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印刷2006/07/13 21:04

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MMOアクションRPG「アニス&フリッキー」,プレオープンテストは9月9日スタート

 GMO Gamesとネットクルーは本日(7月13日),MMOアクションRPG「アニス&フリッキー」(原題 ernis & fricky AD.2030。以下,アニフリ)のプレスカンファレンスを実施。プレオープンβテストに相当する「X-TEST」9月9日(土)に開始することを明らかにした。
 アニフリは,韓国のActoz Softが開発したタイトルとして,4Gamerの「韓国ゲーム事情」で何度か紹介してきたが,このたびついに本邦初公開となった。



ネットクルーおよびGMO Games 代表取締役社長 村岡総仁氏
 プレスカンファレンスの冒頭,挨拶に立ったネットクルーとGMO Games両社の代表取締役社長を務める村岡総仁氏は,2004年にサービスを開始した「コルムオンライン」で,MMORPGとして日本では2番目にアイテム課金を採用,日本で初めてWebでのアイテム販売を行ってきたという実績を紹介しながら,オンラインゲーム運営のノウハウを積み上げてきたことを強調。今後,さらに競争が激化するであろう日本のオンラインゲーム市場において,新たなジャンルを,アニフリで切り開いていきたいと語った。
 続いてActoz Softのチェ・ウン社長が登壇。日本のオンラインゲーム市場は年々成長を続けているが,今後さらにアーケードゲームやコンシューマゲームを楽しんできた層を,アニフリで取り込んでいきたいとコメントした。

左:Actoz Soft チェ・ウン社長
右:Actoz Soft,Studio Stone マネージャー イ・セミン氏


■SF設定でアクション要素が強いMMORPG

 ゲームの概要については,アニフリの開発を担当したActoz SoftのStudio Stoneのマネージャーであるイ・セミン氏がプレゼンテーションを行った。

 本作は,西暦2030年に「キューブスペース」という仮想空間で繰り広げられる冒険を描いた,SF設定のMMOアクションRPG。“キューブ”スペースの名のとおり,立方体の各面の上に,古代神殿や未来らしいサイバーな立体マップが貼り付いた形になっている。これが,本作最大の特徴といえるポイントだ。
 このフィールド上を駆け回ったり跳びはねたり……というアクションゲームの要素を楽しめるMMORPGということで,ゲームジャンルは「X-RPG」(Extreme-RPG)と名付けられている。



 主人公は,16歳の少年「アニス」と15歳の少女「フリッキー」。MMORPGということもあり,実際には彼らの容姿をベースに,髪型や顔のパーツなどを変更することで,プレイヤーキャラクターを作成することになる。だが,性格設定や冒険への動機などは,どことなくコンシューマゲーム用のシングルRPGを思わせる作り込み方になっているようだ。
 初期職業は,近接戦闘を得意とする「ファイター」のみ。ランク3に成長すると,トラップを設置できる「トラッパー」,演奏しながらパーティを助ける「バード」,踊りながら遠距離攻撃をする「ダンサー」,攻撃力や防御力を高めるスキルを使える「フォーサー」というサブ職業に就くことができる。



 戦闘は,敵をターゲットしてから右クリックすれば,自動で叩き続け,必要に応じてスキルも使えるという,従来のMMORPGに慣れた人ならばすぐに遊べるシステムになっている。
 だが本作では前述のとおり,「狩り」だけではなく,飛び跳ねながらフィールド上を駆け回るアクション要素が加味されている。そのため,宙に浮いた飛び石をうまく渡っていったり(落下したらダメージを受ける),迷路のような場所を駆け抜けていったりしつつ,戦闘をこなすというゲームデザインを採用することで,フィールド移動時の緊張感や爽快感を演出しているようだ。
 こういったアクション要素を重視し,一定のコースでタイムアタックに挑戦できる「トンキーレース」や,ほかのプレイヤーとの競走が楽しめる「レース」,凶悪な配置のオブジェクトをうまく跳び渡りながらゴールを目指す高難度クエスト「死の道」といった,ほかのMMORPGではなかなか見られない,オリジナリティ溢れるコンテンツも用意されている。



■クローズドβは行わず,プレオープンβからスタート

 さて,日本国内におけるサービス展開予定だが,冒頭に述べたとおり,誰もが参加できるX-TESTが9月9日にスタート(クローズドβテストは行われない)。9月11日(月)までは“X-TEST フェーズ1 基本テスト”として,戦闘,コミュニケーション,GPS,倉庫機能,フリーマーケットシステム,古代神殿&未来の二つのテーマ,一次転職クエスト,二つのシナリオを体験できる。基本的な狩りを通じて,キャラクターを育てながら,ゲームのルールに慣れるための期間ということのようだ。
 続いて,9月15日(金)〜17日(日)に“X-TEST フェーズ2 世界観テスト”を実施。ここでは,ゾーンとスキル,アイテムが追加されるほか,高難度クエスト「死の道」も登場。フェーズ1で育成したキャラクターで,アニフリの世界をより深く体感できる。
 そして9月22日(金)〜27日(水)には,“X-TEST フェーズ3 コミュニティテスト”として,メッセンジャー機能,クラブ(ギルド)システム,パーティスキル,ボスモンスター,新しい顔パターンとコスチュームデータ,さらに日本版向けの独自機能などが実装される。ここでは,パーティプレイやコミュニティを楽しめるようになるわけだ。



 その後,9月29日(金)〜11月8日(水)にはオープンβテストを実施。X-TEST フェーズ3の内容に加え,アイテム,スキル,ゾーン,モンスター,死の道に新たなものが追加されるほか,アイテム充電システム,ランキングシステム,インスタンスダンジョン,そして日本版独自仕様のアイテム強化システムも実装される。
 正式サービスは,11月中旬の予定。ここでは,一部アイテムの販売がスタートするほか,アニスとフリッキーに次ぐ第三のキャラクター,PvP(個人およびパーティ間)システム,PvP専用キューブ,新ゾーン,新モンスター,新アイテムが追加される。また,日本版独自の武器や防具も実装されるという。

 さらに年内(12月下旬)には,二次転職機能,競争システムの自動運用化,新しいテーマやスキル,アイテムの追加,日本版独自要素であるDualシステムと関連アイテム,さらにプレミアムサービスの実施といった内容を含む,第二次アップデートが予定されている。



 RPGよりアクションゲームが好きだという人も,MMORPGに慣れ親しんだ人も楽しめそうな本作。X-TESTがスタートする9月まで,ちょっと時間が空いてしまうが,それまで期待して待とう。(Text by TeT / Photo by 市原達也)

  • 関連タイトル:

    アニス&フリッキー

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