イベント
「AION」次期大型アップデート「Episode 4.0 Advance(仮)」の計画も明らかに。7月7日に行われた「トイボックスツアー2013」2日目の模様をレポート
会場では,6日に「リネージュ」「リネージュ2」,7日に「The Tower of AION」のイベントが行われ,ニコニコ生放送を通じてのライブ配信も含め,大きく盛り上がった。6日の模様は別記事で紹介しているので,本稿では7日に行われたAIONのイベントについてお伝えしていこう。
「The Tower of AION」公式サイト
次期大型アップデート「Episode 4.0 Advance(仮)」
実装時期は「できるだけ早く」
トイボックスツアー2013は,同社の運営チームがネットカフェなどに出向き,ファンと近い距離でアトラクションなどを共に楽しむイベントである。同社は地方都市でのオフラインイベントの開催にも注力しており,今後は8月下旬に関西地方での開催が予定されている。
7月7日のイベントでは,AIONファンが最も注目している今後のアップデート情報について,FSドガノフことディレクターの栗原裕太氏が説明してくれた。イベント後に栗原氏から直接聞聞いた話も含め,情報を整理してお伝えしていこう。
栗原氏によると現在,AIONの次期大型アップデートとなる「Episode 4.0 Advance(仮)」が,“できるだけ早い時期”の実装を目標に開発中とのことである。主にハイレベル向けのインスタンスエリアに注力した内容で,イベント会場ではそれらの中から「激戦地カマル」と「サウロの軍需基地」が紹介された。
【激戦地カマル】
激戦地カマルでは,天族と魔族がそれぞれ12名のフォースを編成して同時に入場し,敵対種族とのPvPをはじめ,さまざまな方法でポイントを獲得していき,制限時間内に獲得したポイント量によって勝敗を決める。
インスタンスエリアはカマルの周辺地域を丸ごと含んでおり,かなり広い。エリア内には,食事効果などのバフが得られる“ガパンデ”“補給品”や,敵を瞬殺できる砲台/戦車などが設置されている。しかし龍族のモンスターも多数待ち受けているので,PvPとPvEのバランスを的確に見極めないと,勝利をもぎ取ることは難しいだろう。AIONの人気コンテンツ“ドレドギオン”のスケールアップ版として期待できそうだ。
【サウロの軍需基地】
こちらは,どちらかというと比較的オーソドックスなPvE型ダンジョンで,従来のルナディウムやカタラマイズほど攻略難度は高くないそうだ。たとえばレントゥス基地やティアマト城塞を卒業し,カタラムで“血戦装備シリーズ”を揃えたくらいの実力のプレイヤーにとって,チャレンジしがいのあるダンジョンとなりそうである。
Episode 4.0 Advance(仮)では,「激戦地カマル」「サウロの軍需基地」を含む,計5つのインスタンスエリアが導入される。韓国版AIONでいうところの,Episode 4.0の“3次アップデート”のコンテンツが一通り実装される予定で,現在テストサーバーにて検証作業が行われているそうだ。
具体的には,要塞戦で勝利した種族は「PvE時における攻撃力が+2%」,敗退した種族は「PvP時における攻撃力が+7%,防御力が+7%」の効果が得られる。バフの効果時間は4時間となっており(ログオフ中の時間もカウントされる),要塞戦が立て続けに行われて連勝(もしくは連敗)した際は,同じバフ効果が複数重なるという。
なお要塞戦に関しては,上記のバランス調整に伴い開催スケジュールの変更も検討されているようだ。たとえば3か所のバフが重なり,「PvP時に攻撃力&防御力が21%」といった状況が作り出せれば,プレイヤーのモチベーション向上につながるのでは……と栗原氏は語っていた。バフの数値はまだ確定していないとのことだが,確かにそれほどの効果が付与されるとなると,戦いの流れも十分変えられるだろう。
来場客が運営スタッフと一緒にアトラクションを楽しむ
最初に行われた「The Tower of Battle アルティメットカマル」は,激戦地カマルをモチーフにしたオリジナルエリアを舞台に,天族と魔族が10対10でPvPを繰り広げるというアトラクション。会場内で即席パーティを編成した参加者達は,最初こそチームメンバーとの連携に苦労していたようだが,すぐにサイン&アシストを駆使した集中攻撃が行われるようになり,お互いが敵対プレイヤーを倒しまくる激しい戦いが展開された。
両アトラクションの結果は,共に魔族が勝利。この結果を受けて,ゲーム内ではプレイヤー全員に対しプレゼントが配布されている。受け取り期限は7月14日までとなっているので,AIONプレイヤーは忘れずに確認しておこう。
7月7日に行われたトイボックスツアー2013のレポートは以上だ。次回のトイボックスツアーは,8月下旬に関西地方で行われる予定となっているので,関西方面のAIONプレイヤーは,今後の情報公開を楽しみにしていてほしい。
「The Tower of AION」公式サイト
- 関連タイトル:
The Tower of AION
- この記事のURL:
The Tower of AION(TM) is a trademark of NCSOFT Corporation.
Copyright (C) 2009 NCSOFT Corporation.
NC Japan K.K. was granted by NCSOFT Corporation the right to publish, distribute and transmit The Tower of AION(TM) in Japan. All rights reserved.