファイルが入っていた場合はファイルのバックアップは1個しか作らず,重複保存を防ぐようになっているという。例えばすべてのPCにOffice 2005が入っていたとしても,バックアップに必要な容量はほぼ1台分だけで済み,バックアップ時間も短縮が期待できる。バックアップしたデータからブート可能なリカバリCDを作ることもできるので,万一のHDDのクラッシュにも対応可能(もちろん,サーバー自体のHDDを多重化しておく必要はあるだろうが)。

 また,サーバー自体をリモートアクセスで管理できるほか,そのサーバーにぶら下がっているクライアントPCのそれぞれにリモートアクセスできるという。個別設定すればリモートアクセスできる仕組みは昔から用意されているのだが,それがサーバーの機能としてまとめられている。
 Windows Home ServerにはクライアントPCとしてWindows XPのものもつながるということで,家庭用というより,スモールオフィスで1台転がしておけば非常に便利なのではないかと思われる製品だ。もちろん,お父さんが家庭内のPCを管理するにも便利そうだ。
 
 最初にも書いたように,ゲーマー的にはWindows Vistaへの完全移行はまだお勧めしにくい。しかし,デュアルブートなどでのWindows XPとの併用はアリなのではないかと思われる。ちゃんとしたDirectX 10対応ゲームが登場し始めているので,そろそろWindows Vistaに関する情報収集をしておくことをお勧めしたい。(aueki)

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